虎の鳴き声は牢獄内で反響する
2015.04.04.Sat.21:00
「は…あぁ。ん、ひ…うあ、あっ……!」
虎獣人の男が発する鳴き声が、虎を閉じ込めている石造りの牢獄内に反響する。
自身が惨めな声を出している事実を虎は嫌という程に理解している。だが、虎は溢れ出る惨めな声を手で口を塞いで抑える事も、口をしっかりと閉じて抑える事も出来ない状態へと精神的にも肉体的にも追いやられていた。
「あ、んあぁ。も、いや、ら…!」
筋肉に覆われた立派な肉体とは真逆の弱音を吐き、虎は潤んだ瞳から涙を流しながら衣服を取り上げられた裸体を苦しげにもがかせた。そんな事をしたところで、自身に与えられた拘束が、魔力を使った特殊な枷が外れなどしないという事はすでに分かり切っているというのに。
裸体の虎に与えられた魔力の枷。それは、黒い文字で。その文字を刻まれた虎の手足と尻尾はもはや、虎がどんなに力を込めても自由には動かせないよう操られてしまっていて、虎は鍛え上げられた裸体を後ろにでんぐり返しをする途中のような姿勢で腰を牢獄の壁に預けたまま、手首と足首を床に寝かせた顔の真横に、尻尾はピンと伸ばした状態で腰を預けた壁へと縫い付けられていた。
「あ、あっ! んぅ、あぁぁ!」
落書きにしか見えないような小さな文字に動きを封じられた虎は、しっとりと汗に縞模様の毛皮を濡らした裸体を小刻みに震わせて身悶え、天井に向けた尻穴をヒクつかせている。手足や尻尾とは違う黒の文字を刻まれ、魔力によって絶えず快楽を注ぎ込まれている尻穴を。
「んも、もぉ! ゆりゅじで、くだひゃい…ケツの、あにゃ…きもひよしゅぎて…おかじ、ぐ! なるぅぅぅっ!」
入口のみならず、腸内にまで抗いがたい快楽を注ぐ尻穴の文字に責め立てられ、虎は拘束された裸体を痙攣させながら勃起したまま萎える事も出来ないペニスを振り、懇願の言葉と唾液を零している口へと透明な淫液を飛ばしている。
痛々しいまでの痴態を晒し、哀れな虎は甘い絶叫を牢獄の外の廊下に届く程に響かせる。だが、その絶叫を聞いても虎を助けようとする者はいない。虎に甘い責めを与えている者は自分が仕える絶対の存在であり、助けようとしたところで虎の自由を奪う魔力を解く事すら叶わずに自分も同じ責めを受ける羽目になる事は明らかだからだ。
「お、願い、しましゅぅぅっ! 魔王、ざま! お許し、をぉっ…!!」
牢に放り込まれ、失態を快楽の罰で償わされる虎獣人が魔王から許しを与えられたのは、身も心も快楽で蕩け堕ち、魔王の肉棒を悦ぶペットとして生きる以外の道を選べなくなる程の淫らな雌虎に成り果てた時だった。
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自身が惨めな声を出している事実を虎は嫌という程に理解している。だが、虎は溢れ出る惨めな声を手で口を塞いで抑える事も、口をしっかりと閉じて抑える事も出来ない状態へと精神的にも肉体的にも追いやられていた。
「あ、んあぁ。も、いや、ら…!」
筋肉に覆われた立派な肉体とは真逆の弱音を吐き、虎は潤んだ瞳から涙を流しながら衣服を取り上げられた裸体を苦しげにもがかせた。そんな事をしたところで、自身に与えられた拘束が、魔力を使った特殊な枷が外れなどしないという事はすでに分かり切っているというのに。
裸体の虎に与えられた魔力の枷。それは、黒い文字で。その文字を刻まれた虎の手足と尻尾はもはや、虎がどんなに力を込めても自由には動かせないよう操られてしまっていて、虎は鍛え上げられた裸体を後ろにでんぐり返しをする途中のような姿勢で腰を牢獄の壁に預けたまま、手首と足首を床に寝かせた顔の真横に、尻尾はピンと伸ばした状態で腰を預けた壁へと縫い付けられていた。
「あ、あっ! んぅ、あぁぁ!」
落書きにしか見えないような小さな文字に動きを封じられた虎は、しっとりと汗に縞模様の毛皮を濡らした裸体を小刻みに震わせて身悶え、天井に向けた尻穴をヒクつかせている。手足や尻尾とは違う黒の文字を刻まれ、魔力によって絶えず快楽を注ぎ込まれている尻穴を。
「んも、もぉ! ゆりゅじで、くだひゃい…ケツの、あにゃ…きもひよしゅぎて…おかじ、ぐ! なるぅぅぅっ!」
入口のみならず、腸内にまで抗いがたい快楽を注ぐ尻穴の文字に責め立てられ、虎は拘束された裸体を痙攣させながら勃起したまま萎える事も出来ないペニスを振り、懇願の言葉と唾液を零している口へと透明な淫液を飛ばしている。
痛々しいまでの痴態を晒し、哀れな虎は甘い絶叫を牢獄の外の廊下に届く程に響かせる。だが、その絶叫を聞いても虎を助けようとする者はいない。虎に甘い責めを与えている者は自分が仕える絶対の存在であり、助けようとしたところで虎の自由を奪う魔力を解く事すら叶わずに自分も同じ責めを受ける羽目になる事は明らかだからだ。
「お、願い、しましゅぅぅっ! 魔王、ざま! お許し、をぉっ…!!」
牢に放り込まれ、失態を快楽の罰で償わされる虎獣人が魔王から許しを与えられたのは、身も心も快楽で蕩け堕ち、魔王の肉棒を悦ぶペットとして生きる以外の道を選べなくなる程の淫らな雌虎に成り果てた時だった。
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いつか、私も虎獣人書きたいです。
(うまくいったらいいけど・・・)