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檻の中で青年は淫液塗れにされる

2015.03.22.Sun.21:00
周りには島の影も見えない海のど真ん中を、一隻のクルーザーが進んでいる。とても個人所有の物とは思えない、豪華客船と呼んでも違和感の無い巨大なクルーザーが航行する姿は優雅で、美しくて。クルーザー内のホールで行われている淫らな宴など、想像も付かないくらいだ。
鮮やかなワイン色をした絨毯が敷かれ、天井をシャンデリアが彩っているホールの中央には、上等なスーツを身にまとった乗客の男達が集まっている。そして、その乗客の輪の中には一人の青年がいた。
それは、手を指を組んだ状態から動かせないように黒いガムテープでぐるぐる巻きにされ、足は足首から先を手と同じ黒のガムテープで厳重に括られ、その上、言葉での抵抗を封じる為にと口にガムテープを貼り付けられた姿で金属製の檻に放り込まれた青年で。手足の自由と言葉の自由を取り上げられ、衣類を没収された裸体を檻の床に転がされているその様は青年が誇り高い勇敢なヒーローであるという事実を霞ませていて、青年ヒーローに苦汁を舐めさせられたスーツの男達に優越感と興奮を覚えさせるには十分過ぎる光景だった。

「んぅー…ふ、むぐぅ…!」

塞がれた口から唸り声を上げ、青年ヒーローは手足を縛るガムテープを剥がそうとしてもがき、檻の中で裸体を暴れさせる。
もちろん、剥がれたところで檻に入れられている以上、また自分への敵意を持っている男達に取り囲まれている以上、加えてここが海のど真ん中を行くクルーザーである以上、逃げられなどしないだろう。
しかし、それを知ってはいても暴れずにはいられない程拘束された裸体を好奇の目で観察されている状況は屈辱と恥辱を与えてくる物で、青年ヒーローは少しでもその辱めから意識を逸らす目的で必死に暴れ、檻の中でのた打ち回っていた。
そんな状態がどれくらい続いた頃だろうか。青年ヒーローが裸体をくねらせ、丸出しの恥部を隠しもせずに悶えているその様に興奮を抑えきれなくなった一人の男が突然ズボンのジッパーを下ろして硬く勃起したペニスを取り出し、その先端を檻の中にいる青年ヒーローに向けて自らの右手で扱き始めた。

「ん!? ふぅぅ!?」

男である自分を見て行われ出した自慰行為に驚き、扱かれるペニスを見て眼を見開く青年ヒーローのうろたえる様は男達の興奮と欲情を更に煽る。そして、男達は最初の一人に続いて一人、また一人とふくらんだペニスを取り出し、最終的には全員が逃げ場の無い檻の中の青年ヒーローを眺めながらの自慰に耽り始めた。
全方位から聞こえてくるにちゅにちゅという粘ついた水音から耳を塞ぎたくても縛られた手では出来ず、自分を肴にしての自慰をやめさせたくても檻の柵越しではどうしようも無く、青年ヒーローはただ怯えに身を震わせながら男達のペニスから噴き出した白の淫液が自身の裸体を汚し、すえた雄の香りで鼻腔を犯す時を待つしか無い。

「む、ぐっ。ぶ、うぅぅ!」

顔を激しく横に振って発せられる懇願の意思のこもった唸り声は、男達の自慰を加速させる材料にしかならず、青年ヒーローは抗う事も叶わずに全身を淫液塗れにされながら、身も心も跡形も無くとろとろに蕩け堕とされてしまうのだった。




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