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海賊達は捕らえた男を甲板でいたぶる

2015.03.05.Thu.21:00
暖かな太陽の光が降り注ぐ海上を進む、一隻の船。穏やかな気候と涼やかな海風の中、物々しい髑髏の帆をふくらませて航行する海賊船の甲板で、その男は裸体を海賊の男達に好き勝手に弄くり回されていた。

「んむうぅっ…! うぅ、むぐぅ!」

口に押し込まれた唾液塗れの布を噛み締め、男はくぐもった甘い喘ぎ声を発しながら身をよじらせる。それは、裸体を無遠慮に這い回ってくる海賊達の手から逃れようとして行われる抵抗だ。
しかし、必死の抵抗は目に見えた効果を見せない。せいぜいあったのは、帆を張るヤードからぶら下げられた縄に手首をきつく縛られ、つま先立ちの状態を強要されている男の裸体が力無く惨めにくねる効果と、男が惨めに裸体をくねらせる様を見た海賊達が意地悪く笑い、嘲る言葉を放ちながら手の動きを早める効果くらいだ。
もちろん、そのどちらも男が恥辱の責めから脱出する事には繋がらず、逃れられない男の裸体は陽光の下で海賊達の手で思い思いにいたぶられ、望まぬ快楽で苦悶させられてしまう。

「へへっ…チンコカチカチにして情けない姿だなぁ」
「政府の犬さんよ、全身を憎い海賊に弄られて、気持ち良くなってんだろ?」
「ふぅっ! む、おぉぉんっ…!」

侮蔑の言葉がぶつけられている事に気付きながらも、捕らわれの身となった政府の男は塞がれた口では反論する事も出来ず、また、何人もの手であるとあらゆる弱点に堪えようも無い悦楽を叩き込まれている状態では、海賊達を強く睨み付けて怒りや抗議を示す事も叶わない。
左右の乳首は無骨な指に挟まれ引っ張られたかと思うと、今度はきゅうと押し潰され。押し潰されたかと思ったら今度は指先で優しく上下にピン、ピンと弾かれる。
勃起したまま萎える事も許されないペニスは、過敏な亀頭を数人の指で休み無く擦られ、イってもイってもまたイかされる絶頂地獄を施されたかと思ったら、今度は袋や竿を緩く刺激されイけそうでイけない焦らし責めを施される。
捕らわれの身となってから毎日開発され、すっかり性感帯へと変えられたアナルは、特に過敏な前立腺のみを指で抉られたかと思ったら、今度は入口のみを擦られ、中を埋め尽くされる悦びを教え込まれたアナルにもどかしさを与えられる。

それらの責めと同時に海賊達は男の脇や腹部、太股や膝裏を指先で緩くくすぐってくるのだから、男にまともな理性を保つ余裕などある訳が無い。今どうにか正気を保っていられるのも、縛られた手首に食い込む縄の痛みがあるからだ。

「うぅぅーっ…! んっ、もっ、んむぉぉ!」

ただただ気が狂いそうな悦楽の波に苦しめられ、逃げ場も救いも無い敵の船の上で立ったまま座る事も出来ないよう拘束された裸体を痙攣させる男の悲鳴は、海賊達の興奮を更に高め、無慈悲な快楽責めの原動力となる。
汗と淫液に濡れた裸体を海風と海賊の手に撫でられ、少しずつ少しずつ快楽無しではいられない淫猥な肉体へと作り変えられていく男の鳴き声は、広い海の上では誰にも届かず、波の音に虚しく掻き消されていくのだった。




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