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逆襲の仕打ちは水中で行われる

2015.02.28.Sat.21:00
「どう、元王子様? 奴隷として扱ってた僕達に見下ろされてる気分は」
「ちなみに、僕達は愉しいよ。立場が逆転して、惨めな姿のアンタを思う存分眺められるから」

自分達を使役し、良いように扱っていた元王子の青年の裸体を取り囲み、かつて性奴隷であった少年達は黒い笑顔を浮かべながら口々に言う。だが、その言葉は向けられている先にいる元王子の耳には一つとして届いていない。決して大きいとは言えない少年達の嘲笑の言葉は、元王子が入れられた水槽に張られた水に遮られてしまっているからだ。

「あぉぉ…う、ぅぅ…っ!」

口内で吐き出せないように空気でふくらまされた酸素チューブ付きの口枷を噛み締め、誇り高い王子であった青年は全身を浸している水槽の水の中から、自分を見つめている少年達を懇願の混じった瞳で見ている。
水の中から出たいと思っても、手首を背中で縄を使って縛り上げられ、足首と太股を短く縄で括られた姿では膝くらいの高さしか無い水槽の縁に触れる事さえ出来ず、弱い立場に落とされた青年は水の中で自由を奪われた裸体をよじらせながら口枷のチューブから送り込まれる酸素を吸うしか無い。
それがたとえ、媚薬入りのガスが混ぜられた、意に染まぬ発情を強要する酸素だとしても。

「あーあー、チンコ硬くふくらませて、いやらしく腰振っちゃって、とても元王子様とは思えないね」
「縛られて、水の中にいるってのにチンコビンビンにして、情けないったらありゃしないよ」

無慈悲に屈辱を煽る少年達の言葉の刃も、青年には聞こえていない。しかし、少年達がにやにやと笑い、嘲りの感情を込めて自分を指差している様子を見れば、内容は簡単に想像が付いた。それが嘲笑の意味だけでなく、意趣返しの意味も入っている事も。
縛り上げ、決して逃れられない状態にして水中に放り込み、無理矢理に媚薬入りの酸素を吸わせ身悶える様を観察する残酷な仕打ち。それは、少年達が考え出した物ではなく、今その仕打ちを受けている元王子の青年が考え出し、少年達に対して行っていた物だ。
媚薬によって身体は快楽をどこまでも欲しがっていくのに、手足を縛られた状態では硬く勃起したペニスに触る事も叶わず、かといって下手に身をよじって快楽を得ようと試みれば、酸素チューブが外れ窒息してしまう危険性がある。そんな、恐怖ともどかしさが入り混じった責め苦を逆に与えられ、自身がどれだけ残酷な行為を少年達にしていたのかと元王子は今更ながら思い知るが、もちろん、今更反省の念を抱いても遅い。
散々虐げられてきた恨みをぶつけてきている少年達の意志は、惨めに泣き叫んで許しを請うても弱まりはしない程に強いからだ。

「おおぅっ、あ、おぅぅ!」

ふくらみ切ったペニスを水中で揺らし、熱くなる一方の肉体をくねらせる元王子の甘い悲鳴は、水に遮られて掻き消され、無様に裸体を震わせて身悶えるその様は、逆襲の念に燃える少年達の満足感と興奮を、際限無くどこまでも高まらせるのだった。




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兄ちゃんはッホントバカ。
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