FC2ブログ

青年は痙攣する身体を苦悶の中で律し続ける

2015.02.16.Mon.21:00
弱々しい明かりで照らされた、薄暗い地下室。家具は一切置かれておらず、四方を灰色をした冷たい石の壁に囲まれた地下室の中央の床に置かれた黒いマットの上に、一人の青年がいた。衣服を着る事も許されない裸体に拘束を与えられ、自由を完全に取り上げられた状態で容赦の無い快楽責めを施されている、哀れな青年が。

「うぅぅぅーっ! ふ、ぐ、むぅぅっ!」

視界を覆う白布の目隠しの下で涙を零し、口を塞ぐ赤いギャグボールの穴から飲み込む事の出来ない唾液をだらだらと垂れ流し、苦しげな鳴き声を地下室で反響させる青年は、裸体を必死にもがかせて拘束から逃れようと試行錯誤を繰り返している。
しかし、幾ら青年が必死になってもがいても、全身に着せられた麻縄の拘束は全く緩まず、青年の試みを嘲笑うような音を立てるのみだ。
どんなにもがいても、二の腕を胸部に結び付け、手首を背中で重ねる形で動かせないよう固定してしまっている上半身の縄は解けない。足首と太股を短く、膝のすぐ下を短く括り、足を伸ばせないようにしてしまっている縄は解けない。濡れそぼったアナルを埋め尽くし、凶暴な首振りで柔らかな腸壁を掻き毟っている極太のアナルバイブを抜けないよう固定してしまっている縄は解けない。
そして何より、青年のペニスを睾丸から搾り出して赤い首輪の前部と短く繋ぎ、身体を窮屈に折り曲げた格好を強要している縄を、解く事も出来ない。

「うむぅぅっ…ぐ、ふぶぅぅ!!」

M字開脚の体勢でマットに仰向けになっている青年は、くぐもった悲鳴を発しながらアナルを襲う快楽に身を痙攣させている。けれど、そんな無様な痙攣さえも今の青年は思い通りに行えない。下手に大きく悶えてしまったら、首輪とペニスを結んだ縄がピンと張り詰め、弱点を強く絞め付けられる痛みを感じてしまうからだ。

「あぅ、おぅぅ、む、ぐふっ」

激しい快楽でいたぶられながらも、その快楽に溺れて悶え狂う事はもちろん、気を失って眠りに就く事さえも許されず、青年は言葉にならないくぐもった喘ぎ声を上げつつ身体が大きく動かないよう、ガクガクと震える汗と淫液塗れの身体をぼんやりとかすむ頭で律し続ける。
気持ち良い。苦しい。もうイきたくない。縄を解いて。様々な欲望と切望が思考に浮かんでは消え、じわじわと青年を追い詰めていく。
無慈悲な責め苦に苛まれる青年は、理性と反抗心を確実に叩きのめされながら自分に拘束と責め苦を与えた存在が地下室に帰ってくるのを待ち侘び、心に嘘偽りの無い服従の感情を育てつつ、裸体を寝かされたマットの上でビクビクと痙攣させ続けていた。




↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村
blogramで人気ブログを分析


B L ♂ U N I O N






















虐めて愛して
関連記事
スポンサーサイト
[PR]

コメント

管理者のみに表示