FC2ブログ

城の奥深くで苦悶の笑い声は反響する

2015.01.06.Tue.21:00
城の奥深く、幾つもの隠し扉を通らなければたどり着けない空間。城主と、城主に近い一部の者しか存在すらも知らないその空間は、中で声を張り上げても決して外には漏れ出ないように設計されている。
喉が張裂けそうな程に泣いても、喚いても、誰にも届かない。捕らわれの身となった青年忍者が拘束された裸体をくねらせながら苦しげな笑い声を上げても、それは救いの手を差し伸べてくれる存在の耳には入らず、ただただ青年忍者を嬲る男達を愉しませ、肌をくすぐる手の勢いを強める効果しか持たない。

「あ、うぅぁっ! や、め…んひっ! やめひぇ、っ!」

潤んだ瞳から雫を流し、青年は衣服と武器を奪われた裸体を淡い明かりの中で必死に悶えさせ、迫り来る手から逃れようとする。
しかし、逃れたいと思う意思がどんなに強くとも、縄で縛り上げられた手首を天井から、足先がどうにか着く位置で吊るされた姿では移動する事すら思うように出来ず、青年は自分の肌を這い回る何本もの手から逃れる事は出来ない。
脇をくすぐる指も、左右の乳首を上下に弾く指も、脇腹を撫でる指も、尻の谷間を伝う指も、ふくらはぎや膝裏を這う指も、膨らんでしまっている男根やその下の睾丸をやわやわと揉み込む指も、その何もかもを青年はとめられず、快楽とくすぐったさを覚えながら無様に笑い悶えさせられてしまう。

「おにぇ、が…ひひゃぁぁっ! も、ゆりゅじ…んくぅ、ゆるしひぇ! おれ、おりぇ…あ、ふぅ! おが、じぐ…んうぅぅ!」

強制的に笑わされて呼吸を荒く乱し、青年は息も絶え絶えになった状態で許しを求める。
もはや、忍者としての誇りを守る余力さえも失った青年の懇願は、笑いが混じっているというのに痛々しく切迫した物であった。
だが、そんな懇願を聞いても青年忍者を責める男達は手の動きを緩める気配を見せず、無言を貫いたまま指先を巧みに動かして青年の裸体を一層跳ね回らせた。

「あぅ!? あ、ひぁ、んひゃぁぁーっ!!」

懇願を無視され、淡々と、かつ無慈悲に逃れられない裸体を余すところ無くいたぶられる青年忍者の笑声混じりの悲鳴は、隠された空間の中でいつまでもいつまでも反響し続けていた…。



↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村
blogramで人気ブログを分析


B L ♂ U N I O N
↓こちらもよろしければ応援クリックお願いします↓























関連記事
スポンサーサイト
[PR]

コメント

管理者のみに表示