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犬青年は逆恨みで肉奴隷へと調教される

2014.12.29.Mon.21:00
目が覚めたら、犬獣人の青年は拘束されていた。
身体は着ていた衣服を全て剥ぎ取られた一糸まとわぬ姿にされていて、茶色の毛皮に覆われた裸体は仰向けで大の字になったままどこにも移動出来ないよう手首と足首、肘と膝、更には首や尻尾といった場所を頑丈な鉄の枷で縫い付けられていた。

「な…!? く、ぐぅ…っ!」

何が起きているのか。そもそも自分がどこにいるのかも分からない状況に犬青年は焦り、手足の自由を奪う拘束を外そうとして暴れ出す。そうして立てられた呻き声と金属の枷が揺れる音は、同じ部屋で待っていた男達に犬青年の目覚めを知らせ、男達は下卑たにやけ面をさせながらもがいている青年の元に近付く。

「起きたかい? お巡りさん」
「っ!? お、前ら…っ!?」

お巡りさんと呼ばれた犬青年は、自分を意地の悪い目線で見下ろしている男達の顔を見て驚いた。
男達は、猫、虎、狼、狐と、様々な種類の獣人が揃っていて、その全員に一つの共通点があった。それは、全員が悪人で、かつて犬獣人の青年の手によってその悪事を暴かれ、捕らわれたという点だ。

「一体何のつもりだっ!? 今すぐこれを外せっ!」

牙を見せて怒声を上げ、犬青年は枷を軋ませつつ悪人達に向かって解放を要求する。
だが、激しい怒りをぶつけられた悪人達は緩み切った笑顔を崩す様子すら見せず、全員で犬青年を取り囲むようにしてしゃがみ込んだ。

「そんなに怒らないでよ、お巡りさん。ひどい事をするつもりは無いから」
「そうそう。俺達は捕まえてくれたお礼に、お巡りさんをたっぷり気持ち良くしてあげたいだけだよ」

その言葉をきっかけにして、悪人達の手が動いた。動き出した十数本の手はそれぞれが思い思いの場所へと移動していき、逃れられない犬青年の裸体を好き勝手に弄り始める。

「ひ、ぁ!? やめ、んぅ…やめろぉっ!」

無遠慮な手が、胸にある左の乳首を上下に弾き、右の乳首をきゅうと摘む。またある手は腹部をくすぐるように撫で、犬青年の裸体をこそばゆさでくねらせる。加えて別の手は、犬青年のペニスをやわやわと揉み込んで快楽を与え、無理矢理に勃起をさせる。
それらの刺激をいっぺんに注がれ、犬青年は強い口調を保ちながらも声色を甘く高め、イヤイヤと首を振って拘束された肉体をビクビクと悶えさせた。

「あぁ、いや…やめ、んうぅ!」

制止の途中でペニスの先端を強く指で擦られた犬青年は、腰を突き出して大きな鳴き声を上げてしまう。それを聞いた悪人達は、一層愉しげな表情を浮かべ、口々に犬青年のプライドを砕く台詞を発した。

「可愛い声が出たね。雌みたいだったよ」
「お巡りさんの身体、ちょっと触っただけですごく感じてるみたいだから、もしかしたら本物の雌よりエッチかも知れないね」
「あ、うぅ…っ!」

たわ言だと思いたくても、感じてしまっているのは事実で。反論したいと思っても、身体中を甘い刺激で責め立てられている状態では言い返す為の言葉を考える事さえ出来ない。
手も、足も、尻尾さえも拘束され、満足に身悶えられなくされた犬青年は悪人達の容赦の無い快楽の責めでたっぷりといたぶられ、やがて正義の心も雄の誇りも何もかもを忘れ去った従順な肉奴隷へと、抗えもせずに調教されていくのだった。




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