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王は部下に淫らな自分を安心して晒け出す

2014.12.26.Fri.21:00
国の中央にそびえ立つ宮殿の最上階にある王の部屋。そこにある、カーテンで仕切られた天蓋付きのベッドの上に、王とその部下の男がいた。
普段の関係とは、完全に立場が入れ替わった状態で、だ。

「私の指がよっぽど気持ち良いみたいですね。王の尻穴が、一生懸命に私の指に吸い付いていますよ?」

くすりと笑いながら、部下は王の尻穴の奥深くまで挿入した右の人差し指と中指を、特に敏感な前立腺の方へぐいと押した。

「んむぅぅぅっ!」

男ならば誰でも堪らない快楽を覚えてしまう弱点を指の腹で強く押され、王は黒布の目隠しの下で切なげに眉をしかめ、口に噛まされた棒状の口枷ごしに甘い悲鳴と唾液を零す。
同時に王は筋肉に覆われた裸体を与えられる快楽に従って激しくよじらせようとするが、それは叶わない。どんなに身悶えたいと思っても、王の裸体は部下の手で施された縄に縛り上げられていて、どうやっても身体は望む通りに動かせないのだ。
上半身に巻き付けられた縄は、王の二の腕を胸部に結び付け、その上背中で捻り上げさせた手首を下ろす事も出来ないよう硬く胸部の縄と手首の縄を結合している。また、足に施された縄は王の足首と太股を短く繋ぎ、足を伸ばせなくしてしまっているのみならず、両膝を括る縄と上半身の縄をしっかりと結合し、王が身体を窮屈に折り畳んだ姿から抜け出せないようがっちりと拘束してしまっていた。
立つ事はおろか、背筋を伸ばす事も出来ないよう縄で自由を奪われた状態では、王は満足に身悶える事さえ出来ず。体内の弱点を責められて与えられる強烈な快楽を、身をはしたなくくねらせて散らす事も出来ない。

「むぅっ! うぅ! んぐぅぅぅっ!!」

部下の眼前に恥部を突き出し、王は塞がれた口で甘い悲鳴を発して汗塗れの裸体を小刻みに震わせる。全身の縄を軋ませ、丸出しのペニスを揺らして快楽によがる淫猥な王の痴態に部下は目を細め、指で相変わらず前立腺をいたぶりながら優しい口調で尋ねた。

「王、苦しいですか? 感じ過ぎて、おかしくなりそうですか?」
「むぅぅぅっ!」

部下の問いに、王は目隠しの下から涙を染み出させて肯定の唸り声を上げる。
気持ち良過ぎて、苦しい。感じ過ぎて、頭が破裂しそうに熱く火照っている。身悶えられない分、与えられる快楽の熱は逃げ切れずに王の身体にいつまでも溜まっていき、もはや王の理性までをも犯し始めていた。

「でも、それが良いんでしょう? 理性を悦楽で跡形も無く溶かされて、この立派な身体を抵抗も出来ないように拘束されて、雌の快楽で獣みたいに惨めに鳴き叫ばされる…そういう風に苛められるのが、お好きなんですよね?」
「ん、うぅ…っ」

全てをまるで心を読んでいるかのように言い当てられ、王は何も言えなくなる。しかし、同時に安心感と喜びも覚えた。
他の部下には決して見せられない淫乱な自分を、この部下は理解し、望む悦びを望む以上に与えてくれる。だからこそ、自分は安心して恥部を晒け出し、気が狂うような悦楽の責めを心から愉しむ事が出来る。

「ね? じっくりたっぷり…苛めて欲しいでしょう?」
「ん…う…」

口で返事が行えない王は、返事として部下の指をきゅっきゅと絞め付けた。そんな淫らね返事に部下はごくりと喉を鳴らし、今度は指を出し入れして王の体内に腸壁を擦られる悦びを注ぐ。

「んむ、む…んふぅぅ…!」

心を許した部下に裸体を弄ばせ、恍惚を感じながら性の悦びに浸る王。そしてその王を弄びながら、部下は心の内で主である王の何もかもを自分の物にして、支配してしまいたいと考えていた。
その感情がお互いへの愛情からきている物だとすれ違う二人が気付く時は、まだまだやってきそうに無い。




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