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青年は主に淫猥な自分を贈る

2014.12.24.Wed.21:00
「あ、うぁぁ…イ、ぐっ! しぇーえき出ないのに…ま、ら…っ!」

喉に貼り付くような粘ついた喘ぎを発し、青年は裸体をベッドの上で小刻みに痙攣させる。そしてその痙攣の度に、青年の手首をベッドの柵に繋いでいる手錠ががちゃがちゃと冷たく擦れ合う音を立てた。
どんなにもがいても外れない頑丈な手錠は青年から手の自由を奪い取っている。思い通りに動かせないよう制限された手では青年は自分に快楽を与える淫具をとめる事が出来ない。
左右の乳首を挟み込み振動しているクリップも、ペニスの先端近くにテープで貼り付けられたローターも、アナルに挿入され休み無く激しい首振りを続けているバイブも、青年はとめられず。また、その快楽によって迎えるはずの射精の瞬間を禁止している、ペニスの根元に巻き付けられた黒革のベルトも外せない。

手を拘束され、性感帯を無機質な淫具で容赦無く責め立てられ、淫液の放出も許されないまま一人きりで身悶えている青年の姿は、傍から見れば残酷な責めに嬲られているように見えるだろう。
だが、実際は違う。青年は今の責めを残酷とも、苦痛とも思わず悦んで受け入れ、心の底から愉しんでいた。
それもそうだろう。なんて言ったって…この状況に青年を追いやったのは他でもない、青年自身なのだから。

手の自由を取り上げる拘束も、性感帯を刺激する淫具も、ペニスを戒めるベルトさえも、青年が自ら装着した物。全ては自分で自分を快楽の淵まで追い込み、淫猥な肉体を作る為だ。

「あっ! んあぁぁ! ご主人、さまぁぁ…っ!!」

一際甲高く鳴き、青年はイけないペニスを振り乱して主を呼んだ。すると、その大声に返事をするかのように部屋の扉が開かれ、開いた扉の向こうに主である男の姿が現れた。
おそらく、心配をして扉を開けたのであろう主の表情は、青年がベッドの上で拘束され、裸体を汗と淫液で汚している光景に呆然としている。
そんな主に向かって青年は甘く蕩けた笑顔を作り、躊躇う事無く足を限界まで開き、息も絶え絶えになりながら考えていた台詞を口にした。

「お仕事…お疲れ様、ですぅっ…。今日はプレゼントの俺を…いっぱい、ご主人ひゃまの気が済むまで…苛めてくだしゃいぃ…っ!」

バイブをくわえ込んだアナルと、イきたくてビクビクしているペニスを愛しい主に見せ付けおねだりをする青年の痴態は強烈で、主の男は思わず唾を飲み込み、ズボンの下でペニスを硬く膨らませていく。

「分かったよ。可愛くてエッチなプレゼントの君を…今日はたっぷり苛めてあげる」
「ありがとう…ございま、ひゅ…っ」

クリスマスに仕事をする虚しさも、そのせいで青年と一日一緒に過ごせなかった虚しさも、青年の淫猥なおねだりを見て聞いた瞬間に吹っ飛んだ。
代わりに生まれたのは、幸福感と欲情。ここまでしてくれる程青年に求められているという幸福感と、その青年をじっくりと時間を掛けて苛めて、甘く可愛がりたいという欲情だった。





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