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懲罰室で囚人は発情を強要される

2014.12.12.Fri.21:00
山奥に建てられた刑務所の地下にある『懲罰室』と書かれた重い金属製の扉の中で、一人の囚人の男が問題行動を起こしたとして閉じ込められ、懲罰を施されていた。

「あぁぁーっ…! も、やら、たひゅけ、へぇ…っ!!」

狭い室内に濡れた悲鳴を響かせ、囚人は全身を苦しげにビクつかせる。そしてそのビクつきに合わせて囚人を拘束する衣服は耳障りに軋む音を立て、室内に響く悲鳴と共に痛々しいハーモニーを奏でた。
舌を突き出して必死に鳴き、どうにか拘束から逃れられないかと身悶える囚人。だが、どんなに必死になって暴れても、囚人の自由を奪う衣服は全く外れる気配を見せない。

囚人に着せられた衣服。それは、手の先も、足の先も、首から下を全てすっぽりと覆うように作られた黒い全身スーツで、スーツの腕の部分と足の部分に取り付けられた金具は囚人の手足を窮屈に折り畳む形で固定し、囚人に犬のような四つん這いの姿勢を強要していた。
人としての尊厳をおとしめられる屈辱の姿勢。それを強制された囚人の心は、ボロボロに傷め付けられている。
しかし、その屈辱は囚人を苦しめている本当の原因ではない。本当の原因は、本人の意思とは無関係に生み出されてしまっているはしたない欲望だ。

「おい、食事だぞ」

懲罰室の扉が開き、看守が中に入る。そして、四つん這いの囚人の目の前の床に、犬用の食事皿に入れられた食事を置いて、尊大に言った。

「三十分後にまた来る。その時に少しでも食べ残しがあったら懲罰の日数が増えるからな、ちゃんと食べろよ?」
「ま、まっ…!」

囚人の制止の言葉も虚しく、扉が再び閉じられる。残されたのは、絶望の表情を浮かべる囚人と、食事のみ。
そして、囚人の絶望の表情は食事に目をやるとより絶望に染まった。それもそうだろう、今までの経験で、この食事が発情を無理矢理に促す薬品入りである事は嫌という程知っているのだから。
食べたくない。今でさえ前の食事の薬品のせいで身体中が熱く火照り、それを手で慰められないもどかしさに苦悶しているのだから、食べたいと思える訳が無い。

けれど…囚人に選択肢は無い。懲罰を増やすと脅された以上、この後の自分がより激しい身体の疼きに襲われると知っていても、囚人は発情薬入りの食事に口を付けるしか道は無い。

「は、ふ…ん、んぐ…」

犬用の食事皿に顔を突っ込み、自身の惨めさを考えないよう囚人は一心不乱に食事を舐める。
拘束服の下で硬く勃起し、慰められないまま疼きに疼いているペニスを、ゆらゆらと揺らしながら。




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