FC2ブログ

男は快感に苦悶しながら命令に従わされる

2014.12.05.Fri.21:00
この作品はわむさんのリクエストを元にして書かせていただきました。リクエスト、ありがとうございました!


都内にある、古びた雑居ビル。今では中に入っている店舗も無く、狭い路地の奥にある為に地元の住民ですらその存在をほとんど知らないビルの一室で、ほぼ裸体の男が責めを与えられていた。
心と身体の力をじわじわと奪い取られていく、恥辱と屈辱の責めを。

「う…うー…!」

真っ赤な顔をして、男は言葉にならないくぐもった呻き声を上げた。本当なら今すぐにでも助けを求めて叫びたいのだが、男の口に隙間無く詰め込まれた布と、その布を吐き出せないようにと施された鼻と口を覆う布は、男の叫びを封じてしまっている。
声と、満足な呼吸を禁じる猿轡は男の汗と唾液で色を変え、顔に布がまとわりつく不快感と単純な息苦しさを男に覚えさせる。だが、それを感じても男は猿轡を外す事は出来ない。男の手は拘束具によって自由を奪われ、背中で捻り上げられているのだから。

「んっ…ふむ、ぐ、うぅ!」

男は首を後ろに捻り、自身の手を拘束する器具を見ながらどうにかして逃れられないかと必死で腕を動かす。
しかし、どんなに必死で腕を動かし拘束を解こうとあがいても、男の右の手首と左の二の腕を、左の手首と右の二の腕を鎖で短く繋いでいる革の枷はびくともせず、男の腕は自由を奪われた状態から抜け出す事は出来ない。
当然、そんな状態では男は自身の両足首と床を繋ぐ枷を外す事も、背後で自身のもがく様を愉しんでいる悪趣味な男の目から裸体を隠す事も出来ず。
何より、股間に仕掛けられた淫猥な器具と衣類を取る事も出来なかった。

「むぅぅ、う、むぅぅ!」

自力で拘束を解く事を諦めた男は、首を限界まで回して背後の自分を嬲っている男を見つめ、羞恥を承知で哀願の唸りを上げた。同時に、男は尻を、淫具をくわえさせられた尻を背後の男に一生懸命に突き出して主張した。
恥を捨てた惨めな哀願で突き出された尻、そこには恥ずかしい尻穴を奥深くまで満たして掻き回す男根を模した極太の淫具と、その淫具を抜けないようにしている、細い布で作られたピンク色の下着がある。

無慈悲な機械で恥ずかしい穴を容赦無く掻き回され、それを抜き取りたくても手は使えず、加えて尻穴に力を込めて機械を吐き出したくても、全く意味をなしていない紐のような下着で栓をされてしまっていて、無様に淫具を排出する事も行えない。
抵抗も、言葉も、移動も制限された姿で、恥辱の終わりを求めて懇願をする男。けれど、男を捕らえ、凌辱を加える背後の男は悲痛な懇願には耳を貸さず、意地の悪い口調で指摘をした。

「あれ…? 俺は確かつま先立ちをしてろって命令をしたはずなんだけど…もしかしてまたさっきみたいに叩いて欲しいのか?」

言いながら背後の男は、右手に握った乗馬用の鞭を顔の近くで小さく揺らした。
それを見た男はいつの間にか自分のかかとが床に着いていた事にようやく気付き、怯えで表情を強張らせながら快楽で震える足で命令通りにつま先立ちをする。

「そうそう、その調子だ。今度守れてなかったら、またお尻に痛いお仕置きをするから、気を付けろよ?」
「ん、うぅぅ…!」

尊大な命令の言葉は、もう男には聞こえてはいない。
度重なる悦楽の責めで痙攣する足でつま先立ちをし続ける事は非常に困難で、なおかつ足に力を入れた事によって括約筋が絞まり、男の尻穴で暴れる淫具が更に激しく腸内を掻き毟り始めたからだ。

「お、むっ、んもぉぉっ!」

荒い息を吐き、全身を小刻みに震わせて苦悶する男はもはや懇願の意思を示す余裕すらも失い、ただただ鞭による仕置きを恐れて、つま先に意識を集中させるのだった。



↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村
blogramで人気ブログを分析


B L ♂ U N I O N
↓こちらもよろしければ応援クリックお願いします↓






















関連記事
スポンサーサイト
[PR]

コメント

管理者のみに表示