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全てを制限された姿で刑事は快楽を与えられる

2014.11.28.Fri.21:00
広い屋敷の最深部、屋敷の使用人達すらも自由に出入りの出来ない部屋に、重く冷たい鉄製の扉を開く音が響いた。
扉を開いたのは、屋敷の主である男で、その表情は愉しそうに微笑んでいた。
残酷で、意地の悪い笑み。それは、主の瞳が部屋の中にいた存在の様子を確認すると同時に深く、黒くなる。
そんな深くて黒い笑みを作り、主は扉を閉め直して部屋の中の存在にカツカツと靴音を立てて歩み寄り、粘付いた口調で声をかけた。

「刑事さん、おはよう。今の気分はどうだい?」

最悪。だと口にする事も、問いに対して返答を考える事も出来ない。刑事はただ無慈悲な拘束服を着せられた肉体を苦しげにくねらせて、自分を見下ろす屋敷の主にすがる視線を向けるくらいしか無い。
刑事の肉体を拘束している衣服。それは、漆黒の色をしたラバー製の全身を覆うスーツであり、腕の部分と足の部分には折り畳んだまま手足を伸ばせないようにさせるベルトが付いている。つまりは、刑事の腕と足を犬のような四つん這いの状態で固定させる機構だ。
機構を外したくても、刑事の手は指を握り込む形でスーツに包まれている為に外せない。加えて、スーツを脱ごうと思ってもファスナーは背中にあり、触る事も叶わない。

屈辱に塗れる姿勢を強要された惨めな刑事。だが、屋敷の主は刑事に更なる屈辱を与えた。スーツと同じ素材で作られた目以外を覆う犬の耳のような飾りが付いたマスクだ。
一応、呼吸の為に口の部分には穴は空いているが、その太さはストロー程の物であり、鼻を塞がれた状況では息苦しさからはどうやっても逃げられない。
目の部分を除いた全てを密閉性の高いスーツで包み込まれ、拘束から逃げる事も、体内に溜まる熱を逃がす事も不可能なまま一晩中苦しい呼吸を強いられた刑事はもはや憔悴し切っており、反抗心も失われている。

「うー…んうぅぅ…!」

目から雫を、呼吸用の穴から唾液を垂らし、プライドも何もかもをかなぐり捨てて許しを求める視線を刑事は主に向ける。
だが、主は許しを与えない。それどころか、刑事の哀願の視線をわざと間違った解釈で捉え、より無情な責めを行う理由にしてしまった。

「そんな反抗的な目が出来るんだ? それじゃあ、そんな悪い目は塞いで、お仕置きをしてあげないとね…」
「ん…!? う、おぅ…!」

主が取り出した黒い布の目隠しが、手早く刑事の目を、唯一まともに使えていた視覚を奪う。
完全に行動の選択肢を絶たれた刑事は暗闇の中で怯え、荒い息を吐きながら全身を恐怖に震わせた。

「そこまで恐がらないでよ。痛い事はしないさ。ただ…痛い方がましだと思えるくらいに気持ち良くなれるお仕置きをするだけだよ…」
「う、む、ふぅ…!」

主の手が刑事の尻を、足を、胸を無遠慮に撫でる。身構えたくても、何も見えない今の刑事には不可能で。
刑事は全身を拘束され、何もかもを屋敷の主に支配された姿で抵抗も行えずに快楽を注がれ、一方的に鳴かされるしか無い。

「ん、も…うふっ…!」

助けの来ない空間には、刑事に犬の恰好を強制するスーツが立てる音と、荒い呼吸混じりの喘ぎ声がいつまでも、鬼畜な主が満足する瞬間まで聞こえ続けていた。



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