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恥部を引かれて青年ヒーローは連行される

2014.11.23.Sun.21:00
「ほら、ヒーローさん。立ち止まらないでちゃんと歩きなさい」

尊大な命令の言葉と共に、青年ヒーローの前を進む男は右手に握った縄を引いた。裸体にされた青年のペニスに施された、赤い縄を。

「うっ…あぁぁ…っ!」

恥部に結ばれた縄を引かれ連行させられる屈辱に、青年ヒーローは目を塞ぐ布の下で悔しげに眉根を寄せる。
だが、どんなに悔しさを感じようとも、手枷によって手首を背中で捻り上げられ、首輪の後部に鎖で短く繋がれた手では。足枷によって足首同士を短く繋がれた足では、ペニスの縄を解いて逃げる事は出来ない。
その上、過敏な弱点であるペニスを睾丸から縄でくびり出す形で人質にされている状態では、下手に暴れれば大事な場所を激痛に襲われる事態となる為、青年ヒーローは迂闊に抵抗する事も出来ない。

捕らわれ、裸体に剥かれ、ヒーローとしての誇りを傷付けられながら連行される青年の心と身体は、ペニスを絞め付けられて覚える意に染まぬ快楽と、目を閉ざされたまま男の表情も分からずに歩かされた疲労で憔悴し切っている。
その証拠に、青年の呼吸は荒く乱れ、足はもはや歩く事も苦しそうにガクガクと震えていた。しかし、その乱れた呼吸と足の震えは青年を連行する男の慈悲を引き出す事には繋がらず、青年はとうとうあまりの苦しさに、男の非情さに耐えかね、惨め極まりない懇願を叫んでしまった。

「んもぉ、嫌ぁぁ! もう、歩けない、ゆりゅして、たひゅ、け、へぇぇっ…!!」

目隠しの隙間から涙を溢れさせ、顔を左右に振って青年はプライドをかなぐり捨てた懇願を行う。
腹の底と心の底から発せられた、絶叫に近い懇願の言葉。それは、辺りの壁にうるさい程に反響し。

「ったく…黙って歩け…よっ!」
「あぅぅっ!?」

懇願に対しての返答が、青年が想像もしなかった後ろの方向から与えられた。それも、無防備の尻を何かで打たれるという痛みを伴いながら。

「静かにしておけば、痛くなんてされなかったのにねぇ」
「前の奴の言う通りだよ。今度騒いだら、また鞭で叩くからな」
「っ…!」

後ろの男はいつの間にいたのか。もしくは、目隠しをされ、歩かされ始めた時にはもうすでにいたのか。青年には分からない。
分かるのは、自分を嬲る男は少なくとも二人いて、手足を拘束された今の姿では不意を突いて逃げだすのは難しいという事。
そして、自分はたった今無様に許しを請う事すらも痛みを使った脅しで制限され、ただ男達の思い通りに、気が済むまで歩かされ続けるしか無いという事だ。

どんなに考えを巡らせても、絶望が浮かぶ。加えてそうして考える力も、ペニスを縄で刺激されて快楽を受ける度に、鉛のように重く痺れた足を一歩進める度に少しずつ削られていく。

「あー…ん、あぁぁ…っ!」

悲鳴を押し殺し、全身をくねらせ、勃起したペニスを揺らしつつ自分達の機嫌を損ねないよう細心の注意を払いながら歩みを進める惨めな青年ヒーローの姿を、ヒーローを捕らえ、屈辱と恥辱に塗れた連行をする男達はニヤニヤと愉しそうに笑って眺めていた。



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