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吊るされた男は渇望に狂う

2014.11.05.Wed.21:00
この作品は春流さんのリクエストを元にして書かせていただきました。リクエスト、ありがとうございました!


「あ…くぅ、っは…」

畳敷きの和室に、男の荒い息が縄の軋む音と混じって聞こえる。それは、部屋の中央にある鴨居から上半身と両膝を吊るされた男が、自身を拘束する縄からどうにかして逃れようと力無く裸体をくねらせる音。
そんな音と男が身悶える様子は、障子を背にしてあぐらをかいている部屋の主の男の耳と目をこれ以上無く愉しませていた。

「そんなに呼吸を乱してどうした? 腰も、さっきからいやらしく揺れているぞ?」
「っ、ん…!」

意地の悪い指摘をされ、男は唇を引き結んで呼吸をとめ、下腹部に力を入れて揺れる腰を抑えようとする。
しかし、その試みは全く思い通りに運ばない。一旦は呼吸をとめたものの、閉ざした唇はすぐにだらしなく開いて濡れた吐息を溢れさせてしまい。抑えようとした腰も三十秒と持たずに再び揺らめいて、身体の真下に置かれた男根を模した張型の先端に、疼く尻穴を擦り付けてしまう。入口しか刺激できない状態では、より疼きを加速させてしまうだけだと知っていても、だ。
今すぐ、張型を奥深くまでくわえ込みたい。調教を施され、淫乱に変えられた肉壷は絶え間無く叫び、男を苦しめる。だが、淫らな欲求を叶えたくとも、縄で拘束され自由を奪われた肉体は張型の上で揺れるしか無い。

「んあぁぁ…たすけへ…くらひゃい…っ! けひゅまんこ、うずうずし過ぎて…おかしくなっひゃうぅ…っ!」

舌足らずな口調で教え込まれた淫語を発し、腰を突き出しながらおねだりをする。
だが、無慈悲な男はそのおねだりを無視して、気が狂いそうな尻穴の疼きに悶える男をニヤニヤと眺め続ける。

「お、ねが…もっと、ほひいのぉ…いやぁぁ…!」

壊れゆく男の鳴き声は渇望を満たす事には繋がらず、ただ虚しく部屋に響いていた。



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