FC2ブログ

男は裸体の全てを支配される

2014.11.01.Sat.21:00
白く清潔感のある外壁に囲まれた、表向きには研究所となっている建物の最深部。
普通の研究員は入る事はおろか存在さえも知らされていない空間で、一人の男が甘い鳴き声を上げていた。

「あっ…あぁぅ…も、やぁ…!」

はぁはぁと息を乱し、涙声で喘ぎ鳴く裸体の男。その顔は真っ赤に火照り、目から零れた涙と口から溢れた唾液でぐちゃぐちゃに汚れ切っている。
だが、そんな状態になっているというのに、男は腰を振るのをやめない。うつ伏せにまたがった抱き枕に、自らの硬くふくらんだペニスを擦り付けるのをやめない。

「あんっ、はぁ…っ! やら、まら、イぐ…っ!」

粘付いた声で絶頂を叫び、男のペニスはすでに精液でどろどろになっている抱き枕に向かって射精を行う。
しかし、男の腰は射精を迎えたにもかかわらず動き続け、にちゃにちゃと卑猥な水音を立ててペニスを刺激し続ける。

「も…やぁ! たひゅ、けて……イぎたく、にゃいぃぃっ…!」

傍から見れば、男が自分で腰を振りながら助けを求めているという矛盾した光景。けれど、実際は違う。
男の身体はもはや、男の意思では自由に動かせなくなっているのだ。

「刑事さん、首輪の具合はどう?」
「あ、あぁ…っ!」

刑事と呼ばれた男の顔の前に、白衣の青年がしゃがむ。そして、男の首に装着させた赤い首輪を右の人差し指で軽く引っ張った。

「ふふ…良い顔になってるね。僕の命令に従って、ずーっとおチンチンを枕に擦り付けて、たくさんイってくれたんだね」
「お、ねが…首輪、はずひて…っ!」

青年は刑事の言葉には耳を貸さず、刑事に嵌められた首輪の南京錠を指先で揺らす。
頑丈な錠前で外せないようにされた首輪。その正体は、嵌められた相手の身体と心を服従させる残酷な装置だ。
青年に騙されて睡眠薬を盛られ、この首輪を嵌められてしまった刑事は今や青年の命令ならば何にでも従わされ、自分の意思では指一本思い通りに動かす事の出来ない操り人形に変えられていた。

「んあぁぁーっ! ゆりゅ、しへ、まらイぐっ! しゃしぇーするぅぅ!」

呂律の回らない口で、自分をこんな目に遭わせている張本人の青年に懇願をする刑事の頭の中には、もう屈辱という感情は残っていない。
ただ勝手に揺れ続ける腰をとめて欲しい、その一心で刑事は目の前の青年に甘く濡れた声で懇願をした。

「刑事さん、ちょっと静かにしようか。さすがにうるさいよ」
「ん!? んんーっ!?」

青年の言葉に反応し、刑事の口が勝手に閉じる。そして、まるで上唇と下唇を接着剤で貼り付けたかのように全く開けなくなった。首輪のせいだ。

「静かに出来たね。良い子良い子」
「ん、むぐっ! んぐぅーっ!」

飼い犬を褒めるように刑事の汗ばんだ髪を撫でる青年と、唯一自由だった口までもを封じられた事実に怯え、必死に呻く刑事。
青年の手に堕ち、完全に支配された刑事には抵抗する方法すら無く。憐れな刑事のくぐもった鳴き声と腰を揺らす水音は、刑事が気を失うまで助けの来ない空間で響き続けていた。



↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村
blogramで人気ブログを分析


B L ♂ U N I O N
↓こちらもよろしければ応援クリックお願いします↓






















関連記事
スポンサーサイト
[PR]

コメント

管理者のみに表示