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少年達は箱の中で淫らな気体に包まれる

2014.11.02.Sun.21:00
強化ガラスで造られた水槽のような形の箱。その中に、二人の裸体の少年が入れられていた。
箱の上部にある蓋は、外側から南京錠で鍵がかけられ、中の少年達を閉じ込めて出さないようにしてしまっている。だが、もし鍵がかかっていなかったとしても、少年達に脱出は不可能だろう。何故なら、少年達の手は指を使えないようにする鍵付きの手袋で拘束された上、背中に回された手首を短い鎖の手枷で繋がれてしまっているから。
手が使えない状態では、箱から出るどころか立ち上がる事さえも出来ず、視界を塞ぐ為に装着された目隠しと言葉を封じる為に装着されたボール型の口枷を外す事も出来ない。

「んー…む、ぐっ」
「うぅ、んぐぅぅ」

すぐ近くでもう一人の少年の声を聞きながら、どうにかして拘束を解こうと箱の床でじたばたともがく少年達。
何も見えず何もしゃべれない屈辱の状況から抜け出そうとして芋虫のように転がり、無駄なあがきを続ける無様な少年達。その惨め極まりない姿に、箱の近くで少年達の様子を愉しんでいた青年は思わず笑い、意地の悪い台詞を発した。

「情けないねぇ、ヒーロー君達。いつもみたいに僕を叩きのめしてご覧よ?」
「ん…!」

声を聞き、少年ヒーロー達はようやく自分を捕らえた悪の幹部の青年が近くにいた事に気付く。
そして気付いた途端、少年ヒーロー達は見えない幹部に向かって唸り声を上げ、強い抗議と怒りの感情を示し始めた。

「うー! んぅー!!」
「む、ぐ! ふぐぅーっ!」

箱の中に反響する激しい唸り声。しかし、その唸りをぶつけられた幹部は全く動じず、むしろ愉しそうな笑みを浮かべる。

「おーおー、元気だねぇ。さて、その元気がいつまで続くかな?」

そう言いながら、幹部は床にあるボタンを足で操作する。すると、そのボタンと連動した機械、少年達が入れられた箱に空気を送っていたチューブがその役割を少し変えた。
ただの空気を送るのではなく、熱せられた、発情を促す気体が混じった空気を箱の中へと流し込むように。

「むぅっ!? うぅぅ!」
「ぐぅーっ! うむぅーっ!!」

突然箱の中へと入り込み出した熱い気体に、少年達は驚きと恐怖が混じった悲鳴を上げる。目が見えず、何が起こっているか分からないのだから当然だろう。
そんな恐怖に怯える少年達に、幹部は気体の正体を説明する事無くまた静観を始め、理由も分からずに発情していく肉体に戸惑う少年ヒーロー達の痴態を何も言わずに愉しんでいた。



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