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自由を奪われ少年ヒーローは連行される

2014.10.14.Tue.21:00
「んー…! むっ、うぅ」

薄暗い廊下に、黒いボール型の口枷を噛まされた少年の唸り声が響く。口枷の隙間から飲み込めない唾液を垂らして発せられるその唸りは、少年がどうにかして逃れようともがいた事による物だったが、声の必死さとは裏腹に状況は何も変えられない。
幾ら噛み付こうが口枷は言葉を封じ、少年のニの腕から先をすっぽりと覆い背中で一括りにするアームバインダーと呼ばれる黒の拘束具も全く緩まず、腕を曲げる事も前に運ぶ事も許さないままギリギリと絞め付けてきて、少し腕を動かしただけでも軋むような痛みを与えてくる。
そんな腕の痛みと格闘し、靴と拘束具以外を身に着けていない裸体に汗を流しながら暴れ続ける少年。その往生際の悪さに、少年の前を歩く男は呆れた様なため息を吐き、意地の悪い言葉と共に右手に握った鎖を引いた。正確には、鎖に繋がった少年の首輪を。

「ヒーロー君、いい加減無駄な抵抗はやめなよ。大人しく連行されてなさい」
「うぅ! んぅーっ!」

グイ、と強く首輪を引かれ、少年ヒーローは足に力を込め踏ん張る。だが、傲慢で容赦の無い腕の力には敵わず、屈辱を覚えながらも少年は抗えずに歩かされてしまう。

「そうそう、その調子だ。良い子良い子」
「んぐっ! むぅぅ!」

ニヤニヤと笑っている男に抗議の声をぶつけても男は怯むそぶりすら見せず、むしろより愉しそうに少年の首輪を引いて暴れる暇も与えないまま足を進めさせた。

「うぅ…んむぅぅ…っ!」

言葉と腕を制限され、捕虜のように裸体を連行させられる少年ヒーローの心は、悔しさと怒りに満ちている。それらの感情は少年の瞳に現れ、自分を連行する男を鋭く睨み付ける力へと変わった。

「ふふ、良い目だね。それでこそ…苛め甲斐があるよ」

射抜くような視線を向けられている男が微笑み、少し開けた小部屋の中央で立ち止まった。そして、おもむろに右手を下へと動かすと。

「ほら、屈みなさい」
「むぅ!? お、ぅぅ!」

少年の頭を低く下げさせ、首輪の鎖と床に打ち付けられていた金具を短く、手早く南京錠で繋いでしまった。だが、男の手はまだ行動を続け、今度は少年の腕を拘束するアームバインダーを掴むやいなや、あらかじめ小部屋に用意してあった縄を結び。

「お、うぅぅぅーっ!」

少年の腕を、天井から下がった滑車から吊るすよう、縄をしっかりと結び付けてしまった。

「ヒーローとは思えない情けない恰好だね。犬みたいに首輪を床に繋がれて、腕を天井から吊るされて、恥ずかしいところを晒け出している気分はどうだい?」
「ん、んふっ」

意地の悪い問いと同時に、男の指が少年の恥部を撫でる。それに対し嫌悪を感じても、少年はもはや抵抗らしい抵抗は出来なくなってしまっている。下手に暴れれば吊るされた腕に負担がかかり、激しい痛みに襲われるからだ。
顔を持ち上げたくても持ち上げられず、足は腕への激痛を避ける為に常に伸び切った状態で身体を支えなければならない為、無防備な尻穴と性器を指で刺激してくる男を蹴り飛ばせもしない。
ありとあらゆる選択肢が取り上げられ、八方塞がりの状況に追いやられた少年ヒーローはもうどうする事も出来ず、ただ男の指に恥部を責められ、意に染まぬ快楽で苦悶するしか無い。

「さて…誇り高いヒーロー君は、一体どんな風に鳴き叫んでくれるんだろうねぇ?」
「っ…!」

男の手に性器を揉み込まれた少年ヒーローは、恐怖と、絶望に怯えながらも確かな快楽を感じ、可愛らしく皮をかぶった性器を、少しずつふくらませてしまうのだった。



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