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生殺しの快楽責めは車の中で行われる

2014.10.08.Wed.21:00
この作品はやなさんのリクエストを元にして書かせていただきました。リクエスト、ありがとうございました!


「全く…必要以上に足を踏み入れなければこんな事にはならなかったのに、ねぇ?」

運転席と仕切られた広い後部座席のシートにゆったりと腰を掛け、スーツ姿の男は微笑んだ。愉しそうに細められた男の目の先には、言葉をかけられた青年がいる。

「ん、むぅぅ…!」

悔しげに唸り、青年は口に噛まされた布の猿轡に歯を立てる。言葉を奪う口の布を外したくても、出来ない。青年の身体は今、衣服の上から結ばれた縄によって自由を取り上げられ、車の床へと無様に転がされてしまっているからだ。

「ん、ぐぅっ…!」

左半身を下にした状態で、青年はどうにかして縄を解こうと身をよじる。だが、結果は無駄で。
二の腕を胸部に押し付け青年の手首を背中で捻り上げたまま拘束する縄と、足首と膝を一括りにしている縄は、もがけばもがく程捕らわれの身となった事実を思い知らせるように青年の身体に食い込み、ぎちぎちと軋む音を立てる。

「そんな事をしても逃げられないよ。いい加減諦めなさい」
「うぅっ!」

そんな事分かっている。男の目の前でどんなに暴れ、たとえ縄が緩んだとしてもすぐに結び直されるだろう事も分かっている。
しかし、青年はこの状況から、加えて絶え間無く襲ってくる恐怖から逃れる為に暴れ、無駄なあがきを続けた。

「…ふぅ、しょうがない子だね、君は」

わざとらしいため息を吐き、男は座席から立ち上がって床に転がっている青年に近付く。
そして、身体を強張らせている青年の近くでしゃがむと、男はおもむろに左手を伸ばし。

「ん!? む、ぐぅっ!」

嫌がる青年を無視してズボンのファスナーに手を掛け、青年のペニスを勝手に取り出してしまった。

「往生際の悪い子には…お仕置きだよ」
「あ、むふっ…うむぅぅ」

自身を捕らえた男に、恥部をまさぐられる屈辱。その嫌悪感に青年が目を閉じ、抗議の唸り声を上げていると不意に男の手が離れた。青年のペニスの根元に、無慈悲な仕掛けを残して、だ。

「私の家に着くまで、しっかりと反省なさい」
「っ、ぅ…っ!」

男が尊大に言い、右手でリモコンを操作する。すると、青年のペニスの根元に巻き付けられたベルトに付いたローターが小刻みな振動を始め。強制的に勃起させたペニスを、容赦無くじわじわと絞め付け出した。
その絞め付けは強い痛みを感じるまでではない。けれど、射精を禁じるには十分で。
青年は快楽責めと射精封じを兼ねるペニスのベルトを外そうと身悶えるが、その様子は座席に座り直した男の目を愉しませる効果しか持たない。

「ああ、やっと大人しくなったね。良い子だ」
「ふ、ぅぅ…!」

男に痴態を観察され、目を剥いて悶える青年の甘い呻きは助けのいない車の中に響き。
青年は自分を連れ去る車の床の上で惨めに喘ぎ鳴き、射精を伴わない絶頂で苦しめられるのだった。



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