青年は幸せな快楽で狂わされる
2014.10.02.Thu.21:00
絵画を始めとした調度品に彩られた豪邸の主の自室。そこに敷かれた、真紅のカーペットの上で。
「あぁぁぁーんっ…!」
ほとんど裸体の青年が甘い悲鳴を上げ、腰をビクビクと跳ねさせながら絶頂を迎えた。だが、絶頂した直後だというのに青年に休みは与えられない。意地の悪い主の男は、青年の性器が白の体液をとろとろと零している最中にも右手を動かし、青年の尻穴を、人差し指と中指で容赦無く掻き回し堪えようの無い快楽の責めを注いでくる。
「あっ、りゃめっ! ご主人ひゃまぁっ!」
達したばかりの過敏な腸内を連続で抉られる激しい快楽を拒み、青年は必死で拒否を叫びながら指から逃れようと身悶える。
しかし、幾ら青年が鳴こうとも主にとっては興奮を加速させる材料でしかなく、望む許しには決して繋がらない。また、幾ら身悶えても青年の手足を拘束する革の枷。右の手首と足首同士を、左の手首と足首同士を短い鎖で結合する黒い革の枷は外れる様子は見せず、青年自身は必死に身悶えているのだが、後ろにいる主の目には高く掲げた尻を誘うようにくねらせ、自ら柔らかな肉壁を指へと擦り付けているようにしか見えなかった。
「ふふ…いやらしくお尻を揺らして、美味しそうに私の指をエッチな穴でしゃぶって…そんなに、気持ち良いかい?」
「き、もち…良い、れひゅ! よしゅぎる、から…っ!」
もう、許して下さい。青年はそう口にしようとしたが、主の声によって遮られてしまった。
ただの声ではなく、愛しい青年を苛めるのが愉しくて愉しくて仕方が無いといった声によって、だ。
「正直な子には、ご褒美をあげようね。もっともっと、気持ち良くしてあげるよ」
「ひぁぁぁっ!」
主は言葉の終わりと同時に、左の手で青年の左の尻を軽く叩いた。
痛みは、全く感じない。けれど、それは青年の尻の筋肉を強張らせるには十分な強さで。青年は主の左手が尻を緩く叩く度に淫猥な穴で主の右の指を絞め付けてしまい、より強い刺激を感じてしまう。
「あんっ、あぁ、らめぇぇっ! ごしゅじん、ひゃま…俺、きもちよひゅぎて……おかしく、なっちゃうぅ…っ!!」
頭を真っ白に染め上げ、理性を甘く焼き焦がすような悦楽の波に怯えた声を発する青年に主は小さく笑い、安心させるように優しく言った。
「良いよ、好きなだけ感じて、可愛く喘いで…私の手でおかしくなっちゃいなさい」
「ん、あぁぁ…!」
内容は酷いはずなのに、口にしている相手が愛しい主である事で青年の心はじんわりと暖かくなり。
快楽で狂わすと宣言されたのに、嬲られている尻穴はまるでそれを悦び、期待するかの如くヒクついて、主の指にむしゃぶりついていた。
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「あっ、りゃめっ! ご主人ひゃまぁっ!」
達したばかりの過敏な腸内を連続で抉られる激しい快楽を拒み、青年は必死で拒否を叫びながら指から逃れようと身悶える。
しかし、幾ら青年が鳴こうとも主にとっては興奮を加速させる材料でしかなく、望む許しには決して繋がらない。また、幾ら身悶えても青年の手足を拘束する革の枷。右の手首と足首同士を、左の手首と足首同士を短い鎖で結合する黒い革の枷は外れる様子は見せず、青年自身は必死に身悶えているのだが、後ろにいる主の目には高く掲げた尻を誘うようにくねらせ、自ら柔らかな肉壁を指へと擦り付けているようにしか見えなかった。
「ふふ…いやらしくお尻を揺らして、美味しそうに私の指をエッチな穴でしゃぶって…そんなに、気持ち良いかい?」
「き、もち…良い、れひゅ! よしゅぎる、から…っ!」
もう、許して下さい。青年はそう口にしようとしたが、主の声によって遮られてしまった。
ただの声ではなく、愛しい青年を苛めるのが愉しくて愉しくて仕方が無いといった声によって、だ。
「正直な子には、ご褒美をあげようね。もっともっと、気持ち良くしてあげるよ」
「ひぁぁぁっ!」
主は言葉の終わりと同時に、左の手で青年の左の尻を軽く叩いた。
痛みは、全く感じない。けれど、それは青年の尻の筋肉を強張らせるには十分な強さで。青年は主の左手が尻を緩く叩く度に淫猥な穴で主の右の指を絞め付けてしまい、より強い刺激を感じてしまう。
「あんっ、あぁ、らめぇぇっ! ごしゅじん、ひゃま…俺、きもちよひゅぎて……おかしく、なっちゃうぅ…っ!!」
頭を真っ白に染め上げ、理性を甘く焼き焦がすような悦楽の波に怯えた声を発する青年に主は小さく笑い、安心させるように優しく言った。
「良いよ、好きなだけ感じて、可愛く喘いで…私の手でおかしくなっちゃいなさい」
「ん、あぁぁ…!」
内容は酷いはずなのに、口にしている相手が愛しい主である事で青年の心はじんわりと暖かくなり。
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