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少年は痛みと快楽に壊れゆく

2014.09.19.Fri.21:00
防音が施されたマンションの一室。ほとんど物の置かれていない殺風景な部屋。
そこに唯一ある家具であるベッドの上に、少年がいた。幾つもの拘束で自由を奪われた、金髪の少年が。

「ひ、あぁ…ん、ひぁぁ」

苦しげに喘ぐ少年は、黒革の目隠しの下で眉根を寄せ、ベッドにうつ伏せで寝かされた裸体をもぞもぞと動かしている。どうにかして、拘束を解こうとして、だ。
しかし、幾ら暴れたところで手足に嵌められた頑丈な革の枷はびくともせず、少年の腕は左右に開いたまま曲げる事も出来ないようピンと張った鎖で手枷とベッドを繋がれ、足首の枷は同じく鎖で引き延ばされ、こちらはベッドの柵に結ばれていた。
身体をうつ伏せの体勢から抜け出せないように十字に固定する拘束を施された少年は、衣服を剥ぎ取られた裸体を隠す事も許されず、また、恥部に与えられている甘い責め苦から逃げ出せもしない。

「あ、いや…また、イくっ! おひりで…イぐぅぅぅ…っ!」

粘付いた悲鳴を発し、少年はビクビクと身悶えた。その身悶えで裸体がくねる度、少年の尻穴に押し込まれた小さな淫具のコード、振動で体内に刺激を注ぐピンク色のローターのコードが跳ねる。それも一本ではなく、三本が。
三つのローターを尻穴に挿入され、その全てが細かな振動をして少年に快楽を叩き込む。その快楽は到底堪えられるような物ではなく、少年はもう数え切れない程絶頂を強制されていた。
だが、幾ら絶頂しても少年の身体はくすぶり続け、苦しいくらいに感じまくらされているのに一向に満たされない。
当然だ。何せどんなに感じようが、絶え間無く絶頂しようが、少年のペニスは根元に巻き付けられた射精封じのベルトのせいで望む悦びをおあずけさせられているのだから。

「しゃせー…しゃせぇ…しひゃぃぃぃぃ…!」

はぁはぁと息を乱し、目隠しの下の瞳から涙を零して切望を口にする。それだけでは足りずに不自由な肉体を一生懸命に揺らし、もどかしさで絶えず襲われているペニスをベッドに擦り付けてみる。
追い詰められた少年は、それが自分を苦しめる効果しか持たないという残酷な事実に気付く余裕すら無い。

「も、やら…たひゅけて…っ!」

思わず、哀願が漏れた。深く考えての物ではなく、喘ぎに混じって弱々しい本音が、漏れた。
それに対し、少年を捕らえた男は冷たく、突き放すように返事をする。

「じゃあ、君はそうやって助けて、って言った女の子を許してあげたの?」
「っ…!」

かけられた言葉に少年はビクッと身体を強張らせ、何も言い返せずに唇を震わせる。
無言になった少年に男は冷え切った視線を向け、おもむろに右手を振り上げて。

「っぁぁあ!?」

少年の尻を、渇いた音を立てて打ち据えた。

「ねぇ、許してあげたの? 許してあげてないでしょ? 自分がどんな風にして、どんなひどい事をしたか、忘れたとは言わせないよ」
「ひぁぁっ! ごめ、なさっ! ごめんなしゃいぃぃっ!!」

バチンバチンと尻を叩かれ、痛みにすくんだ尻穴は飲み込まされたローターを強く絞め付けて快楽を覚えてしまう。
快楽と痛みに身をよじり、必死に許しの言葉を叫ぶ少年。けれど、もう遅い。

「今更謝っても、許せなんてしないさ」
「んぁぁぁぁぁーっ!!」

男は自嘲気味に呟き、少年の尻に入れたローターの振動を最強にする。そしてそのまま、男は再び少年の尻を叩き始めた。

「あ、うぁぁ! りゃめっ! 痛いのに、きもちよくへ…おれ、こわれりゅぅぅぅ…!」

絞り出された、激し過ぎる感覚への怯えの感情。大きくベッドを軋ませ、痙攣しながら紡がれたその感情に対し男は。

「いいよ、壊れなさい」

少し哀しげに言い、なおも少年の尻を打つのだった…。





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