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少年勇者は憐れに跳ね回る

2014.09.18.Thu.21:00
「ぐぅぅっ! く、そっ。動けぇっ!」

絨毯が敷かれた床に這いつくばり、少年は喚きながら必死にのたうち回る。見た目には何の拘束も施されていない、手袋とブーツのみを身に着けた裸体で、だ。
しかし見た目には分からなくとも、少年の肉体は自由を奪う拘束がしっかりと施されている。それは与えた張本人以外には解ける者は存在しない、強力な魔法による拘束だ。

「くっ、うぅっ、ぐぅーっ!」

どんなに暴れても、魚のように跳ね回っても、少年の手足はぴくりともせず。行儀の良い気を付けの姿勢のまま完全に固定されてしまっていて、手は指の一本一本までを身体に添えたまま離す事が出来ず、足の方もピッタリとくっつけた状態から抜け出せない。
そんな姿では立ち上がる事すらも上手く出来ない。それでも少年本人は何とかして逃げようともがき続けているのだが、乳首も性器も丸出しにされたまま気を付けをして、びたびたと床と肌をぶつけながら跳ね回る様子は滑稽としか言いようが無く。少年を捕らえて衣服を剥ぎ自由を奪う魔法をかけた青年は、椅子に座ったまま意地悪く微笑んでいた。

「おやおや、可愛らしい性器を揺らして必死にもがいて…無様な勇者様に相応しい恰好だよ」
「うるさいっ!」

嫌味を言った青年に、勇者と呼ばれた少年は吠える。そうでもしなければ、青年から与えられる屈辱に押し潰されてしまいそうだったから。
けれど、残酷な青年は勇者の叫びが虚勢以外の何物でも無いとあっさりと把握し、その上で少年勇者のなけなしの誇りを抉る言葉を放った。

「ふむ…無様はお気に召さないか。なら、魔王である私に挑み、情けなく敗れ、恥ずかしい姿で床を跳ね回ってる惨めな勇者様。とでも呼べば良いかい?」
「…!」

容赦の無い、反論のしようも無い言葉に切り付けられ、勇者は絶句し。
瞳に滲んだ雫を誤魔化す為に、さっきよりも激しく叫び出す。

「くそっ…殺すんなら、さっさとしろよぉっ!」
「ふふっ、殺しなんてしないさ」
「んむっ!?」

魔王の呟きの直後、勇者の唇が勝手に閉じ、そして開けなくなる。今まで自由にされていた口にも、魔法をかけられたのだ。

「んぐっ! む! うぅーっ!!」

焦り、怯え、唸り声を上げてじたばたと悶える少年勇者の元に、魔王がしゃがみ。裸体を手でまさぐりつつ吐息を多く混ぜた声で勇者の耳に囁いた。

「君には、私の部下を手にかけた償いをしっかりとしてもらわないとね。この、身体で」
「んんっ!?」

魔王の右手が、勇者の性器を握り込み、やわやわと揉み込む。やめさせたい思いはあるのに手を払いのける術は無くて、嫌がる心とは裏腹に、少年勇者の皮を被った性器は少しずつ硬度を増してしまう。
その硬くなり出した性器を眺めて、魔王は満足そうな表情を見せた。冷たく、残忍な微笑を。

「良い反応だ。その調子で気持ち良くなっていきなさい。早く私のペットになれるように」
「んぅ!…っふ、むぅっ…!」

性器だけでなく左乳首を捏ねられ始めた少年勇者は、魔法の拘束によって抵抗らしい抵抗を一切行えずにただ魔王が望むように悶え、喘がされる。
憐れな少年勇者が哀しく身を跳ねさせる度、勃ち上がった性器と、手袋とブーツに刻まれた勇者の証は魔王の支配感を煽るかの如く揺らめいていたのだった。




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