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猫達は痴態を見せ付けておねだりをする

2014.09.08.Mon.21:00
「は…んむ…」
「にゃん、んにゃぁぁ…」

カーテンを閉め切った部屋のベッドの上で、双子の少年が猫の鳴き真似をしていた。
ただ鳴き声を真似るのではなく、白と黒、二種類の猫の耳の付いたカチューシャと猫の足を模したブーツを両手両足にそれぞれ嵌め。お互いの乳首と性器をほぼ裸体で擦り付け合い、舌を絡ませる熱烈な口付けをして、尻穴に挿入した猫の尻尾付きのバイブをいやらしくヒクつかせながら可愛らしく蕩けた鳴き真似をしていた。

「すごい、にゃ…僕達の身体、にちゃにちゃ言ってるぅ…」
「おチンチン、とろとろになってる、にゃぁ…」

汗に加え、性器と尻穴から分泌された淫液でもう一人の身体とベッドシーツを濡らし、発せられる粘付いた水音でとめど無く発情していく猫コスプレの少年達。
だが、その発情はどこまで行為が甘く深くなっても満たされる事は無く、少年達が勝手に上がり込んだ部屋の主。淫らな遊びで汚されたベッドの持ち主を求めて、少年二人は身体と心をきゅんきゅん疼かせている。

「おにいちゃぁん…早く、帰ってきて、にゃ…」
「僕達、身体があつくて、せつにゃくて…おかしくにゃるぅぅ…!」

愛しい人を思い浮かべ、自分達の体液と混ざって香る愛しい人の香りを嗅ぎ、二人は火照る肉体を満たされる事は無いと分かっていながら一生懸命に擦り付け合う。
その思っている相手が、帰宅した事にも全く気付かずに。

「ただい…!?」

扉を開けたその姿で、予想外の光景に固まる青年。一方、硬直している青年を見た猫コスプレの少年達は、嬉しそうに笑って快楽で痺れた身体をベッドの上で起こし、尻尾バイブをくわえ込んだ淫穴を青年に突き出しておねだりをした。

「おにいちゃぁん…僕達、また勝手に部屋に入ったにゃ…」
「ベッドも汚しちゃったにゃ…僕達、悪い猫にゃのぉぉ…!」
「だからっ、いっぱい、いっぱいおしおきしてほしいの、にゃ」
「おねがい、にゃぁ…!」

すでに蕩け切った穴を捧げるように差し出し、ふわふわの尻尾と腰を振って行われる卑猥なおねだりは強烈で、青年の性器はズボンの下で頭をもたげ始める。

「ったく…しょうがない猫達だな…」

呆れた、けれどそれ以上に幸せそうな呟きを口にして、青年は淫乱な猫達に近寄る。
並んで尻穴を見せ付ける少年達は、足音が大きくなるにつれ性器のビクつきと尻穴の収縮を激しくさせ、重ねた白猫の左手と黒猫の右手に、興奮と期待を抑え切れずにきゅっと力を込めていた。





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