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堕ちた王はかつての部下の所有物にされる

2014.08.29.Fri.21:00
国の中央にそびえ立つ、宮殿の最上階。
美しい調度品に彩られたかつての自分の部屋で、失脚した若き王は、新しき支配者に責められていた。

「隷属の身となったご気分はいかがですか?」
「んっ、む、ふぅ…っ!」

にっこりと微笑み尋ねている支配者、自分を裏切った元部下に怒りを感じても、奴隷となった王は布を噛まされた口で呻き、拘束された身体をくねらせるしか無い。
ほんの数日前まで最高の衣服に身を包み、優雅に過ごしていた場所。そこで、堕ちた王は裸体を晒し、頭上高く持ち上げさせられた手首を天井から吊るされていた。
その上、足首には足を閉じて恥部を隠すのを不可能にする棒の足枷が嵌められていて、性器も、その後ろの恥ずかしい穴も、支配者の視線から逃れられない。

無様に立ち尽くし、移動も許されない屈辱と、乳首や性器を余すところ無く視姦される恥辱。
それらは一分一秒ごとに王の心へ奴隷に堕とされた事実を刻み込み、誇りをじわじわと蝕んでいく。

「ん、ぐ…っ!」

だが、王の瞳はまだまだ強さを保っており、目の前の支配者を鋭く睨み付けていた。
もちろん、そんな事をしたって状況が変わらないのは知っている。けれど、そう簡単には思い通りにはならないと示す為に、吊るされた王は睨み続けていた。

「ふむ…どうやら、ご自分の立場が分かっておられないようですね」

少し咎める口調で言いながらも、表情は愉しそうに緩ませて支配者が近寄る。
その距離が縮まるにつれ、王の目からは強さが徐々に失われ、支配者の左手に小さな容器があるのに気付いた瞬間泣きそうな表情となった。
明らかな怯えを見せる、惨めな姿に支配者は愉しげな色を濃くして笑い、容器の中身であるクリームを右の指ですくい。

「ならば、教えて差し上げますよ。貴方はもう、私の言う事に逆らえない存在だという事をね」
「ん、むぅぅぅっ…!」

言葉と同時に、左の乳首にクリームを塗られ、王はぬるりとした感触と胸の突起をくすぐられる初めての刺激に震えた。
しかし、それらの刺激が終わり切る前に次の刺激が訪れ、吊るされた王は声にならない悲鳴を上げて悶絶した。

「っ…ん…!?」

左乳首を苛む、うずうずとする…塗られた薬による痒みの感覚。一度 認識し始めた痒みはとめど無く増していき、王は吊るされた手で乳首を掻き毟ろうと必死でもがく。

「おやおや、左だけでそんなに悶えて。それなら、右にも塗って差し上げたらどうなってしまうんでしょうねぇ…?」
「…!!」

右の乳首へと構えられる、痒み薬を乗せた支配者の指。イヤイヤと首を振っても指はゆっくりと、しかし確実に近付き。

「ん、ぐぅぅぅぅー…!」

じくじくと襲い来る疼きに苦悶する奴隷となった王の憐れな悲鳴は、新しき王の耳を心地良く愉しませていた。




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