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催淫ガスは青年を淫らに踊り狂わせる

2014.08.05.Tue.21:00
この作品はP太さんのリクエストを元にして書かせていただきました。リクエスト、ありがとうございました!


「ん…はぁぁぁ…っひ、くぅぅんっ…!」

裸体の青年が、口から飲み込めなくなった唾液と共に力無い喘ぎ声を上げて身悶える。
しかし、どんなにもがいても青年の手首を立ったまま決して座れない位置で頭上高く吊るしている革の枷は外れる気配を見せず、逃れられる気配も見えない。
青年が自身を閉じ込めている透明な箱からの脱出を望んでも、それは叶わない。拘束された青年は、箱に流し続けられる、催淫性を持ったガスに全身を包まれ、呼吸をする度に肉体が淫らに熟する責めに悶え狂うしか無い。

「あぁ、くひ、ん…あぁー…!」

必死に手の枷を鳴らし、青年は身をよじって暴れる。それは解放を求めての行動だったが、残酷な催淫ガスによって力を奪われてしまった肉体では、ただ勃起したペニスをぶるぶると揺らし、喘ぎ鳴きながら淫らな踊りを踊っているようにしか見えない。
だが、そんな残酷な事実に気付いたとしても青年はその淫らな踊りをやめる事は出来ないだろう。何故なら、動きをとめたらとめた途端に、発狂しそうな程の疼きが身体中を容赦無く襲うのだから。

「いや、いやぁー…! だ、れか…だれか、たひゅけへ…!」

辛うじて残っている思考回路を使い、青年は一人きりの部屋で、眠っている内に自身が箱に閉じ込められていた部屋で助けを呼ぶ。
すると、その声に反応し、部屋の扉が開いた。青年は一瞬身構えたが、入って来た人物が誰かを確認して安堵の表情を見せた。

「あぁ…ひぇんぱい、たしゅけへくらひゃいっ。おれ、んひぃぃっ」

白衣を身にまとった先輩に、切羽詰まった懇願を行う青年。
だが、その懇願に対する言葉は、冷たく、無慈悲な物だった。

「30分経過、助けを求める理性を確認…と」

淡々と言い、手にしたノートにメモを残す先輩に、青年は驚愕し、同時に悟った。
先輩こそが、自分を甘く苦しめている張本人だと。

「んー…ガスの濃度を上げて、もう30分程このまま実験を続けるか」
「ひ…!?」

独り言をつぶやきながら、先輩が壁のスイッチを操作した。直後、箱の中により濃い思考を砕く香りを持ったガスが送られ始める。
すでに身も心もぐずぐずに蕩けている青年を、更に激しく溶かす為に。

「や、りゃ…んぁぁ、あふ、ひっ…くぅぅっ…!」

実験体にされた青年は、絶望を深く感じる余裕も無いままに汗に塗れた裸体をくねらせ。
自身の手で身体の火照りを慰める事も許されない発情地獄で堕ちていく様を、尊敬していた先輩に余すところ無く観察されるのだった。




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