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発情に責め立てられ火照った身体は悶える

2014.07.28.Mon.21:00
「ん…うぅ、ぐっ…!」

言葉をピンク色のギャグボールに奪われた男の呻き声が、虚しく部屋に広がり、ソファーに座って悠然とたたずんでいる人物。男を捕らえた悪人を微笑ませた。

「どうしたんだい、刑事さん? さっきから物欲しそうな目をして腰を振って、勃起した性器がはしたなく揺れているよ?」
「っ!」

意地の悪い指摘に刑事ははっとした目をして、どうにかして腰が動かないように堪える。
しかし、その忍耐もあっさり崩れ落ちる程刑事の肉体は与えられた発情薬によって火照り切っていて、刑事はすぐに我慢の限界を迎え、手首を天井から吊るされた裸体を、足を開いたままにさせる棒の足枷を嵌められた裸体をくねらせ、一生懸命火照りを散らそうと腰を動かしてしまう。

「私は何もしていないのに、乳首を真っ赤に尖らせて、床にエッチな水溜まりを作って…刑事さんは淫乱だね」

刑事に与える全ての食事に発情薬を混ぜて与えておきながらそんな罵倒を口にする悪人。
だが、全身を絶え間無く駆け巡り、思考能力と理性を叩きのめす疼きに支配され切った刑事は心の中ですら反抗を行えず、ただただぶつけられる言葉に屈辱を覚え、同時に快楽への切望を掻き立てられた。

「あぉーっ! っぅ! んうぅ!!」

苦し過ぎて、切な過ぎて、刑事はプライドも忘れてめちゃくちゃに身をよじり、透明な蜜を垂れ流しているペニスを悪人に向かって突き出す。

「先走りを撒き散らしておねだり…か。刑事の鑑だねぇ」
「ん、むぅぅ…」

残酷な皮肉によってすり減った精神をまた削られ、刑事は今日もまた、憎い悪人の手へと堕とされるのだった。




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