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無様な調度品は命令に従って悦楽を追求する

2024.03.01.Fri.21:00
左右の手首と足首から先を飲み込み、自力ではどう頑張っても引き抜けないよう柔らかな素材を間に挟んだ金属製の機構の圧迫によって身動きを封じられた男が、一人きりの部屋で静かに拘束の状況を受け入れている。
裸体をX字に引き延ばす機構からの脱出を試みる素振りも見せない。口に噛まされた棒状の枷を外そうとも、頭部に被せられた麻製の袋を振り払おうともしない。完全な諦めを由来とした無抵抗を晒しながら、屈辱を抱くことも忘れた男はただただ、今日の恥辱の到来に怯え続けている。

「ふぅ……んぅっ」

今日は一体、どんな内容で自分は辱められるのだろうか。敵の手に堕ちた日から加えられた様々な苦悶を想起しつつ、男が塞がれた口から唾液と共に呻きを零す。
あの責めだけは、二度と受けたくない。せめて、快楽のみを味わえる地獄が良い。敵による飼育を享受し、可能ならば苦痛を排除し甘い至福に特化した拷問をもたらされたいという願望を募らせながら、無意味な我慢すらもやめた男は丸出しとなっている男根を硬く勃起させていく。
自分だけの部屋で快感を望みながら男根を膨らませる。そんな無様な痴態を披露していた男の耳に、扉の開く音が聞こえた。続いて耳に届いたのは嘲りと愉快が混ざった、男を支配し飼い殺す無慈悲な男の声だった。

「おやおや、こんなに大きくさせちゃって。私に苛められるのがそんなに待ち遠しかったのかな?」

そう言い放ちながら、飼い主の男が逃れられぬ男に歩み寄る。その足音を耳にしながら恐怖に裸体を強ばらせた男の反応を笑みの黒さを深めて愉しんだ男は、無防備な男根に刺激を注ぎつつ今日の責め苦への言及を開始した。

「勝手に大きくさせる悪い子には、お仕置きが必要かもねぇ。でも、ご主人様をこうして愉しませる為に準備をしてたって言うんなら、良い子だしご褒美をあげないとねぇ」
「んぅ、むふぅっ」

男根に最初に触れた硬い物体が生み出した刺激と、次に触れた硬い芯の外部を若干柔らかい素材が包んでいる物体が味わわせてくる刺激に全身をゾクゾクと震わせながら、男がくぐもった声で喘ぎを漏らす。
視界を奪われていても、男根に触れている物が何か分かる。ただ男根に触れられているだけで、快楽の電流が身体中を駆け巡る。ありとあらゆる行動を封じられた裸体をみっともなくよじらせながら、男が唸りで仕置きを嫌がり褒美を懇願する。
その最高に滑稽な様子に興奮を滾らせた男は、恥と誇りを捨てた懇願に免じて慈悲を抱き、男根を撫でていた物体の角度を変えて男根全体と睾丸を一度に緩く押し潰す状態を作りつつ、麻袋に覆われた男の顔面に口を寄せて命令を下した。

「よし、今日はご褒美をあげよう。今捜査員さんのおチ○チンに押し付けてる私の指を使って自慰を繰り返しなさい。私の机の上に飾られたその小さな身体を一生懸命踊らせながら、何度イっても休まずに、気絶するまで自慰をし続けるんだよ?」
「うぅ! ふもぉぉっ!」

四角い形状をした白色の装置に四肢を縛められ、まるで額縁に飾られた絵画のような姿に変えられた裸体を命じられた通りに踊らせながら。憎き悪が有する異常で醜悪な技術によって大人の手を下回る大きさに縮められ、その悪を束ねる首領に君臨する男の私室に置かれた机を彩る無様な調度品に仕立て上げられた裸体をより残酷な責め苦を言い渡されたくない一心でなりふり構わずにくねらせ自らに快楽を注ぎながら。かつて捜査員であった男は今の自分がどれだけ間抜けかという発想に至る余裕も無くした思考を悦楽の追求で満たしつつ、押し付けられた右人差し指に男根を擦り付ける狂った自慰に耽る様で悪の総帥である非道な男に、歪んだ充足と愉悦を覚えさせていくのだった。






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