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逆らえぬ肉体は地獄が待つ部屋へと為す術無く進まされる

2024.02.24.Sat.21:00
左右の手首と二の腕をきつく一つに括る縄が、男から腕の自由を奪い取っている。左右の太ももを短く結合させ、足首同士をわずかな遊びのみを残して繋ぐ縄が、男の足から歩幅の小さな移動以外の自由を削ぎ落としている。
両手両足を縛められた男はもう、自分から衣服と所持品を剥ぎ取り代わりに縄の衣服を与えた憎き敵達による支配から抜け出したくても抜け出せない。口に噛まされた黒いギャグボールを毟り取ることも叶わない姿へと追いやられた無様な男はもはや、言葉を封じる枷に存在する穴から溢れ出る自身の唾液を拭うことも許されぬまま敵達の思惑に沿った前進を強要されるしか無い。
無防備にさらけ出された乳首を戯れに捏ね、隠す物を失った尻肉を好き勝手に撫で回し、不自然な歩行の度に情けなく跳ねている男根をからかうように揉む敵達の手指に屈辱を注がれても、抗いの手段を取り上げられた男は悔しさと惨めさを募らせながら連行を受け入れるしか無い。
無様な今の自分を嘲る言葉を敵達から浴びせられても、耳を覆うことすら禁じられた男は絶えず襲い掛かる様々な辱めに心を切り刻まれながら大きく動かせぬ足を酷使させての歩行を繰り返すこと以外、出来ることなどありはしないのだ。

「捜査員さんよ、もうすぐ今日からお前が暮らす部屋に着くぜ?」
「これからは毎日そこで寝て、食って、俺達に弄ばれるんだ。今までの生活よりよっぽど気楽だぜ、良かったな」
「んうぅ! ふぶうぅ!!」

ふざけるなとギャグボール越しに放とうとした声は、一際強く左乳首を捏ねた敵の指と過敏な亀頭を不意打ちで素早く擦った別の敵の指によって荒く乱れた呼吸混じりの喘ぎに変換させられてしまった。
前触れ無く引き上げられた責めの威力で捜査員と呼ばれた男の足が思わずとまり、裸体が縮こまるように上半身を低く落とす。しかし、無慈悲な敵達はそんな反射的な行動すらも許さない。許可無く歩みをとめ命じた姿勢を崩した滑稽な捜査員に対し、斜め後ろの位置に陣取っていた二人の敵はそれぞれの手で鷲掴みにした尻肉を強く押しつつ反対の手で掴んだ肩を持ち上げさせ、先程以上の速度での歩行を強制し始めた。

「こら、休むなよ」
「命令を破った罰だ。部屋も近いし、このまま最後まで歩かせてやるよ」
「むぅっ、ふぶっ、あぶうぅぅっ!!」

膝から下のみを頑張らせての不完全な移動では、速度など出せはしない。それを理解しきった上で自分達と同じ正常な移動速度を嬉々として要求する敵達に対して、捜査員である男は怒りを抱く気力すら無い。縄に縛られた裸体が汗に塗れる程の疲弊に追い立てられた状況の中速度の引き上げという残酷な追い打ちをもたらされた捜査員は、ギャグボールから噴き出す唾液と誇りを捨てた哀願の叫びの量を増やしつつ、それらを聞き流され愉しまれながらの前進にただただ悶絶を引きずり出されるしか無い。

「ほら、あの突き当たりが捜査員さんの部屋だぜ。もうちょっとだから頑張れ頑張れ」
「お、イきそうか? イきたいんだったらイっても良いけど、足は休ませんなよ?」
「もごぉぉっ! ぶぁっ、ぼほおぉっ!!」

自身の斜め前に立った敵達が、左右の乳首を分担して指で嬲りつつ男根を協力して苛んでいく。肩と尻肉を掴んだ斜め後ろの敵達が、背筋を伸ばした体勢を保たせつつ尻肉にあてがった手を滑らせて尻穴に中指をねじ込み、二人分の指を用いた不規則な撹拌で捜査員の腸壁を甘くいたぶっていく。
こんな異常な加虐を叩き込まれているのに、気持ち良い。敵の拠点であるこの施設へと運ばれていく最中に下準備と称して施された淫猥な調教で暴かれた身体は、持ち主である捜査員の拒絶を上回る形で至福を湧き上がらせていく。
さっきまでどうにか勃起を堪えていた男根は、みっともなく張り詰めさせられた状態から戻れない。教え込まれた快楽を欲し疼いていた尻穴から必死で意識を背けていた捜査員は、足に蓄積した疲労を忘却させられる勢いで膨れ上がっていく悦楽に翻弄させられながら絶望の日々が待ち受ける部屋へと続く廊下を為す術無く歩かされていく。
何をしても、どんな手を尽くしても、逃れられない。認めたくない現実を思い知らされながら部屋への接近と絶頂への接近を同時に迎えさせられた捜査員は、意に染まぬ歩行が敵達の手で終了に至らされるのに合わせて盛大に欲望の爆発へと達し、自分を飼う場所として伝えられていた部屋の入り口にあたる分厚い金属製の扉を白く間抜けに汚してしまった。

「あぶぁぁぁぁーっ! んみゅぅぅぅぅーっ!!」

乳首を遊び道具にされ、尻肉を揉まれ尻穴をほじくられながら、男根へと淫らな摩擦を送っていた敵達の手に促されるままに精液を迸らせた。そんな捜査員の裸体が無自覚に行おうとした脱力を阻止しながら、敵達は精液に汚れた扉の鍵を残酷な歓迎の態度を示しつつ開けていく。

「ふふっ、たくさん出したな。んじゃ次は、部屋の中でもっとたくさん出しまくらせてやるよ」
「俺達に捕まったことを後悔する暇も無くなるくらいに色んな方法でよがり狂わせてやるからな? 愉しみにしてろよ?」
「んうぅ……あおぉ……っ!」

冷たい金属音を奏でて外される鍵に打ちひしがれながら、扉に存在する小さな窓の向こうに見える内装に気付き涙に潤んだ目を戦慄に見開きながら、捜査員は指が引き抜かれた尻穴をヒクヒクと収縮させつつ様々な淫具が家具のように配置されている自身の監禁部屋の前で悪への敗北、それも淫蕩な地獄による敗北という己の末路を嫌でも理解させられていくのだった。






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