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退屈な時間は加速する痴態で間抜けに紛らわされる

2023.12.05.Tue.21:00
逃げ出すならば、責めが遠ざかっている今しか無い。
脱出に向けての努力を紡ぐことすらもままならない苦悶から一時的に解放された男達は、すぐ近くにいる仲間と共に裸体をじたばたともがかせ逃走を求める試行錯誤を積み重ねていた。

「んぅっ! ぶっ、むぎゅぅぅっ!」
「あぉっ、んまっ……うぶぅぅぅーっ!!」

口に噛まされた白い球状の枷に歯を立て助けてくれの願いを込めた絶叫を放ちながら、男達は両手両足に加えられた拘束との格闘を繰り返す。触れ合った腰でお互いを身悶えの度に押し合いながら、二人の男は自分達を危機から救い出すことを目的とした声を不明瞭に張り上げ、縛められた裸体をなりふり構わずによじらせ続けている。
しかし、幾ら声を上げても男達の声は外部にほとんど届かない。喉が破れんばかりに放った哀願の悲鳴を自分達が閉じ込められている空間と外部を仕切る防音性の高い壁に耳を押し当ててようやく聞こえる程度の声量へと変換させられている二人がどんなに騒ごうとも、男達に注がれている非道に誰一人として気付いてはくれない。
救いを欲する声の使用を諦め裸体に込める力に意識を集中させても、やはり状況は変わらない。床の部分と一体化している金属製の枷を足首へと嵌められ、握り拳の形を強要し指を使い物にならなくさせる黒革製の手袋と繋がった手首の枷と黒革の首輪の前部を短い鎖で結合された男達がひたすらに裸体を悶えさせても、男達は自らの太ももを腕で押さえ込みお互いの腰で支え合うことで丸出しの恥部を高い位置へと運ばされた惨め極まりない拘束姿から逃れられはしない。

「んぐっ、あぶ……むぁぁっ!」
「うぅーっ! ふぎゅぅぅぅーっ!!」

早くしなければ、またあの地獄がやって来てしまう。焦りに目を見開き恐怖に染まった声を発しながら、男達が裸体を暴れに暴れさせる。
無防備にさらけ出された己の恥部を見上げる格好を取らされた男達が、その恥部を狙い撃つ形で配置された停止している装置達に怯えを剥き出しにした視線を注ぎつつ二つの裸体を半狂乱になってくねらせる。
無論、追い詰められた精神から絞り出した力を用いて裸体を一心不乱に動かしても事態の打破には繋がらない。必死に突破口を探す男達の行動は一切が無意味で、何の好転も得られない足掻きの果てに二人は自分と仲間を無慈悲な悶絶へと導く責めが再開する時を、自分達をトラックの荷台に縫い付けて運ぶ残酷な敵の男達が休憩から帰還する時を迎えさせられてしまった。

「もごぉぉっ!? ぶぁっ、むぐぁぁぁっ!」
「ふぅぅーっ!? んっ、もごぉぉぉっ!!」

二度と聞きたくないと思い、無様な体勢を強いられている裸体で感じさせられたくないとも思っていたエンジンの音と振動が男達を絶望に叩き落とす。
そんな絶望の反応を運転席側に設置された小さなモニター越しの映像で愉しみながら、二人の男を捕らえ滑稽な姿勢で荷台に固定した悪に属する男達は、目と耳をこれ以上無く悦ばせる正義の痴態を引きずり出しつつ男達を自分達の拠点へと運搬する為に、高速道路のパーキングエリアに停車させていたトラックを嬉々として走らせ始めた。

「もごぉぉっ! うぶ! むぐぁぁぁんっ!!」
「ふっ、んぐ、あぐ、ぶぁぁぁぁっ!!」

口を塞ぐ球に接続されているチューブに、淫欲を無理矢理に掻き立てる液体状の薬品が少量ずつ流し込まれていく。
守る物を失った尻穴を真上から掘削する位置に取り付けられた男根型の淫具がゆったりとした上下運動を行い出し、二本の男根を包み込んでいる柔らかなオナホールが自身を宙に保つ機構の動きに従って自身の内部に閉じ込めた雄の弱点達に快楽と紐付いた摩擦の攻撃を味わわせていく。
もう飲みたくないと考えていた淫薬を嚥下させられながら、憎き悪の手で暴かれた尻穴を奥深くまでほじくり回される恥辱と淫薬の効果で萎えることすら禁じられた男根を絶えず擦られる悦楽にまた心と身体を打ちのめされながら、かつて正義だった男達はトラックの加速と連動してもうすぐ本格的に自分と仲間を襲い出すであろう絶頂地獄を恐れ拒む己の様子で、自分達を本拠地へと運ぶ任務を任された悪達の退屈な移動時間を間抜けに紛らわせていくのだった。






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