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悪戯妖精は無様に腰を振り快楽を追求する

2023.10.19.Thu.21:00
魔物がはびこる森の奥深くに構えた家屋にまで赴き、わざわざ空き巣を働くような物好きもいないだろう。そんな認識の元に窓の戸締まりを行わずに魔法薬の原料を買いに街へと足を運んだ青年魔術師は、自室の扉を開けると同時に飛び付いてきた存在に驚愕と困惑を募らせた。
訳も分からぬまま、青年は自身の胸元に視線を落とす。右胸を目掛けて貼り付いてきたそれの正体を、己の目で確認する。
そして、青年は自分に縋り付いているその存在が何かを理解した。それは、この森に住む妖精の青年だった。

「!……!!…………!」

人間には意味の分からない言葉で、小さな青年妖精が魔術師の青年に何かを訴えている。それも植物で作られた衣服を脱ぎ捨てた裸体の状態で、背に生えた羽根と肉体を苦しげに震わせつつ切羽詰まった態度でひたすらに助けを求めている。
その光景を呆然と見つめながら、魔術師の青年はしばらくしてこの事態を引き起こした原因に思い当たった。
それは、自室の机の上で蓋の無い容器に入れたまま放置していた薬品。先程まで自分が買い物をしていた街に畜産品を卸している牧場主から頼まれた家畜用の媚薬だ。
気付いて机に目を向ければ、右胸に縋り付いている妖精が纏っていたであろう植物の衣服が脱ぎ散らかされている。同じ机には、容器の周りに飛び散った媚薬が所々に残っている。何より、ローブの上から右胸にしがみついている青年妖精はよくよく見れば情けなく腰を前後に揺らし、小さな男根に摩擦を注ぐ自慰に耽っている。
おそらく、開けっぱなしにしていた窓から勝手に室内へと入り込んだのだろう。そして、妖精特有のちょっとした悪戯心で媚薬入りの容器を浴槽代わりにでもしたのだろう。
状況証拠から経緯を推測し驚愕と困惑を消滅させた魔術師の青年は、他の妖精の邪魔が入らないよう窓を魔法で閉じ施錠すると自分の身体で快楽を得ているはしたない妖精を右手で優しくも荒々しく引き剥がした。
自分が戻ってくるまでの間、自らの動きで一生懸命に火照る身体を鎮めようと試みていたのだろう。全身を汗に濡らした裸体を緩く握り、明らかに汗以外の体液にも汚れている股間周りが放つ淫らな光沢を堪能しながら、青年魔術師は期待に蕩けた眼差しで自分を見上げている悪戯妖精への罰に対する意欲を加虐心と共に滾らせていく。
そうして激しく滾らせた昏い欲望の果てに、青年魔術師は抵抗に必要な体力と気力を発情に削ぎ落とされた妖精に、拘束の魔法を施していく。左右の手首を頭上で揃えた状態に固定し、左右の足裏を股間の下で隙間無く密着させた格好を強要させた青年魔術師は、淡い桃色の光によって構成された魔力の縛めによって空中に飾られた状況から逃れることも自分の手で疼きに疼きている箇所を弄ることも不可能にされた裸体を怯え混じりにくねらせる妖精を味わいながら足で作らせた輪の中に右の人差し指を差し込み、刺激を欲して固く膨らんでいる男根にその人差し指を押し付けてやった。
途端、妖精は安堵と至福に表情を緩ませながら、青年魔術師の右人差し指を用いた快楽の追求をし始める。万歳のような形を強いられた腕と、足裏をぴったりとくっつけさせられた足を宙に固める魔力を支えにした腰振りを迷い無く行い、自分で裸体を責め立てるだけでは、妖精という種族の知能から紡ぎ出せる知識だけでは得られなかった惨めで心地良い悦楽を一心不乱に貪り出す。

「……!……!」

やはり意味の伝わらない言葉を、先程とは違い愉悦に染まっていることだけははっきりと分かる人間には判別出来ない言葉を叫びながら、青年妖精がヘコヘコと腰をよじらせ続ける。
人間に捕まった事実も分からなくなった青年妖精は、背の羽根を嬉しそうに羽ばたかせつつ腰を動かし、媚薬に身を浸すまで知らなかった快感を心と身体で堪能し尽くしていく。
そんな淫猥な存在になり果てた無様な妖精が披露する痴態を独占しながら、青年魔術師は都合良く扱える実験体兼弄び甲斐のある淫乱なペットが思いがけず手に入ったことを喜びつつ右の人差し指の角度を気まぐれに変化させ、それに合わせてより効率良く男根を摩擦出来る腰の動かし方を模索する滑稽な悪戯妖精に、絶対的な飼い主として残忍な嘲りの笑みを浴びせていくのだった。






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