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焦りと恐怖に急かされながら少年は仲間をじわじわと歩かせる

2023.10.16.Mon.21:00
「んぅ……んぐ、ふぶうぅ」

男根を模した枷を奥深くまで飲み込まされた口からくぐもった唸りを苦しげに零しつつ、少年が無様に自由を奪われ淫らに嬲られている裸体を姿勢良く立たせ続けている。
左右の足首に嵌められた黒革の枷同士を縄で繋がれた足をきっちりと揃え、二の腕と胸部を結び左右の手首を胴体の真後ろで交差させる縄を着せられた上半身に背筋を伸ばさせながら、少年は快楽の弱点へと取り付けられた淫具達が生み出す責めに翻弄させられつつ、悶えようとする裸体をひたすらに律し続けている。
そんな少年の耳に、部屋に設置されたスピーカーから発せられた指示の声が届く。それは、交渉はおろか誇りを捨てた哀願すらも通じないという事実を一瞬で理解させる、淡々と数字のみを告げる指示の声だ。

『19番』
「っ! ふうぅ……っ!」

与えられた新たな指示に従い、少年はそれまで保っていた姿勢を崩してその通りに裸体を動かし始める。
尻穴から抜け落ちないよう縄に固定された状態で休み無く首を振っている極太のアナルバイブが、足を動かす度に腸壁に更なる掻き毟りを注いでくる。それを知った上で、少年は従わなかった場合に訪れる罰に怯えながら自由を奪われた裸体を床に19と記されたタイルの場所へと移動させていく。
だが、その移動に対して少年と共に捕らわれたもう一人の少年は拒絶を示す。口を封じる拘束だけではなく視界を覆う黒革の目隠しと耳を塞ぐ拘束をもたらされた少年は、自分を運ぼうとしている存在が仲間であるということも分からぬまま連行を嫌がり、自身の腕を縛る上半身の縄と仲間の上半身に纏わされた縄を結合する後から付け足された縄を引っ張り返す。
自分は見世物じゃない。見ることも聞くことも怒りの声を放つことも却下された少年は、足首と太ももを短く括る縄によって伸ばせなくされた足を必死に踏ん張らせつつ移動に抗う。尻穴に押し込まれたバイブに腸壁をほじくり回されながらも、少年は快楽に身を跳ねさせつつその場に踏み留まり続ける。
そんな仲間を、足の自由を大きく残された少年は焦りに表情を歪ませながら運搬していく。自分達を捕獲した敵達が設定した制限時間内に指定のタイルまで辿り着けなければ、尻穴のバイブの駆動が加速するという罰が自分だけでなく仲間にももたらされてしまう。恐怖を募らせながら、少年は聴覚を使い物にならなくされた仲間に諦め悪く唸りで呼びかけつつ快楽に震えている足に力を込め、嫌がる仲間をじわじわと歩かせていく。

「んもおぉ……っ! ふぐ、ぶふうぅ……!」
「んーっ! んぐ、むぎゅぅぅ!!」

必死に縄を引いて仲間に不自由な歩行を強いる少年と、ありとあらゆる選択肢を没収された肉体でも行える抵抗として歩行の拒絶を試みる少年。そんな間抜けな引っ張り合いを別室で堪能しながら、非道な悪達は自分達の気まぐれで変わる制限時間の長さを残酷な視線を無言で交わして調整し、二人の尻穴を嬲り雌の悦楽を味わわせているバイブの駆動をまた少し引き上げ、最高に滑稽な娯楽の濃密さを一段と加速させていくのだった。





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