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仲間の叫びも淫獄の接近にも気付かぬまま少年は安らかな眠りを貪る

2023.10.15.Sun.21:00
何処にも逃げられない足が、自身を取り囲んだ無数の筆が生み出す刺激で容赦無く嬲られ続けている。
単純にこそばゆい。それだけでも、望まぬ笑声が溢れる程のくすぐったさを味わわされている。だが、筆の残忍さはそのくすぐったさだけでは終わらない。塗り込まれた箇所の感度を異常なまでに増幅させ淫らな弱点へと仕立て上げる非道な媚薬をたっぷりと纏った筆が作り出す真の非道は、足という本来快楽からは縁の遠い場所を甘い悦びで蝕む責めだ。
足だけで、何度も何度も絶頂を強要されている。幾ら呼吸を繰り返しても誤魔化せない程の息苦しさをもたらすくすぐったさだけでも辛いのに、筆はそこに無慈悲なまでの快楽を次々と叩き込んでいく。
そんな拷問に為す術無く狂わされている少年達はもう、自分と仲間の裸体から自由を奪う縄との格闘を試みる余裕さえ無い。金属製の柔らかなクッションが配置された扉に足首を上から押さえ付けられた少年達は、その扉を有した冷酷な機械から足を引き抜こうと頑張る気力さえも思い出せはしない。
二の腕と胴体を短く繋ぎ背面で交差させた手首をその位置に縫い付ける縄を上半身に着せられた無様な少年達は、仲間との意思疎通を禁止する為に装着された棒状の口枷に歯を立て笑い混じりの悲鳴を発しながら自らの裸体と床に挟まれた男根を普通ではあり得ない射精へと押し上げられることしか出来ない、最高に無様な存在でしか無いのだ。

「ほごっ、はごっ、ぼふふふぅっ! はびゅ、んみゅふふふぅっ!!」
「おぁぁぁっ! はほ、ひほほぉっ! うー! うひゅふふぅっ!!」

笑いたくないのに、笑わされる。足を苛む筆の攻撃に笑声を絶え間無く引き出されながら、五人の少年は哀願すらも忘れて悶絶を繰り返す。
イきたくないのに、イかされる。自慰の経験すら皆無に近かった裸体に足をいたぶられながらの射精を強いられている少年達は、腕を縛る縄を軋ませながら目を剥き、言葉にならない絶叫を間抜けに笑わされつつ放っている。
当然、そんな地獄に少年の幼き脳が耐えられるはずも無い。理性と本能の両方で笑いを嫌がり快楽を拒絶していた少年の脳は次第にこの状況からの脱却を求めていき、正確な回数すらも分からなくなった絶頂に至った途端、腕の使用を封じられた裸体の下で精液の放出も不可能となった幼い男根が何も分泌しない不完全な絶頂を迎えた途端、五人の内の一人の少年は焼き切れた意識を手放し眠りへと堕ちた。
状況に変化が訪れたのは、その瞬間だった。

「んふふぅ!? もほっ、ふぶぶぅ!!」
「あもっ、みゅあぁ!? うぎゅーっ!! ふぎゅぎゅうぅっ!!」

失神に達した少年の足元から、土台部分と協力して足首をクッション越しに締め付けていた扉が上に勢いよく移動する轟音が響いた。身体を捻り涙に潤んだ視界でその事実を視認した他の四人の少年は、上に収納された扉が緩慢な速度で再び下りてきているという情報に戦慄しつつ、眠りに堕ちている仲間に目を覚ませと、今が脱出の機会だと伝える唸りを笑いを交えつつ浴びせる。
だが、意識を失い深く眠っている少年は仲間達の声に気付けない。少年が意識を手放したら対応している扉を開き、扉が開いている間は筆を停止させるよう設定されていた装置によって新たな快楽とくすぐったさを加えられていない状態にある少年は、自分と仲間を救うことに繋がる情報を一切認識出来ぬまま、足に残った悦楽の余韻が気にならない程の深く安らかな眠りを貪っている。

「うふふっ! みゅふふふぅっ!!」
「はぼっ、ほぼっ、むほほほぉーっ!!」

早く起こさなければ、また足首を扉に拘束されてしまう。おそらくまた筆に包囲され、笑いと絶頂を強制される無間地獄に突き落とされてしまう。
自分を思う仲間の声も虚しく少年は足首に扉のクッションが触れても目を覚ませぬまま、改めて足首を痛みも緩みも無い強さで圧迫され、再開された媚薬筆の動きに足を責め立てられながらの絶頂を、意識を失う前よりも苛烈さを増した筆で仲間と共にみっともなく笑わされながらの絶頂を、どうすることも出来ずに迎えさせられていくのだった。






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