非道な偽りも知らぬまま男達は救助に安堵を抱く
2023.09.28.Thu.21:00
幾ら騒いでも周囲に虚しく反響するだけで、助けは訪れない。広い地下駐車場に一台だけ停まっている車の中でどんなに喚き散らしても、地獄からは逃れられない。
出来るのは、すぐ隣にいる相棒と涙に濡れた瞳で絶望を共有しながら悶え苦しむことだけ。腕を座席の後ろ側に運んだ状態から離れられないよう左右の手首同士を手錠に繋がれ、拘束からの脱出を求める試行錯誤の選択肢を足首同士を結合する手錠によって大きく狭められた男達はもう、自分達が使用していた車の運転席と助手席に腰掛けさせられた裸体を無様に跳ねさせながら意に染まぬ絶頂へと上り詰めさせられるしか無い。
自らの所有物であった手錠達を用いて逃走を不可能にされ、後部座席の床に置かれた箱型のバッテリーから伸びたコードの先にある淫具を使った甘く無慈悲な責め苦に為す術無く嬲られている無様な男達はもはや、自分と相棒をこの地下駐車場に放置して去った悪への憎しみも思い出せぬまま快楽を極めさせられるだけの存在でしか無いのだ。
「んぅぅぅーっ!! んぐっ、むぎゅぅぅぅーっ!!」
「うぶっ、ふぶぅっ! もごぉぉぉっ!!」
舌を噛んで淫らな拷問から抜け出さないように。そう告げる悪達の手で装着された男根型の枷を喉近くまで飲み込まされた口でくぐもった悲鳴を痛々しく放ちながら、男達がまた望まぬ射精へと導かれた。
口を塞がれ唯一の呼吸孔となった鼻を車内に充満する二人分の淫臭に蝕まれながら、男達は仲良く汗塗れの裸体を痙攣させ腰を間抜けに浮かせつつ自分達が仕事の際に乗り回していた車を更に精液臭く汚していく。
惨め極まりない痴態を披露する男達。そんな二人を嘲笑うかのように、無感情な淫具達は絶頂の最中にある二つの裸体に追い打ちの快楽を嬉々として流し込み、新たな絶頂を一切の手加減無く要求していく。
もう射精したくないと願う男達の哀願を乗せた唸りを無視しながら、男根の根元と亀頭近くに食い込んだ黒いベルト型のローターと尻穴にねじ込まれている過敏な弱点である前立腺を的確に抉る形状をしたプラグは、バッテリーから送られた電力を受け自分達を二人に取り付けていなくなった悪達が与えた設定に沿った駆動を繰り返し、何処にも逃げられない男達に雄と雌の絶頂を何度も何度も迎えさせ続けている。
「んみゅぅぅぅーっ! もごっ、おごぉぉぉっ!!」
「ぶふっ、もあぁっ! んもぉぉぉっ!!」
イってもイってもイかされる甘く辛い拷問。真横の相棒を救うことさえ叶わない状況で淫猥な頂点へと押し上げられ続ける無間地獄。そんな仕打ちにただただ狂わされながら、男達は改めて胸に助けてくれを募らせた。この場を去った悪に対する屈服を抱きながら、二人は言葉にならない声で鳴き叫びつつ慈悲をねだった。
すると、その思いに呼応したかのように声が車内に響いた。発生源は、ダッシュボード部分に用意された収納からだった。
『○○、□□! 応答せよ、今の状況はどうなっている!?』
「んぅぅっ!? むぐぅぅぅっ!!」
「もごっ、ふぎゅぅぅぅっ!!」
収納から聞こえてきた声に、二人は一瞬驚きと羞恥を膨らませる。しかし、二人はすぐにそれらの感情を声の主である仲間に救助を請う思いに上書きされ、誇りと恥を捨てた唸りを寄せ始めた。
『っ……!? 今すぐ救助に向かう! もう少しだけ辛抱していてくれ!』
「ふうぅ! んもぉぉっ!」
「あぉっ、むぎゅぅぅぅーっ!!」
早く来てくれ。安堵と共に救助を急かす思いを悦楽に掻き乱された思考に浮かばせながら、二人が何度目かも分からなくなった絶頂に到達する。
仲間達が来てくれるまでの辛抱だと自らに言い聞かせ、もう一人と視線で忍耐の意思を深め合いながら、男達はダッシュボード内に残されていた通信端末を眺めつつ色の薄まった精液を迸らせる。
自分達を罠に嵌めて生け捕りにした用意周到な悪が、通信端末を没収し忘れるなどあり得ない。正常な思考であればすぐに気付く情報に辿り着くことも出来ない程余裕を奪われた男達は、通信端末に仕込まれた発信器が現在地から遠く離れた場所を示すよう細工されていることも知らぬまま、偽りの発信地点に設置された装置を弄ることでまた別の偽りを示すように仕組まれていることも分からぬまま、真の発信地点であるこの地下駐車場に仲間が到着することにはすでに自分達が救助を喜ぶ理性もすり潰され絶頂を自ら受け入れる形での崩壊に達している残酷な結末も予測出来ぬまま、救助に動く仲間達に嬌声を聞かせつつの絶頂へと二人同時に昇らされていくのだった。
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自らの所有物であった手錠達を用いて逃走を不可能にされ、後部座席の床に置かれた箱型のバッテリーから伸びたコードの先にある淫具を使った甘く無慈悲な責め苦に為す術無く嬲られている無様な男達はもはや、自分と相棒をこの地下駐車場に放置して去った悪への憎しみも思い出せぬまま快楽を極めさせられるだけの存在でしか無いのだ。
「んぅぅぅーっ!! んぐっ、むぎゅぅぅぅーっ!!」
「うぶっ、ふぶぅっ! もごぉぉぉっ!!」
舌を噛んで淫らな拷問から抜け出さないように。そう告げる悪達の手で装着された男根型の枷を喉近くまで飲み込まされた口でくぐもった悲鳴を痛々しく放ちながら、男達がまた望まぬ射精へと導かれた。
口を塞がれ唯一の呼吸孔となった鼻を車内に充満する二人分の淫臭に蝕まれながら、男達は仲良く汗塗れの裸体を痙攣させ腰を間抜けに浮かせつつ自分達が仕事の際に乗り回していた車を更に精液臭く汚していく。
惨め極まりない痴態を披露する男達。そんな二人を嘲笑うかのように、無感情な淫具達は絶頂の最中にある二つの裸体に追い打ちの快楽を嬉々として流し込み、新たな絶頂を一切の手加減無く要求していく。
もう射精したくないと願う男達の哀願を乗せた唸りを無視しながら、男根の根元と亀頭近くに食い込んだ黒いベルト型のローターと尻穴にねじ込まれている過敏な弱点である前立腺を的確に抉る形状をしたプラグは、バッテリーから送られた電力を受け自分達を二人に取り付けていなくなった悪達が与えた設定に沿った駆動を繰り返し、何処にも逃げられない男達に雄と雌の絶頂を何度も何度も迎えさせ続けている。
「んみゅぅぅぅーっ! もごっ、おごぉぉぉっ!!」
「ぶふっ、もあぁっ! んもぉぉぉっ!!」
イってもイってもイかされる甘く辛い拷問。真横の相棒を救うことさえ叶わない状況で淫猥な頂点へと押し上げられ続ける無間地獄。そんな仕打ちにただただ狂わされながら、男達は改めて胸に助けてくれを募らせた。この場を去った悪に対する屈服を抱きながら、二人は言葉にならない声で鳴き叫びつつ慈悲をねだった。
すると、その思いに呼応したかのように声が車内に響いた。発生源は、ダッシュボード部分に用意された収納からだった。
『○○、□□! 応答せよ、今の状況はどうなっている!?』
「んぅぅっ!? むぐぅぅぅっ!!」
「もごっ、ふぎゅぅぅぅっ!!」
収納から聞こえてきた声に、二人は一瞬驚きと羞恥を膨らませる。しかし、二人はすぐにそれらの感情を声の主である仲間に救助を請う思いに上書きされ、誇りと恥を捨てた唸りを寄せ始めた。
『っ……!? 今すぐ救助に向かう! もう少しだけ辛抱していてくれ!』
「ふうぅ! んもぉぉっ!」
「あぉっ、むぎゅぅぅぅーっ!!」
早く来てくれ。安堵と共に救助を急かす思いを悦楽に掻き乱された思考に浮かばせながら、二人が何度目かも分からなくなった絶頂に到達する。
仲間達が来てくれるまでの辛抱だと自らに言い聞かせ、もう一人と視線で忍耐の意思を深め合いながら、男達はダッシュボード内に残されていた通信端末を眺めつつ色の薄まった精液を迸らせる。
自分達を罠に嵌めて生け捕りにした用意周到な悪が、通信端末を没収し忘れるなどあり得ない。正常な思考であればすぐに気付く情報に辿り着くことも出来ない程余裕を奪われた男達は、通信端末に仕込まれた発信器が現在地から遠く離れた場所を示すよう細工されていることも知らぬまま、偽りの発信地点に設置された装置を弄ることでまた別の偽りを示すように仕組まれていることも分からぬまま、真の発信地点であるこの地下駐車場に仲間が到着することにはすでに自分達が救助を喜ぶ理性もすり潰され絶頂を自ら受け入れる形での崩壊に達している残酷な結末も予測出来ぬまま、救助に動く仲間達に嬌声を聞かせつつの絶頂へと二人同時に昇らされていくのだった。
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