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残忍な設計図は悶絶を堪能しながら描き上げられる

2023.09.15.Fri.21:00
人差し指から小指までをまとめて台の上部に縫い付け、それとは別で親指を台へと縫い付ける金具を与えられた手は、どんなに力を込めても台に密着させられた手の平を離せはしない。左右の足首を台に固定し、両膝の真下も同様に台へと結合する金属の器具を与えられた足は必死で裸体を暴れさせても自由を奪われた状態から抜け出せはしない。
それらの拘束だけでも、少年達は逃走と抵抗を不可能にさせられている。五人の少年は誰一人として屈辱の縛めを振り払えず、同じ台の上で身動きを封じられた仲間と協力を行うことも叶わない姿へと追いやられている。
そんな惨めな少年達に、非道な男は更なる拘束を嬉々として上乗せした。背中と腰を真上から押さえ付ける金属の器具を追加された少年達はもう、裸体を無理矢理に丸めさせられた事実を覆せない。輪状の金属と黒革を組み合わせて作られた拘束具によって口に開ききった形を強要され、口を閉じられなくさせている丸い金属を台の上部に生えた紛い物の男根の根元に存在する金具へと接続された少年達は男根を模した異物に口を深い場所まで貫かれている状況を拒めない。幼い男根の根元を睾丸と共に括り出す形で装着された黒革製のベルトにあてがわれた金具と肩幅に開かされた足の間にある台の上部に用意された金具を鎖と南京錠で繋がれた少年達はもはや、自らの性器に激痛を送ってしまうが故に腰を間抜けにくねらせながらの試行錯誤すらも許されない。
ありとあらゆる選択肢を没収され土下座の姿勢で裸体を固められた五人の少年は、自分と仲間をこの辱めに閉じ込めた残忍な敵の思惑に沿って弄ばれることしか出来はしない。
悪の組織に身を置き幹部を務めている異常な男が有する技術によって自身を拘束する台ごと裸体を縮小された哀れな五人の少年は、台に内蔵された無慈悲な機構が生み出す甘く苦しい拷問に為す術無く嬲られ狂わされる無様なヒーロー達という光景を提供する、これ以上無く惨めな置物でしかないのだ。

「んっ、んぎゅっ、あぶっ、んもぉぉっ!」
「ふぐ、ぶみゅっ、んまぁぁっ!」
「んーっ……むふ、あぶあぁ」
「もあぁ、むぐぁぁぁっ!」
「あぇ、はおぉ、むぁ、んふうぅんっ」

テーブルの一角を彩る物体に貶められた五人の少年が、口を貫く偽の男根を通して台から流し込まれる残酷な責めに様々な反応を示し続けている。
悪の幹部である男が開発した電波をまんべんなく浴びせられ性器を大きく超える感度を携えた器官に作り変えられた口内を襲う快楽に苛まれながら、五人は憎き悪への怒りを思い出す余裕も無くしたまま絶頂を迎え続けている。
大人しくしていても、口で快楽を極めさせられる。淫獄を拒む絶叫を発しながら身をよじらせれば、声の振動と男根型の装置が口内の肉を抉る刺激によって一層苛烈に快楽の頂点へと押し上げられ続ける。全てを諦め足掻きを停止させても、無意識に漏れる淫らな唸りが引き金となって快楽は不意にその攻撃を加速させてくる。
そんな淫蕩な拷問にただただ悶絶し続ける置物を堪能しながら、悪の幹部を務める男は自身が敗北させた少年ヒーロー達の痴態の独占を許可してくれた総帥の寛大さに感謝を募らせつつ、小型化させた五人をより滑稽にいたぶる機構の設計図を仕事と実益を兼ねて描き上げていくのだった。






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