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非道な男は頂点を狙ってリモコンを操作する

2023.08.27.Sun.21:00
肩幅に開かされた男の足が、足首に巻き付けられた黒革の枷と床を短く繋ぐ鎖を甲高く鳴らしつつじたばたと情けなくもがき続けている。頭上へと万歳をするような形で持ち上げさせられた腕が、左右の手首に装着された枷と地下室の天井を結ぶ長い鎖に冷たい金属音を立てさせながら上半身と共に無様なダンスを披露し続けている。
それらの行動は、地獄からの脱出を欲しての物だ。手足を縛める拘束との格闘を繰り返している男は、誇りを忘れ恥を捨てた試行錯誤を積み重ねつつ自由を奪われた裸体をなりふり構わずに暴れさせている。
だが、状況は一切変わらない。足掻く男の努力を嘲笑うかのような音を鎖に立てさせている手足の拘束は、外れるどころか緩む素振りさえ見せはしない。
視界を閉ざす黒革の目隠しの下から頬に涙を伝わせつつ頑張っても無駄。口に噛まされた黒い棒に歯を立てつつ汗に濡れた裸体を必死によじらせても無意味。何をしても、この淫らな苦悶からは逃れられない。そんな絶望の事実を理解しつつも諦め悪く拘束と戦う無様な男はもはや、目隠しの向こうにいる憎き男にその滑稽な姿を堪能されながら間抜けに絶頂を迎えさせられるだけの存在でしか無いのだ。

「んぅぅっ! んぐっ……ぶふぅぅっ!!」

新たに到来した絶頂に対する恐怖を剥き出しにした唸りを上げながら、男がまた意に染まぬ射精へと追い立てられる。立ったままの格好に固定された裸体が痛々しくくねくねと悶え、閉じられなくされた足がガクガクと震え、ビンと張り詰めさせられた男根から白が薄まった不完全な精液が力無くどぷりと溢れ出る。
しかし、男を嬲る淫獄はとまらない。左右の二の腕にベルトで固定された装置とコードで繋がっている桃色をしたクリップ型の責め具はぎゅぅと挟み込んだ乳首達を苛烈に震わせ絶頂する男に追い打ちの快楽を注ぎ込んでいく。口枷を固定するベルトの金具と自身を遊びの無い鎖で接続された尻穴を苛む釣り針状の淫具は絶え間無い振動を行って腸壁を小刻みにいたぶりながら、鎖の短さ故に嫌でも頭部を仰け反らせた状態に維持させられている男に雌の悦楽を与え次の射精へとわずかな休憩すら許さずに上り詰めさせていく。
乳首と尻穴という過敏な弱点にあてがわれた残酷な淫具を拒む手段を一つ残らず没収された男はもう、自分をこの立場に追いやった憎き男の思惑に沿ってイき狂わされる以外の道を選べなどしない。見ることを禁じられ、しゃべることを封じられ、手足を使うことはおろか頭部を振り乱して苦しみを分散させることも不可能にされた惨めな男は、最後の仕上げと言わんばかりに男根へと施された無慈悲な装置が作り出す甘い攻撃に終わりなき射精の地獄を味わわされるしか無い。
自分からありとあらゆる抵抗を没収し淫獄を加えている男の手で気まぐれに操作される男根の責め具に為す術無く翻弄させられている男は、亀頭の真下に巻き付けられたベルト型の装置が次に震え出すのは何時かという恐怖に怯えながら悶絶させられるだけの愉快な娯楽でしかないのだ。

「ふぶっ、んみゅっ! あおぉ……うぎゅぅぅぅぅぅーっ!!」

汗と精液に汚れ淫猥に火照りきった裸体を生物とは思えない勢いで痙攣させる男の痴態を飛び散った体液がかかる程に近い正面の位置で独占しながら、自分に捕獲された男がどうすることも出来ずに絶頂に至らされる光景を鑑賞する非道な男は男が再度頂点に達した瞬間を狙って右手に握ったリモコンを操作し、男根にあてがったベルト型のローターを起動させ絶頂を強いられている最中に絶頂させられるという拷問を抗えぬ男に嬉々として叩き込んでいくのだった。






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