fc2ブログ

淫蕩な展示物は一流の雄達を獣へと貶める

2023.07.08.Sat.21:00
ビンと張り詰めた無防備な男根に、幾つもの視線が突き刺さっている。全ての衣服を脱ぎ捨て何もかもをさらけ出した俺の裸体が初対面の男達に見下ろされ、鑑賞物として扱われている。
その事実に惨めさと羞恥を募らせても、俺は視線から裸体を隠すことさえ許されない。左右の手首と足首に床と短い鎖で繋がっている黒革製の枷を嵌められ、太く短い金属製の柱の先にある内側にクッションがあてがわれた器具を腹部に装着され、ブリッジの体勢から離れられないよう拘束された俺は、好奇の眼差しを向けられても口を上下から押さえ付ける黒革製の枷越しにくぐもった唸りを上げる程度の抵抗しか示せはしない。
高給に目が眩み、歪んだ欲望の発散に惹かれ、発情期の辛さを解消する目的でこの仕事を自ら請け負った俺はもう、何をされても逆らえない無様な娯楽でしか無い。自由を奪われた事実に興奮を滾らせただでさえ苦しい発情を更に加速させている今の俺は、一流の存在が爛れた嗜好を気兼ね無く愉しむ為に用意されたホテルを彩る間抜けな展示物でしか無いのだ。

「前にこんな子いたっけって思ったけど、長期休みを利用してお小遣い稼ぎに来たんだねぇ。どんなことがあっても逃げられないようにされて、みっともなく恥ずかしい場所を晒しながら興奮して……イケない虎君だね」
「んむ、ふぶうぅ」

滅多にニュースを見ない俺でも名前と顔を知っている狼獣人の男が、大企業の社長としてではなく一匹の雄の態度を見せながら俺の痴態を嘲笑う言葉を放つ。それを耳にした他の男達もそれぞれ形の違う口を吊り上げ種の個性をわずかに覗かせた欲情を表わしながら、狼の言葉を肯定する頷きを行いつつ取り囲んだ俺の裸体をあらゆる角度から眺めている。
普段の俺では近付くことすらも叶わないような男達が、俺の裸体を淫欲の対象として消費している。ホテルのルールに従い、また自らの欲にも忠実となって裸体の格好を取った男達が、俺よりも逞しい男根を硬く膨らませつつホールの一角に飾られた俺を堪能している。
その狂った状況に、俺はすでに限界だと思っていた興奮を一層増幅させられていく。無様な俺を見ながら、あの男達が雄の本能を剥き出しにしている。異常と分かり切った上で充足の感情を掻き立てられながら、俺は自分を包囲する男根達の熱さと硬さに追い付こうとするかのように自らの男根の熱と硬度を高めていく。
その様子に笑みを濃くさせた男達は、俺に敗北を思い知らせるかの如く男根を一段上の欲情へと引き上げながら、展示品となった俺への責めを宣告した。
それは、ブリッジの姿勢を強要された俺の裸体の真下に準備されていた道具達を手にしながらの宣告。道具を取ろうとする男達の邪魔をしないよう縞柄の尾を端に避けさせた俺を褒めるように乳首や男根を緩く撫でながら行われる、淫獄の開始の宣告だ。

「こんなイケない虎君には、大人の私達がたっぷりとお仕置きをしてあげよう」
「お望み通りにこの抗えない身体をじっくりと苛めて、望んだ以上に気持ち良く追い詰めて、この甘い苦しみがまだ何日も続くことに絶望させてあげながら……しっかり反省出来るまでイき狂わせてあげようね」
「ふうぅ、んむうぅ」

拘束を施される前にホテルのスタッフから強力な媚薬混じりのローションだと伝えられていたボトルが俺の真上で傾けられ、その中身が躊躇い無くぶちまけられる。
これから俺は、本当に男達の玩具にされるんだ。ただただみっともなく射精を繰り返すだけの遊び道具として使い倒されるんだ。
隠しきれぬ期待からなのか、それとも男達の手で塗り伸ばされている媚薬ローションのせいなのか。それすらも分からない高揚を呼吸の乱れとして表現しながら、俺はこの仕事を選んだ自分の決断を賞賛しつつ、乳首と男根と尻穴を嬲る為に揃えられた淫具を握っている男達に対して不自由な裸体で一生懸命に腰を振り、早く早くと恥を捨てたおねだりの意思を寄せていくのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事
スポンサーサイト
[PR]

コメント

管理者のみに表示