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屈服色のおねだりは鑑賞を交えつつ無視される

2023.06.05.Mon.21:00
不自由な肉体を用いて行われる無様な腰振りに合わせて、二つの逞しい男根がお互いに甘い摩擦を注ぎ合っている。呼吸を幾ら乱しても、汗をどんなに分泌しても休息する素振りすら見せない男達が繰り返す恥を捨てた身悶えによって、硬く張り詰めた男根達は絶え間無い快楽という淫らな至福を与えられ続けている。
だが、いつまで経っても男達に安堵や安寧は訪れない。むしろ、なりふり構わずに悦びを追い求めれば追い求める程、二人は自身と仲間を更なる苦悶へと引きずり込む展開を手繰り寄せてしまう。
けれどもはや、男達は惨めに揺れる腰をとめられない。どう刺激しても射精に辿り詰めない男根達を必死に捏ね回し合っても疲労と絶望に苛まれるだけと知っていても、二人は快感の追求をやめられない。尻穴を奥深くまでほじくり回されなければ絶頂には至れない肉体へと変えられてしまった事実を理解していても、気が狂うような疼きにいたぶられたっぷりと注入された薬品がもたらす腸内への残酷な痒みに嬲られている男達は、その地獄を誤魔化す為を目的とした男根への責めから抜け出せない。
四肢を窮屈に折り畳んだ状態へと固定させる黒革製の拘束具を装着され、その拘束具の表面にあてがわれた金具同士を繋ぐことで手足を真横に伸ばした向かい合わせの体勢を強要させられてしまった男達はもう、触れることすら叶わない尻穴を狂わせる疼きと痒みに理性すらも狂わされないよう、生殺しの悦楽を仲良く惨めに手に入れ続けさせられるしか無いのだ。

「はぷっ、んちゅ、ふぅぅんっ!」
「あむ、ふぅ、んむぅぅんっ!」

男根だけじゃ足りない。追い詰められた思考でそう判断した男達は、一心不乱に唇を重ね舌を絡め合いながら射精に達せぬ苦しみをひたすらに紛らわせている。
大きく暴れさせることも出来ない手足をもがかせ拘束に冷たい金属音を立てさせながら、二人は自身に覆い被さられた仲間に向かった腰を狭い範囲で打ち付け、覆い被さった仲間に対して腰を突き上げ、はしたなく尖った乳首同士が擦れ合う緩い快楽も一生懸命に汲み取りつつ現実逃避に情けなく勤しんでいる。
そうして薄れゆく正気を同じ捕らわれの立場に追いやられた仲間と共にギリギリで繋ぎとめる時間が、どれだけ繰り広げられた頃だろう。二人から自由を奪い肛虐無しでは頂点に至れなくさせた尻穴を疼きと痒みで殴り付ける拷問に放置した無慈悲な男達が、やっと部屋へと帰還した。
その姿を目にした男達は口付けを切り上げ、憎んでいたはずの男達に二人分の唾液に濡れた唇で哀願を叫び始めた。手足を封じられた怒りも、連日の調教で尻穴を性器に貶められた屈辱も思い出せない男達は、崩壊寸前の自我で屈服を認め許しを請う言葉を紡ぎ始めたのだ。

「お、おにぇがい、じまずぅぅ……おぢり、おぢりほじっでぇぇっ!!」
「がゆいの、やあぁ……イけにゃいの、もぉやりゃぁぁぁっ!! たしゅけへ、くらひゃい……おぢりじゅぼじゅぼじでぇぇぇぇっ!!」

大粒の涙を零し、真っ赤に火照った汗塗れの顔が間抜けに歪む様を敵であった支配者達に見せながら男達が鳴き喚く。無防備に露出させられた二つの尻穴をパクパクと開閉させ、男根を苛め合う腰振りを継続しながら堕ちた男達が慈悲をねだる。
そんな完全な崩壊が近い二人の光景を取り囲んで悠然と見下ろしながら、非道な敵達は叫びを無視され打ちひしがれた二人が無駄な懇願を諦め再び救いの無い快楽を得始めるまでの過程と、一切の希望を断たれた二人が疼きと痒みに襲われている尻穴を慰める辱めを渇望し舌を先程以上に絡めながら理性を仲良く蝕まれていく破滅の様子を、何度味わっても飽きない正義を破壊する愉悦に浸りつつ堪能していくのだった。






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