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淫らな奴隷は助けてくれを虚しく溶け込ませる

2023.05.24.Wed.21:00
黒革で形作られた拘束に閉じ込められた四肢をひたすらにもがかせながら、畳に敷かれた布団の上で男が危機からの脱出を求め続けている。幾ら力を込めてもぎちぎちと軋むのみで緩む気配すら見せない。そんな頑丈な黒革に包囲されている伸ばすことを禁じられた手足を酷使しながら、男は部屋の柱と黒革の首輪を繋ぐ真紅のリードと格闘し逃走の展開を欲し続けている。
そんな変化の見えない努力の時間が、どれくらい続いた頃だろう。口に噛まされた黒色をした棒状の枷の隙間からくぐもった唸りと共に唾液を零し、頭部に装着された黒い犬の耳飾りと尻穴にねじ込まれた偽の男根から垂れ下がっている黒い犬の尻尾飾りを間抜けに揺らしながらの虚しい試行錯誤がどれだけの時間重ねられた頃だろう。
男は、何一つとして意味のある変化を引き寄せられぬまま自分を放置して去った者達が部屋に帰還する時刻を迎えてしまった。

「先生、ただいま。良い子にしてた?」
「ふふっ、随分頑張ってたみたいだね、先生。全身汗でびちょびちょだよ?」
「ふぶっ……ぷあぁ!」

一回り以上年下の少年達が、絶望に表情を歪ませる教師の男を取り囲みつつ首輪と柱を結んでいたリードを手早く外す。一目見て分かる無駄な頑張りの痕跡を嘲笑いながら、自分達よりも年上の雄々しき教師を捕らえた少年達が言葉を奪っていた口枷を嬉々として毟り取る。
そんな少年達に対して、男はありとあらゆる矜持を投げ捨てた声音で悲痛に叫んだ。

「もう、許してくれぇ……っ! さっきのは、嫌だ。もう、助けてぇ……っ!!」

怯えを露わにし、屈服を剥き出しにした懇願の叫び。教師としての誇りと共に年上としての威厳を破棄した、心から紡がれる哀願の意思表示。その最高に滑稽で可愛い無様な反応を愉しみながら笑みの黒さを引き上げた少年達は、自分達の笑みに絶望を察して表情を強ばらせる教師に、現実を一層濃く認識させる言葉を口々に浴びせてやった。

「俺達にされるのが嫌だったら逃げて下さいって、離れる前に言ったじゃないですか。だから、許してあげません。ちゃんと言い付け通りに逃げなかった自分を恨んで下さいね、先生」
「ほら、先生。何の効果も無いお願いをしてる暇があるなら、そのお口で俺達のチ○コにご奉仕して下さいよ」
「んむっ!? ふぶ、んうぅ」

口に迫る男根に気付いた教師が、慌てて口を引き結ぶ。その様を背後から眺めつつ味わっていた少年の一人は、尻穴を満たしていた作り物の男根を尻尾飾りを握った右手の力で一息に引き抜き、今朝まで異物の受け入れ方を知らなかったとは思えぬくらいにだらしなくぽっかりと開いた穴を、硬く張り詰めた自身の男根で蹂躙し始めた。

「ほら、先生。チ○コ入りましたよ。お昼の時と違って何の薬も仕込んでないのに、すんなり飲み込んでくれましたよ。嫌がって見せても、先生のお尻は素直ですね。俺のを嬉しそうに締め付けながら、気持ち良さそうにヒクヒク蠢いてます」
「うぶっ、むびゅぅぅ! ぶ、あぁぁ! りゃめ、んみゅぅぅっ!?」

尻穴を襲う快楽に、ほんの数時間前まで知らなかった雌の悦楽に耐えきれず発した喘ぎに合わせて口にも男根を突き入れられながら、生徒である少年達の支配下に置かれた教師の男は痛々しく見開いた目から大粒の涙を零しつつ、上下の穴を征服する男根達と窮屈に折り畳まされた手足の間を縫ってやって来た手指が生み出す乳首と男根を責める刺激の合わせ技に流され、昼と同じ絶頂地獄へと追い立てられていった。




気持ち良くされたくない。そんな拒絶の感情を維持出来なくなる程に快感を叩き込まれた教師の男は、十数人の少年が全員満足するまで犯し抜かれると同時に新たな拘束をもたらされた。
四肢を縛める黒革同士を短く接続する金具を与えられ、喉近くまでを貫く男根を模した張型と黒革の目隠し、そして犬の耳飾りが細い黒革のベルトを通じて一体となっている器具を頭部に這わされ、より太い偽の男根と繋がった犬の尻尾飾りを尻穴に押し込まれた教師はもう、一ヶ所にまとめられた手足を狭い範囲で暴れさせながら右半身を下にした体勢で寝転がり続けるしか無い。
首輪と柱を結合するリードが無くとも移動不可能な姿に追いやられた教師はもはや、周囲の様子を伺うことも許されず口を塞ぐ張型の底にあてがわれた黒革製の板のせいで口呼吸すらも没収された惨めな男はもはや、逃れられないという情報と呼吸の度に鼻腔を蝕む己の物を含めた十数人分の淫臭に為す術無く追い詰められながら、味方のいない施設の中で初日の夜を過ごすしか無いのだ。

「じゃ、先生。お休みなさい」
「また明日の朝からたくさん苛めて、たくさん可愛がってあげますからね」
「本番は明日からですよ。今日よりも激しい合宿、愉しみにしていて下さいね……ワンちゃん」
「うぐ、むぐうぅ……んもおぉぉ……っ!!」

閉ざされた視界の向こうに感じる部屋を去って行く少年達の気配に打ちひしがれながら、教師の男は行かないでくれの思いを乗せた唸りを、初日の昼食に混ぜられた薬品を切っ掛けにして部員達の淫らな奴隷に貶められてしまった事実に気付いてくれと願う呻きを、自分達以外誰もいない山中に存在する合宿施設の一室に溶け込ませていくのだった。






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