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かすかな抵抗は遠回しに突破される

2023.04.09.Sun.21:00
「あっ、んあぁぁっ! もっ、もぉやら……もぅどめでぐれぇぇっ!!」

痛々しく見開かれた目を大粒の涙を零しつつ、男が引き結ぶことさえままならなくなった口から誇りを捨てた哀願の絶叫を放っている。
二の腕と胸部を遊び無く繋ぎ、左右の手首を背中で交差させた状態に固定させる腕の自由を奪う縄。足首と太ももを短く括り、足に伸ばすことを禁じる縄。そしてそれらの縄と自身の両隣に存在する太い柱を厳重に結合する縄を裸体にもたらされた男が、自分に縄を着せた男達に向かって屈服を露わにした許しを請う絶叫をなりふり構わずに発し続けている。
手も足も出せず、縛められた裸体と柱を結わえる縄達のせいで恥部を嬲る無慈悲な装置達を振り払おうと試みるどころかその装置達が生み出す残酷な苦悶を誤魔化す為の身じろぎすらも満足に取れなくされた男。地下室の床と一体化している装置から伸びた太く長い男根を模した張型に下から串刺しにされた尻穴をめちゃくちゃに掻き毟られ、尻穴への責めに耐えきれず勃起へと追いやられてしまった男根の根元と亀頭近くを緩く締めた位置で振動する黒いベルト型のローターに望まぬ悦楽を注ぎ込まれながら絶え間無い絶頂を強いられている何処にも逃れられぬ男。そんな滑稽な男が屈辱の概念すらも忘れて紡ぐ喉が破れんばかりの助けてを無視し続けていた非道な男達は、尻穴と男根を蹂躙する装置達を起動させると同時に設定した一時間のタイマーが鳴り響くと同時に黒く歪んでいた笑みを一層醜く歪めながら、アラームを停止させつつ男を取り囲む鑑賞の輪を崩し直接の凌辱を開始した。
それはありとあらゆる選択肢を没収させた男が為す術無く射精を強いられる光景を堪能し滾りに滾った男根を用いて施す、惨めに鳴き喚く男の口への凌辱だ。

「ひっ……!? やら、やらぁぁ! おねがい、もぉ……っむ、ふうぅ!」

制止を口にしても、この男達はとまらない。これまでの経験と嬉々として浴びせられる嘲笑からそう判断した男は、途中で制止を諦め唇を硬く閉じるという方法で口を責め立てようと迫った男根達の侵入を拒もうとする。
もちろん、快楽に長時間いたぶられた男が上下の唇を密着させても、それは簡単にこじ開けられる程度の抵抗にしかならない。閉じた直後にはもう堪えきれぬ喘ぎ達のせいで自ら開きそうになっている唇を突破することなど、逞しく怒張した男根達にとっては障害にすらならない。
その情報をはっきりと理解した上で、冷酷な男達は無駄な足掻きを行おうとした罰も兼ねて遠回しな手段で閉ざされた唇の突破を求め出した。無抵抗の男を意のままに弄ぶ男達はすでにイきっぱなしの状況に陥っている男の裸体を今以上の絶頂地獄に突き落とす駆動の強化を尻穴と男根の装置に命じつつ、必死で唇同士を触れ合わせる男の頭部を男根で包囲してしまったのだ。

「っふ!? む、ぷふっ、んーっ!」

眼前に突き付けられた男根が、自らの意思で唯一の呼吸孔にした男の鼻を雄の淫臭で殴り付けていく。耳元に擦り付けられる男根が生み出す透明な淫蜜由来の粘ついた淫音が、頭部に乗せられた男根の熱と重みが、捕らわれた日から淫獄に漬け込まれている男の脳を蝕んでいく。
このままでは、この男達の思い通りにまた淫らな痴態を引きずり出されてしまう。教え込まされた雌の快楽に溺れ男根を夢中で欲しがる己の淫乱な姿を暴かれてしまう。そう危機感を募らせながら意識を正常に保とうとするも、新たな絶頂を強いられながらでは、自分を雌へと幾度と無く幸福に堕落させた男根達に視覚と嗅覚と聴覚を支配されていながらでは到底不可能で、男は今日も自分を捕獲し淫蕩に扱う男達への敵意を隷属に上書きされつつ、一時間の絶頂地獄という下準備の果てに綻んだ理性に合わせて一生懸命に閉ざしていた口を開き、陥落と快感を嫌がっていた者と同一の存在とは思えない熱烈な舌奉仕を男根達に捧げていくのだった。






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