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妖精達は淫蕩な光に集まり悦楽を求める

2023.04.04.Tue.21:00
「そういやそろそろ、新しいのを吊るす頃合いだな」

森の奥深くに構えた家屋の中で魔術書を読み進めていた青年は、独り言を呟きながらしおりを挟んだ魔術書を閉じつつ椅子から立ち上がると、部屋の壁に掛けていたペンダントのような物体を一つ手に取り家の外へと出た。
月明かりに照らされた夜の森は、虫の音以外何も聞こえない。本来なら森の中に時折響いているであろう魔物の唸りや鳴き声も、青年の魔術の実力を知り家屋に近寄ることすらしない状態となっている為に全く聞こえては来ない。
そんな空間を、青年は手にした物体に魔力を注ぎながら歩いて行く。地面を覆う雑草を踏み締めながら、青年は特製の魔法具に手を施し取り付けられている魔法石を淡い桃色に輝かせつつ家屋の裏手へと移動していく。
そうして準備を整えつつ足を動かした青年は、程なくして目的地へと辿り着いた。そこは、青年が魔術で作製した簡素な物置小屋。今は異常な形で用途が変わり果てた元物置小屋だ。

「妖精君達、新しい魔法石だよ」

青年が発したその呼びかけに反応して、数人の少年妖精が羽根を動かしつつ輝く魔法石の近くへと迫っていく。
まだ青年の声を認識しそれに反応する思考能力が残っている。そんな少年妖精達が、自身が見つめていた別の魔法石から離れ小さな裸体を青年の手に吊るされている魔法石へと接近させていく。
その様を愉しげに味わいながら、青年は魔法石に繋いだ紐を物置小屋の柱に取り付けた金具に引っ掛ける。新品の魔法石を少年妖精達が思う存分堪能出来る状況を嬉々として作り上げる。
そうして作り上げられた至福を疑う能力を完全に失った少年妖精達は、魔法石が放つ光を浴び表情を淫らに蕩けさせながら足をがに股に開くと、人間族から見たら張り詰めていても非常に小さい男根を一生懸命に摩擦し乳首を夢中で捏ね回す自慰に耽り始めた。

「あっ、はっ、はひっ、んひぃんっ」
「きもひぃ、きもひぃ……あふっ、ふひゃぁんっ」

妖精族の少年にだけ効果を有する、発情と感度の増幅を引き起こす魔法石の光に囚われた少年達はもう、自力では自慰を求める渇望から抜け出せない。
魔力さえあれば生命の維持が問題無く行える生態をしているが故に疲労や死とも縁が無い状況に囚われた少年達はもはや、頭の内側を淫蕩に染め上げる魔法石の光から逃れられぬまま自慰を繰り返すだけの生物でしか無い。
そんな少年達を見つめながら残忍に微笑んだ青年は、新たに吊るした魔法石から離れると一番古くに吊るした魔法石の元へと歩み寄り、そこの前で自慰を繰り返していた数人の少年妖精を魔法石を家屋へと運ぶ形で連行し始めた。

「さぁ、こっちの妖精君達はお家に入ろうね。この古い魔法石じゃなくて君達一人一人専用の魔法石を作って、永遠に自慰を愉しめるようにしてあげるよ。これみたいにちょっとずつ効果が弱まる物じゃない魔法石を作って、専用の檻に一緒に閉じ込めて、お客様を永遠に悦ばせる自慰妖精に生まれ変わらせてあげるからね」
「あひっ、んひっ、はひぃっ」
「んぉっ、ほぉ、あぉぉんっ」

青年が語る計画の残酷さを理解する知能を叩き潰された少年妖精達が、魔法石を追いかけながらの自慰を維持しつつふらふらと飛んでいく。
抑えきれぬ好奇心から仲間達の不思議な声が聞こえる小屋へと侵入し青年の思惑に沿って色狂いに貶められた少年妖精達が、終わりなき自慰の未来が待ち受ける青年の家屋へと絶頂に至りつつ付いていく。
その最高に無様な光景を独占しながら、この地に居を構えた時に抱いていた誰にも邪魔されぬ魔術の研鑽を欲する思考を歪みに歪ませた青年は魔法石を気まぐれに揺らしてそれを追いかける愉快な少年妖精達を鑑賞しつつ、好事家に高値で売れる商品達を最後の工程に向けて家屋内に進ませていくのだった。






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