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生贄は不可逆な堕落へと導かれる

2023.03.13.Mon.21:00
湧き上がる知的好奇心の衝動のままに、男はとある村で執り行われる神事の秘密を暴いてしまった。
知りたいと願う欲求を原動力にして秘匿された資料を探し出した男は、村の有力者達が隠し通し続けてきた爛れた真実を理解してしまった。
その先に待ち受けていた男の末路は、己が暴いた神事の生贄という口封じの末路で。村から送り込まれた者達の手で抵抗虚しく攫われ村長が所有する邸宅の地下に存在する石造りの牢獄へと監禁された男は今日も、自身が知りたがった神事をその身で嫌というくらいに味わわされる淫獄の日々に、為す術無く悶絶を強要させられ続けていた。

「むっ、んむっ! ふむぅぅっ!!」

白布に作られた結び目を噛まされ、更にその上から鼻と口を塞ぐ白布の猿轡を装着された男が言葉にならぬ声で悲鳴を放ち痛々しく見開かれた目から大粒の涙を零しつつ許しを求めても、残酷な支配者に君臨した村人の男達は慈悲を欠片も抱かない。
再三の忠告を受けても神事の調査をやめなかった愚かな学者の男を捕らえ剥ぎ取った衣服の代わりに縄の拘束を着せた男達は、遅すぎる後悔を募らせつつ救いをねだる学者を嘲笑いつつ、抵抗を禁じた生贄の裸体に神事に則った恥辱を次々と協力して叩き込んでいく。
雄の自覚を削ぎ、人間としての尊厳を奪う責め苦から逃れる術など、今の学者には無い。地下牢の天井に取り付けられた金具と左右の手首を縄で遊び無く結ばれ、左右の足首を縄できつく一まとめにされた学者が唸ることしか出来なくされた口でうーうーと喚きつつ身悶えても、万歳とつま先立ちを同時に強いられた裸体は村人達の悪意を決して拒めはしない。
仮に運良く手足の縄が解けてもすぐに再度施される状況に追いやられた学者の男はもう、一方的に担わされた生贄としての役目を全うさせられるしか無い。村の男達の欲望を受けとめ続け肉体を淫蕩に熟成させることで神に捧げるに相応しい供物となるよう促される仕打ちから抜け出す手段を一つ残らず没収された哀れな学者はもはや、誇りを忘れた声で鳴き叫んでも外部に一切音が漏れ出ないよう設計された地下牢の中で抗えぬ裸体を好き勝手に嬲り倒され意に染まぬ絶頂へと上り詰めさせられながら取り返しの付かない変化をもたらされるだけの、人権を剥奪された淫猥な生贄以外の何物でも無いのだ。

「あぉっ、んおぉ! あぶっ、んむぁぁぁっ!!」

背後に陣取った村人の男根をさも当然のように根元まで飲み込んでしまった尻穴が、連日の開発の成果を自身の持ち主である学者に思い知らせるかの如く悦楽を覚えながら、腸壁全体を掻き毟る肉の棒を熱烈に締め上げて歓迎の意を示す。
捕らわれた日とは比べ物にならない程の無様さを有する器官へと育てられた太く長く間抜けな乳首が、快楽に従って増した硬度を確かめるかのように村人達の指に捏ね回され弾かれる。甘い刺激を加えられているのが当然と認識する惨めな箇所へと貶められた男根が、ほんのわずかな責めにも過敏な反応を返し限界まで張り詰める情けない性器が、もっともっととねだる様な脈動を披露しつつ村人達の指の攻撃に対して射精という感謝を何度も何度も噴き出させ続ける。
自分という生き物が、不可逆的な堕落へと導かれている。それを把握していても遠ざけられない学者の男は、否定しきれない至福の波と呼吸の度に鼻腔を嬲る地下牢に充満した淫臭に理性を蝕まれながら逆らえぬ肉体を昨日よりも快感に弱い物へと仕立て上げられ、神へと捧げる儀式に向けて立派な生贄となるよう、神以前に今自分を弄んでる者を含めた村の男達を悦ばせる滑稽な生贄に堕ちるよう、狂った神事の中で己という人間が積み上げた全てを肉欲に塗り潰されていくのだった。






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