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男は椅子に繋がれ無慈悲な拷問に悶え狂わされる

2023.02.28.Tue.21:00
四本ある金属製の脚を地下室の床へと接続された椅子に繋がれた男は、不自然な体勢を強いられた裸体を苦しげによじらせつつ悪趣味な責めからの脱出を試み続けている。
どんなに頑張ったところで、与えられた縛め達は外せない。厳重に施された拘束達は、生身ではどうすることも出来はしない。それを嫌というくらいにその身で思い知らされつつも、男は地獄から逃れたい一心で無駄な身悶えを諦め悪く紡ぎながら新たな絶望と苦悶を無様に生成し続けていた。

「うーっ……! あぉ、うあおぉ……っ!!」

どうすれば、腕の自由を奪っている黒革製の器具を振り払えるのだろう。左右の腕に肘から手首までの部分を重ねさせたような形を背中側で強要している器具は、両肩に通されたベルトによって自力で脱ぐことを不可能にさせられている二の腕から先をすっぽりと囲う黒革の拘束は、どうもがけば遠ざけられるのだろう。
幾ら考えても答えの出ない問いを脳内に思い浮かばせながら、男は閉じられなくされた口から言葉にならない呻きを漏らしつつ、腕を包む黒革と椅子の座面の下にあてがわれた丸い金具達を結ぶ数本の鎖を虚しくガチャガチャと鳴らす。
どんな工夫を交えれば、頭部を覆うこの悪趣味なマスクを引き剥がせるのだろう。黒革で構成されたマスクの下で視界を閉ざされた目を痛々しく見開きながら、男は口の部分に存在する輪状の金属に取り付けられた太く長い透明なチューブを通して休み無く送り込まれる淫猥な薬品混じりの空気を用いた呼吸を強制されつつ、意に染まぬ発情を掻き立ててくる辱めから抜け出そうと限界まで仰け反らされた頭部を、黒革製の全頭マスクの頂点に位置する金具と座面の縁に配置された丸い金具を腕と同じように鎖で結合された頭部を、非常に狭い範囲で間抜けに暴れさせている。
一体何をすれば、足の動きを大きく封じている拘束と、尻穴を嬲っている醜悪な物体から離れられるのだろう。左右の足首と太ももをきつく括っている黒革製のベルト同士を鎖と南京錠で結わえられ、足首側のベルトと椅子の縁にある金具を別の鎖で繋げられ、守りたくても守れない状態に追い込まれた尻穴へとねじ込まれている釣り針状の器具と椅子の縁に用意されている足首を繋ぐ物とは違う金具を遊び無く張られた鎖で一体化させられた男は、下手にもがけば先端にあてがわれた残忍なこぶで特に過敏な前立腺を苛烈に抉ってくる非道な器具に誇りを痛め付けられつつ、伸ばせぬ足を小刻みに震わせながらの努力を、望まぬ発情に屈して勃起させられた自身の腹部と床に挟まれている男根を摩擦しながら行う結果の伴わない徒労を、必死に積み重ね続けている。

「あっ、あおぉ……っ! はぁ、はぉ、えあぁぁぁ……!!」

背もたれの無い椅子の下で海老反りの姿勢を無理矢理に取らされ、そこから逃れることを禁じられた惨めな男。呼吸の度に淫猥な欲望を肥大化させられ、そのはしたない欲を男根を襲う快楽という形で足掻きに合わせて増幅させられながら為す術無く苦しみ抜く滑稽な男。
そんな男を作り出し地下室に放置した男は、たったの一時間で反抗的な態度が見違える程に霧散した男の様子に充足の笑みを浮かべながら残酷な椅子の元へと歩み寄り、わざと大きな衝撃を立てつつ男を繋いだ椅子に腰を下ろした。

「うぁっ!? あぁ、おぉぉ……っ!?」

地下室の扉が一時間ぶりに開かれた音はおろか接近する靴音にも気付けていなかった男が、反らされた裸体の上部で発生した振動に恐怖し、困惑し、絶望の反応を示しつつ散々無駄だと理解させられたはずの拘束との格闘を一層激しく披露し始める。
その愉快極まりない姿を堪能し、地下室の扉を再度開ける前からすでに高まりきっていた興奮を一段上の物へと引き上げながら、冷酷な男は文字通り手も足も出せぬ男に嬉々として地獄の上乗せを加えていく。淫薬入りの空気を呼吸として摂取させられている黒革に包まれた頭部の側ではなく足裏を無防備に晒している側に正面を向けて椅子に腰掛けた男は、異物に貫かれた尻穴が怯えを表わすように収縮している様に目を細めつつ、一切の悪意を拒めなくなった男の足裏を、指先で巧みに、丹念にくすぐり回し始めた。
無論、その効果は覿面だ。視界を奪われ、身悶えも極限まで制限された男は、足裏を嬲り始めた予想外の責めに分かりやすく裸体を跳ねさせながら、あっという間に閉じられぬ口から喉が破れんばかりの笑声を溢れさせ始めた。

「はほっ、へほほぉっ!? あぉ、えぁ、ほひひぃっ!? ほはははぁーっ!!」

無理矢理に笑わされて、苦しい。それと同時にくすぐったさを嫌がる本能が勝手に裸体を動かすことで生まれる尻穴を淫らな釣り針に掻き毟られる快感と、男根が床と自身の腹部に捏ねられる悦楽が辛い。
二重三重の無慈悲が織り成す甘さと残忍さが混ざり合った拷問にただただ悶絶をさせられる男は情け容赦なく足裏に指先を這い回らせる憎き男の思惑通りに海老反りの裸体を悶え狂わせつつ、崩壊の入り口となる一回目の絶頂へと笑い転げさせられながら、上り詰めさせられていくのだった。






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