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無様な猫達は用意された地獄に沿って鳴き喚く

2023.02.22.Wed.21:00
指先から二の腕までを覆う猫の足を模したふわふわなグローブと、つま先から太ももまでを包むふわふわなブーツを裸体にあてがわれた男達は、それらに仕込まれた機構によって指の使用を不可能にされてしまっている。手の周りと足の周りを肉球の飾りが付いた分厚い綿で覆う衣服を脱ぎ去りたくても、各所に存在するベルトを締められていては脱げない。手足の指の自由を取り戻すことは叶わない。同じ拘束を加えられた仲間と協力を行っても覆せない縛めを手足に与えられた男達は、外側から施錠された地下室の扉と格闘することさえ状況へと追いやられてしまっている。
だが、今の男達は手足を封じられた事実に対する焦りを一切示していない。仲間と共に地下室へと監禁された現実を認識していながらも、その現実からの脱出を求める行動は何一つとして取ろうとしていない。
手足の拘束の後にもたらされた更なる拘束によって肉体を憎き敵の支配下に置かれた今の男達は、無様で可愛らしい猫以外の何者でも無い。頭皮に直接接続された猫の耳をかたどった装置と、尻穴にねじ込まれた男根型の装置と繋がっている猫の尻尾飾りを取り付けられた男達は、見た目を猫に寄せた装置達が織り成す拒絶不可の命令に従って痴態を晒すだけの間抜けな猫でしか無い。
意に染まぬ鳴き声と、意に染まぬ発情。そして意に染まぬ快楽の追求を勝手に作り上げる無慈悲な機械達に屈して肉体を外部から操作される惨めな男達はもはや、屈辱と恥辱を嫌がり怒りと憎しみを叫ぶ本心を全く伺わせない蕩けた声を発しながら為す術無く絶頂を迎えさせられるだけの淫猥な猫なのだ。

「んにゃっ、にゃふっ、んにゃうぅっ!」
「はっ、はにゃっ、ふにゃぁぁぁんっ!」

白と黒。別々の色を基調にした無慈悲な猫の衣装を纏わされた裸体を熱烈に刺激し合いながら、男達は時折だらしなく緩んだ顔を接近させ唇を重ねつつ絶頂を何度も何度も迎え続ける。
望まぬ頂点へと自らの動きで至らされ、同じ動きで仲間を追い詰めさせられる猫の男達は、ぐちゅぐちゅと淫らな水音を立てて摩擦される白濁に塗れた二本の男根を苦しげに脈打たせつつ、悶絶する本心を上書きした至福の笑みでにゃあにゃあと甘く鳴き喚き続ける。
もうイきたくないと願っても、自分の物であるはずの身体は命令を受け付けてくれない。片方が足を開かされたもう片方に覆い被さる格好を強いられ、そのまま密着させた男根同士を捏ね回し合う腰振りを休み無く維持させられている猫の男達が胸の内に誇りを捨てた哀願を響かせても、持ち主の権限を没収して肉体を動かす非道な装置達はわずかな休息すら認めてはくれない。
それどころか、冷酷な装置達は哀れな猫達が絶頂を迎える度に淫獄の質を際限無く引き上げていく。絶頂の回数に合わせて肉体全体の感度も高まっていく設定を自身を創造した異常な存在によって組み込まれた猫の装置達は、自由が残された絶頂の我慢さえも叶わなくなる程の状態を、捕らわれた男達に容赦無く叩き込んでいく。
イけばイく程、もっとイきやすくなる。そんな地獄を用意された猫の男達はもう、膨らむ一方の悦楽に為す術無く嬲り倒され、陥落へと追い詰められるしか無い。肉体を外から掌握された猫の男達はもはや、嫌だの一言すらも紡げぬままじょじょに間隔が狭まっていく絶頂にただただ絶望を募らせることしか出来ない。

「んちゅ、はぷぅっ! みゃぅ、ふみゃぁぁぁんっ!!」
「にゃふっ、ふちゅ、みゅっぅっ! にゃっ、んにゃっ、にゃはぁぁっ!」

舌を絡ませ合い、男根と遜色無い程の過敏さを有する弱点に育てられた乳首同士を高まりきった肌と共に擦り付け合いながらイきまくる猫達。助けを請う本心を猫の鳴き声に置き換えられながら仲良くお互いを快楽で苛み合い、射精に次ぐ射精へと上り詰める滑稽な猫の男達。
そんな猫達の甘い悶絶の様が繰り広げられている地下室の光景を監視カメラごしの映像を通して堪能している残酷な男は、自分が致し方なく家を離れている間に心と身体を淫蕩に仕立て上げられていく猫達に充足を抱きながら、次の目的地へと向かう車の後部座席で痴態が映し出されている端末を眺めつつ表情を彩る醜悪な歪みを何処までも深めさせていくのだった。






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