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動きを封じて強制発情

2014.04.12.Sat.21:00
「ん…む、ふぅぅぅ…!」

人里離れた場所に立つ、刑務所の牢屋の中で、囚人の男は刑罰を与えられていた。
甘く残酷な、性拷問の刑罰を。

「む、ぐぅ」

男の口に装着されているのは、ゴム栓の付いた頑丈な口枷。口枷には二つの南京錠がかけられており、その鍵は看守が別の部屋に移動させている為、自力で外す事は出来ない。
もっとも、目の前に鍵があったとしても、手が使えない状態では意味は無いのだが。

「ふぅ、うぅぅ」

男は呼吸を制限された身体で必死にもがき、逃れようとするが、その動きは本人が思うよりはるかに小さく、また情けない。
男の肉体は今、黒の拘束服によって気を付けの姿勢のまま足首も太股も手首も腕もベルトで括られ、更に自由を奪われた男は、牢屋の床にうつ伏せにされて鎖で床に全身を繋がれていた。

一人の男を拘束するにしては、厳重過ぎる拘束。囚人の男は寝返る事も許されず、無様に転がるしか無い。
しかし、男に与えられている責めは身体の拘束だけではない。拘束服のチャックを開けられ、そこだけ露出された男の…アナルには、一本のカテーテルが挿入されていた。
カテーテルの先を見ると、そこには透明なパック。まるで点滴のような形で、薄いピンク色をした強力な媚薬が男のアナルに休み無く注入されていた。

「ふ、おぉ、んおぉっ!」

口を塞がれ、息苦しさと媚薬による発情の熱で火照る男の表情は、かつて重犯罪者であった事を信じ難くさせる程に淫らに蕩けている。
強制的に性への渇望を高められ、淫薬に浸されているアナルは絶え間無くヒクついて快楽を求めるのに、男の周りには誰もいない。

手足を拘束された姿では自分で自分を慰める事も出来ず、また鎖で床に身体を繋がれていては、腰を振って勃起したペニスを床に擦り付けて快楽を得る事も出来ない。

「あえか…あふ、へ…」

涙を零し、制限された言葉で誰かに助けを求める男。
すると、それに応えるように牢屋の戸が開いた。

「あ、うあぁ」

現れたのは、看守。冷たく自分を見下ろす存在に、男はプライドも無く視線で助けを求める。
だが、看守はそれを無視する。当然だ。
今ここに訪れたのは、刑罰の一環なのだから。

「264番、鞭の時間だ」
「っ…! えあ、えあぁ…っ!」

鞭と言われ、男は恐怖して首を左右に振る。
看守が手にしている面の広い鞭による責め。男が一番、嫌がる責めだ。

「行くぞ」
「んーっ、んんっ」

尻に鞭があてられ、男は必死に呻いて許しを請うたが。
無慈悲にも鞭は、男の逃れられない尻たぶに振り下ろされてしまった。

「ふっ、んっ、んぅっ」

振り下ろされた鞭の強さは、激しい痛みを伴う物ではなくじんわりと熱さを伴う痛みを生む物だ。
けれど、媚薬に支配された過敏な肉体は、そのわずかな痛みを快楽と勘違いして、男に濡れた唸り声を出させる。
それこそが看守の狙いであり、男がこの責めを嫌がる理由だ。

尻を叩かれて感じている自分。逃れる事も出来ず無惨に快楽で身悶える自分。
今まで知らなかった自身の姿を思い知らされるごとに男は絶望し、壊れ、この快楽刑に堕ちていく。

「んぉ…むうぅぅ」

喘ぎ、身をくねらせる男の尻を、看守はアナルに刺さっているカテーテルに気を付けながら事務的に打ち据える。
牢屋には男が気を失うまで、緩く振るわれる鞭の音と、崩壊の色を帯びた男の呻きが響き続けていた。





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