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悶える男は更なる地獄を自ら引き寄せる

2023.02.15.Wed.21:00
全身に縄を着せられた汗塗れの裸体が、地下室の床に敷かれた分厚く黒いマットの上で情けなく痙攣する。
視界を黒革製の目隠しに遮られ、口に黒色のギャグボールを噛まされた無様な男は、言葉を封じるギャグボールの穴から唾液と共に痛々しく歪んだ哀願を不明瞭に飛ばしながら、縛められた裸体を意に染まぬ絶頂へと押し上げられていく。

「おっ、おぅえあぁ! ひゅる、ひえ……あぅえへぇぇぇぇっ!!」

意味が正常に成立していない声で許しを請い、助けを欲しながら、男は目隠しの向こうにいる男達に絶頂の到来を拒む意思を心から示す。
だが、残忍な男達はそれに一切応えない。捕らえた男から衣服と所持品を没収し縄を纏わせた男達は、尻穴に固定された淫具を引き抜くことも叶わぬまま無理矢理に絶頂を強要されていく滑稽で淫らな苦悶の様を悠然と嘲笑うのみで、慈悲を与えようとする素振りすら見せはしない。
背中で重ねさせられた肘から手首までの部分を縄できつく一まとめにされ、胴体に密着させられた二の腕をそのまま胸部へと結合され、それらの縄を後から足された縄で遊び無く繋がれた腕では、腰回りに這わされた縄で抜け落ちないようにされた極太のアナルバイブを引き抜きたくても引き抜けない。左右の足首同士とすね同士、そして太もも同士を縄によって括られた足では、尻穴のバイブを振り払おうと間抜けな格闘を試みることさえも叶わない。
両手両足の動きをほぼ完全に封じられた自分はもはや、非道な敵達が要求する通りに絶頂姿を提供させられるしか無い。そんな冷酷な現実を常に思い知らされながら追い詰められる男は、尻穴を苛烈な首振りでほじくり回し柔らかな腸壁を掻き毟るバイブの攻撃に無駄な忍耐を諦め悪く行いつつ、憎き敵達の前でまた望まぬ射精へと追い立てられた。敵の躾によって尻穴を淫猥な器官へと貶められてしまった惨めな男は、体内を蹂躙する装置の責めに我慢を突き崩されながら、もう何度目かも分からない尻穴での射精を、触られてもいない男根から精液を噴き出させる瞬間をみっともなく迎えさせられてしまったのだ。

「んぉぉぉーっ!? むぉ、ぶぅぅぅっ!!」

絶頂したくないのに、絶頂させられている。苦悶の事実に心と身体を翻弄させられ、理性と正気を打ちのめされながら、男は色の薄まった精液が張り詰め切った男根から溢れるのに合わせて何処にも逃れられない裸体をガクンガクンと跳ね回らせる。
目隠しの下で見開いた目から大粒の涙を零し、しゃべることを禁じられた口から放たれた甲高い悲鳴を地下室中に反響させながら、男は限界を越えた絶頂がもたらす甘ったるい熱の奔流をどうにかして体内から排出しようと敵達に鑑賞されていることも忘れ全身の縄を軋ませつつ、マットの上で己の汗と精液に汚れた裸体をのたうち回らせる。
しかし、苦しみを和らげたいと願う本能が紡いだ身悶えは、男はもちろん男の悶絶を堪能していた敵達ですら想像していなかった更なる地獄を引き寄せてしまった。マットの上で悲痛に転げ回っていた裸体は、一際大きく跳ねた際に己を無自覚に半回転させ、敵達に強いられた仰向けの姿勢からうつ伏せへと変化してしまった。それまで何の刺激も与えられぬまま間抜けに踊り狂いつつ射精を繰り返していた男根をマットに擦り付け、肉体に隠されていたバイブに蹂躙されている尻穴を残忍な敵達に披露する状態を、男は他ならぬ自らの動きで作り出してしまったのだ。

「おぉっ!? は、はぉ、あごぉぉぉっ!?」

下手に身体を揺らせば、高まりきった男根がマットに摩擦される。それを理解していても、裸体の震えを男は抑えられない。
腰を振ろうものなら、数えきれぬ程の射精へと追い立てられた男根がマットと精液に濡れた己の腹部の間で揉み込まれ、今までとは比べ物にならない速度で新たな絶頂を手繰り寄せてしまう。
その事実に気付いても、男は仰向けに戻れない。寝返りを打とうとしてもその途中で男根を嬲る刺激と悦楽に屈して肉体が脱力してしまう男は、かすかな身じろぎすらも強烈な快感に変換される拷問から離れられはしない。
勝手に淫獄の質を高め、自身を用意した以上の連続絶頂に追いやった滑稽な男を眺めながら、非道な敵達は男根をマットから遠ざけようと腰を浮かせては力尽きて落下し絶頂する愉快極まりないイき様に笑みの黒さを何処までも深め、興奮を加速させていくのだった。






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