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気まぐれな実験は無様な淫獣を作り上げる

2023.01.30.Mon.21:00
私が気まぐれに行った実験は、目論見通りに成功しすぎたが故に失敗と言わざるを得ない結果となってしまった。
妖精は己の肉体に損傷が発生した際、周囲に漂う魔力を取り込んで肉体を再生させる。その際に火の魔力が多ければ火の妖精となり、水の魔力が多ければ水の妖精となる。ならば、淫蕩な魔術に取り囲まれた状態で再生を経た個体は好事家が悦ぶふしだらな妖精が作れるのではないか。
私が研究に用いている森の隠れ家の前に倒れていた魔物に襲われたのであろう妖精を手に入れた私は、ちょっとした好奇心を満たすことと金を得ることを目的にして淫猥な実験を実行に移した。
しかし、そうして生まれた妖精はとても売り物にはならない存在だった。
放っておけば、尖りきった乳首と男根を自らの手で弄り尻穴を指でほじくる自慰を絶え間無く繰り返す。何度絶頂に達してもやめず、自慰の終了を命じてもとまらず、至福の鳴き声を甲高く発しながら一日中快楽を追求し続ける。
妖精本来の慎ましさを一切感じさせぬ淫獣へと堕ちた妖精には、商品としての魅力など無い。常時発情するよう躾けた獣人の方が弄びやすく従順である以上、わざわざこんな扱いに困る妖精を買う者などいない。かといって、森へ返そうにもこの妖精は私から加えられた甘い悦びをもはや忘れられないらしく、何度返しても勝手に隠れ家へと戻り縋るような視線を寄せ恥の概念も忘れきったおねだりを叫びながら自慰に耽ってしまう。
故に私は全てを諦め、肉欲の妖精となった少年を私専用の玩具として飼育することにした。無論、好き勝手な行動など許さない。許可無き自慰に浸ることなど決して認めない徹底的な管理を与えた上でだ。
私の魔術で淫乱に堕ち、快感無しの状況に苦悶を覚えるよう己を根底から上書きされた滑稽な妖精は、今日も私の机を無様に彩っている。
頭部の後ろで手を組み、背に生えた四枚の羽根をピンと伸ばし、足をがに股に開いた体勢から離れられないよう裸体を固められた妖精は懇願の悲鳴さえ紡げなくされた開きっぱなしの口から苦しげな呼吸を唾液と共に溢れさせつつ、ただじっとしているだけで際限無く増幅していく己の火照りに情けなく嬲られ続けている。
気持ち良くなりたいのに、なれない。快楽が欲しいのに、注いではもらえない。もどかしさを誤魔化す身悶えを行いたいのに、魔術に掌握された裸体は一生懸命に張り詰めている小さな男根を間抜けに振り乱す腰振りさえ出来はしない。
延々と続く生殺しに無言で悶絶する妖精を愉しみながら研究を進め、妖精であるが故に死はおろか発狂にも至れない少年が無限に理性を打ちのめされる様に愉悦を膨らませつつ今回得た内容を文字に残した私は、使い終えた羽ペンを妖精の横に置かれた筆立てに戻す代わりに魔術を唱え、何をされてもあっさりと絶頂するくらいに熟した小さな裸体を嬉々として苛み始めた。
私の手を離れた羽ペンが、白く肌触りの良い羽の部分で逃れられぬ妖精の全身を巧みに撫で回す。特に過敏で刺激に飢えている男根を除いた箇所をくすぐるように這い回りながら、羽ペンは私の意図に沿って妖精の少年に心地良くももどかしい淫獄を味わわせていく。
言葉を発せなくとも、視線で分かる。腰を前後に揺らしての自己主張を行えなくとも、慈悲を欲するような男根の脈動で理解出来る。
その、最高に愉快な男根も苛めて下さいの願いを無視しながら、私は男根以外をいたぶられつつ一切触れられていない男根から精液を次々と迸らせる妖精の痴態と妖精が絶叫代わりに紡ぐ乱れきった呼吸音を、研究に疲れた心と身体を癒やす娯楽として気が済むまで堪能し続けていた。






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