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悪の小屋で正義は甘くもどかしく見張られる

2023.01.21.Sat.21:00
逃げ出さなければ。砂に覆われた地面の上を素足で歩かされながら、男は胸に改めて危機感を募らせる。
悪党の好きに扱われる状況から、抜け出さなければ。保安官として培った正義の誇りを胸に抱きながら、男は焦りを露わにした様子で脱出を求める身悶えを必死になって繰り返す。
だが、保安官が幾ら裸体をもがかせようとも、悪党達の支配下に置かれた事実は覆せない。全身に縄を打たれありとあらゆる自由を厳重に削ぎ落とされた保安官がなりふり構わない態度で拘束との格闘を積み重ねても、それは自分を連行する悪の男に更なる愉悦を味わわせる結果しか生み出せはしない。

「んもっ……むぐ、ふぶうぅ……!」

口内に布を詰め込まれ、その布を吐き出せないようにと別の布を歯に噛まされ、更にその上から顔の下半分を覆う形で三枚目の布を装着された保安官が、鋭い反抗の中に隠しきれぬ絶望を滲ませた言葉にならぬ唸りを漏らしつつ思い通りに動かせぬ足で一歩、また一歩と移動を強いられていく。
二の腕と胴体を緩み無く繋ぎ背中で重ねさせた左右の手首から肘までの部分をきつく一つに括る縄を上半身に着せられ、左右の足首同士とすね同士、そして太もも同士を遊び無く結合する縄を下半身に施された保安官の肉体は、首輪のように巻き付けられた縄を引く力に為す術無く屈しながら左右を密着させられた足を用いた歩幅の小さな歩行をどうすることも出来ずに強要させられていく。
悪党に支配された土地で、無様に歩かされていく間抜けな正義。月明かりに淡く照らされた屋外で夜風に裸体を撫でられながら、悪が拠点に選んだ建物の脇に存在する小屋へとほぼ無抵抗で運ばれていく惨めな保安官。そんな保安官の無駄な足掻きを存分に堪能しながら縄塗れの裸体を小屋へと連行した悪は、扉を閉め首に与えた縄を解くと同時に逆らえぬ保安官を小屋の中央に敷かれていた薄汚れている布の上へと無理矢理にうつ伏せで寝転がらせ、すでに皆無に等しい選択肢を追い打ちで没取する縄拘束を、解いたばかりの首の縄を用いて保安官にもたらし始めた。

「んーっ! むっ、んぶぅぅぅっ!!」

足首を縛っている縄に、縄が接続される。その変化に追加の悪意を感じ取った保安官は、意味を持たない叫びを発しつつうつ伏せの裸体をもがかせ、悪党の意図を拒もうと試みる。
無論、手足を封じられている以上、保安官の拒絶はほんの小さな時間稼ぎ程度の効果しか持たない。悪の手を煩わせることは出来ても行動その物をとめさせることは出来ない以上、保安官の足掻きは無様さを余計に際立て悪を悦ばせる展開しか引き寄せられない。
故に、保安官は無意味な抗いを悪党の目と耳を愉しませる滑稽な見世物として認識されながら、足首に繋がれた縄を上半身の縄へと結わえ付けられてしまった。足を緩く後ろに折り曲げさせた格好から離れられない状態へと追いやられた保安官は、床を這っての逃走を画策することさえままならない姿に変えられてしまった。

「むっ、んむぅ! ふぐぅぅぅっ!!」

そんな保安官が諦め悪くうつ伏せの裸体をよじらせ縄を軋ませる様を堪能しながら、悪党は表情を一層黒く残忍に染め上げていく。
手も足も出せず、しゃべることも許されない。何をされても、一切を受け入れるしか無い。最高に情けない立場となった正義の男を存分に味わいつつ興奮を滾らせた男は、自らの尻に足裏を汚す砂を零しながら暴れている保安官の裸体を無理矢理に起こし仰向けに近い姿勢を取らせると、怒りと屈辱と戦慄が混ざり合った視線を自分に向けている瞳を覗き込みつつ、無慈悲な責めを宣言と同時進行で注ぎ込み始めてしまった。

「元気だねぇ、強気だねぇ。でもどんなに元気で強気な奴でも、チ○コを弄ってやったら朝にはすっかり大人しくなってるんだよなぁ」
「むぎゅっ!? もぉぉ!」

丸出しとなっていた男根が、意に染まぬ歩行の度に揺れていた保安官の男根が、巧みな圧迫と速度を操る悪党の右手に包まれ快楽を流し込まれていく。
硬くさせてはならないと自制する暇さえ認めない刺激を慣れた手付きで与え、みるみるうちに硬度を増していく保安官の男根の脈動を右手で感じながら冷酷に微笑む悪党の男は、猿轡越しに甲高い鳴き声を発し始めた正義に絶望を抱かせる非道な宣告を歪めた口から嬉々として紡いでいく。

「気持ち良いだろ、保安官さん? 俺が上手すぎて、今すぐにでもイっちまいそうだろ、保安官さん? でも駄目だ、絶対にイかせてなんてやらない。俺の後に来る次の見張りも、その次の見張りも絶対に射精させずにチ○コを気持ち良く苛めまくってやるからよ。イきたくてもイけない。眠りたくても眠らせてもらえない苦しみで朝までたっぷりと追い詰めて、頭も身体もおかしくさせてやろうな、保安官さん?」
「っぐ! みゅぅぅぅっ!! うーっ! ふむぅぅぅーっ!!」

恐怖に目を見開き、正義の矜持をかなぐり捨てた助けての絶叫を発しながら男根の快感に悶える保安官を生殺し目掛けて責め嬲る異常な幸福を噛み締めつつ、悪党の男は間違っても射精を許可しないよう、それでいて射精寸前の状態を何時でももたらせるよう右手の動きを繊細に調整し、保安官の理性を淫蕩に溶かす甘い地獄を見張りの交代となる時間が訪れるまで展開させていくのだった。






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