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非道な紋章は顔面の前で輝く

2023.01.11.Wed.21:00
どんなに騒いでも外部に一切音が漏れ出ないように設計されている石造りの地下牢に、ぎりぎり、ぎりりという縄の軋む音が絶え間無く響いている。くぐもった不明瞭な唸りと共に発せられているその音の正体は、装備品を一つ残らず剥かれ拘束を加えられた男達がどうにかして自由を取り戻そうと足掻く試行錯誤だ。
しかし、幾ら男達が試行錯誤を重ねようとも、裸体を縛める縄達は解けない。白布の結び目を緩み無く噛まされた口で悔しげに呻きながら頑張っても、薄い布を何重にも巻き付けられ更にその上から小さな麻袋を被せられ握り拳の状態に固定された手を振り乱しつつ格闘を繰り返しても、男達は自分と背後にいる仲間の身動きを厳重に封じている縄の拘束を緩ませることさえ叶わない。
二の腕と胴体を繋ぎ、その縄に密着させる形となるよう背面で交差させられた手首をきつく縛る縄を上半身に加えられた男達はもう、指の使用を禁じる拘束も相まって腕を用いた選択肢を一つ残らず没収されている。足首と太ももを短く結合する縄を施され、伸ばせなくなった左右の足同士を一まとめにする縄を着せられ、それらの縄と上半身の縄を結ぶ縄を追い打ちでもたらされた男達はもはや、緩い海老反りの体勢から逃れることさえ許されない。
そんな無様な裸体を背中合わせにされ、縄拘束同士を結わえる縄を駄目押しで与えられた男達は、一体化された二つの裸体と地下牢の天井に打ち付けられた金具を繋ぐ縄によって強要された床に膝のみが触れている体勢をどうすることも出来ずに受け入れさせられるしか無い。
自分達を屈辱的な姿に追いやり地下牢に放置した憎き敵の男達が醜悪な笑みを浮かべつつ帰ってきても、抵抗を一切行えない立場に置かれた惨めな男達は抑えきれぬ憔悴と怯えが混じった反抗の態度を虚しく示しながら、本格的な恥辱の準備を携えて帰還した非道な敵達の思い通りに地獄を作り上げられるしか無いのだ。

「んぅっ……! むぐ、むおぉ!」
「はいはい、今すぐもっと苦しめてあげるからね。無様な騎士さん?」
「っぐ!? ふうぅ!」

怒りを込めた言葉にならぬ叫びを聞き流した敵国の男が、まだ無意味に誇りを保っている騎士の頭部にすっぽりと麻袋を被せる。

「むぶうぅ!? うぉ、あぁ!」
「うんうん、羨ましいね。こっちの騎士さんも背後のお仲間と同じようにしてあげるから、嫉妬しなくても大丈夫だよ」
「ふぶぅぅ! むおぉぉっ!!」

背後で追加の拘束を装着された仲間を気遣う様子を見せた騎士に笑みの黒さを深めながら、敵国の男はもう一人にも同じように頭部を包む麻袋を取り付けた。
そして敵国の男達は二人が顔をめちゃくちゃに振っても麻袋が外れないよう口の部分を首の位置で縄を使ってしっかりと閉じると、視界さえも塞がれた滑稽な騎士達が丸出しにされた男根を情けなく震わせつつもがく姿を堪能しながら、麻袋に施した冷酷な魔術を何の躊躇いも無く起動させた。
騎士達の顔面の前で、麻袋が淡い桃色に輝く。二人にとって憎むべき敵である帝国の紋章型に刻まれた残酷な術の印が、眩しく光り出す。その光は自身の周囲に存在する大気の性質を無慈悲に変質させていく。呼吸の為の器官である鼻と口の周りにある大気を、淫蕩な物へと変換させていく。
そんな大気を使った呼吸を強要され始めた騎士達の変化は、誰の目にも明らかな決定的な物で。二人の騎士は露出させられていた乳首と男根の硬度と体積を一気に引き上げさせられ、全身の熱を発汗量の増加と共に高められ、一呼吸の度により濃い発情が襲い来る拷問へと、快楽を渇望させられながらも自力では手に入れられず敵達からも恵まれない生殺しの地獄へと、一瞬にして叩き落とされてしまった。

「っみゅ!? おっ、は、ほぶおぉ……っ!?」
「おっ、騎士さん良い鳴き声だね。その調子でみっともなく鳴き喚いて、俺達を愉しませてくれよ?」
「もぁっ、ぶ、あぁ! ふぐうぅぅ……!!」
「おいおい、腰揺れてんぞ? お前が腰振ったら、自分だけじゃなくて後ろの仲間のチ○コも一緒になって惨めに踊っちまうぞ? ま、俺達は見てて面白いから好きなだけ腰振って構わないけどな?」

意地悪く歪んだ声を指摘されても、制御しようとする意思はすぐさま無自覚に漏れる喘ぎと共に溶け落ちてしまう。
発情に流されての腰振りを笑い飛ばされても、我慢しようと試みる思考は堪えきれずに呼吸を行うにつれて失われていき、騎士達はあっという間に己と仲間の男根を仲良くダンスさせる腰振りに到達してしまう。
そうして、為す術無く淫欲に心と身体を蝕まれつつ痴態を次々と晒していく騎士達を鑑賞しながら、敵国の男達は騎士達の顔面を彩る自国の紋章の輝きに敬意を改めて覚えつつ、捕らえた騎士達から情報を引き出し肉欲に溺れた性奴隷に貶める淫蕩な拷問の過程を、二人が陥落する時まで興奮を滾らせ言葉の刃を浴びせながら見守っていくのだった。






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