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悪い子は良い子の前で羨望に蝕まれる

2023.01.08.Sun.21:00
胸元に取り付けられているドーム状をした装置が、男達の左右の乳首を乳輪ごと吸い上げつつ、引き延ばさせた突起全体を内部で回転する柔らかな毛のブラシを用いて甘く丹念に磨き続けている。小さな球を連ねたような形状をしている男達の尻穴を貫いた棒が、小刻みな振動と首振りを休み無く繰り返し腸壁全体に望まぬ愉悦を味わわせ続けている。
だが、一番の快楽を生成しているのはやはり、二人を裸体に剥いて拘束した男の手が無防備な男根を摩擦する刺激だろう。痛みは感じさせず心地良い圧迫のみを覚えさせる強さで男根を握り込んだ手が上下に動いて過敏な肉の棒を扱く責めは、乳首や尻穴を苛む責めよりも遥かに気持ち良い。脈動する幹を撫でられ特に鋭敏な亀頭を親指でぐりぐりと捏ねられる攻撃は、自由を奪われた裸体が仲良く惨めに悶え黒色をした棒状の枷を噛まされた口から思わず淫猥に歪んだ鳴き声が漏れるくらいに堪らない。
そんな抗いがたい淫蕩な至福を抵抗さえ許されぬまま注がれる苦悶の中で、男達は射精欲を限界以上に溜め込まされる生殺しの地獄を、決して絶頂には至れない出口を見失った悦びのみをもどかしく延々と抱かされ続けていた。

「んっ、んま、むぁ、うぅぅ」
「おぅ、むぉ……はっ、はおぉ」

左右の手首に装着された黒革の枷に地下室の天井から伸びた鎖を接続され、左右の足首同士を短い鎖で結ぶ枷を施され、万歳とつま先立ちを同時に行う体勢に固められた男達にはもう、椅子に腰掛けた姿で悠然と二本の男根を手でいたぶっている男に募らせていた怒りを思い出す余裕さえ残されていない。
ほんの少しでも気を緩めれば、憎き男の思惑通りの屈服へと導かれてしまう。非道な男の手の中で痛々しく跳ねる男根が叫ぶ射精したいの願いを必死で却下し、もっと激しい快感が欲しいと喚く本能を己の内で押し殺しながら、男達は堕ちたがる本心からひたすらに目を背け続けている。
しかし、幾ら陥落を嫌がり誇りと矜持を気丈に保ってみても、敵に捕らえられた事実を覆す手段は何一つとして無い。どんなに欲望に逆らっても、どんなに衝動を否定しても、男達の忍耐は自らを余計に苦しめ追い詰めるだけの無意味な抵抗でしかない。
もはや、自分達は己の淫らな願望を認め、敗北に向かうことしか出来ない。まだまだ飽きとは程遠い態度で男根を弄び疲労の色すら欠片も見せてはいない残酷な男の焦らしに苛まれながら絶望と諦めをじわじわと蓄積させられた男達はやがて捜査員としての正義を保つ気力すらもじょじょに削ぎ落とされていき、責めが開始してから一時間弱が経過した頃とうとう一人の思考が破裂に達し、壊れた捜査員の男は正面にいる仲間の戦慄さえも意に介さない何もかもをかなぐり捨てた射精を求めるおねだりをなりふり構わずに全身で表現し始めた。

「おえ、あい、ひあうぅ! いひ、はいえふ!! ひゃへー! ひゃ、ふぇぇぇっ!!」

真っ赤に充血した乳首をブラシで撫でる装置を与えられた胸元を突き出し、つま先立ちを強いられた足を痙攣させつつ腰を小さく前後に振って自らの動きで男根を男の手に擦り付けながら尻肉をくねらせ、尻穴を弱く震わせ撹拌する棒で己の腸壁を一生懸命に抉る男。棒に塞がれた口で不明瞭ながらもはっきりと分かる絶頂の懇願と射精の要求を望みつつ、涙に潤んだ瞳で紡ぐ縋る視線を悪と認識し敵意を寄せていた男に寄せる捜査員の男。その最高に愉快な堕落の様子を堪能しつつ満面の笑みを浮かべた男は、おねだりで先を越されたもう一人の捜査員が浮かべている間抜けな表情を一瞥し嘲りを込めて口角を吊り上げながら二本の男根から手を離して椅子から立ち上がり上手に絶頂を欲しがれた捜査員の背後に移動すると、期待と幸福を露わにした吐息を漏らす無様な捜査員の乳首と尻穴を緩く嬲っていた淫具達の駆動を一気に最大の物へと引き上げつつ今度は一本の男根に両の手を這わせ、さっきまで加えていた物とは全く違う責めを、自分から願うまでとどめの快楽を絶対にもたらさない責めとは真逆な許しを請うても絶対に快楽を途切れさせない絶頂に次ぐ絶頂を強いるイき地獄の責めを、笑いの混じった咎める言葉を嬉々として吐きながら作り出し始めた。

「ちゃんと良い子におねだり出来た捜査員さんは、たっくさんイかせまくってあげようね。おねだりしたら許してあげるって言ったのに無駄に我慢した悪い子の捜査員さんが羨ましがるくらいに、自分はいけない子だったってしっかり反省出来るくらいにイき狂わせて、正義の心と頭を幸せに溶かし尽くしてあげようね」
「イぅ! ひむぅぅぅっ!! ひゃへー、ひょまらあいぃぃっ! まふぁ、ひうぅ! いっはい、イへうおぉぉぉっ!!」

一息吐く暇さえ存在しない絶頂の波が絶え間無く押し寄せる拷問に鳴き喚き、逃れられぬ裸体に幸福を剥き出しにした身悶えを行わせる堕ちた仲間の光景を為す術無く眺めながら、一人生殺しに取り残された捜査員は悪に屈しないと考えていた思考を羨望に蝕まれつつ、無自覚に腰を前後に揺らめかせ射精をお預けすることを目的とした摩擦さえも没収された男根を惨めにふるふると踊り狂わせていた。






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