fc2ブログ

最後の冷酷も知らずに男達は無慈悲なスイッチを押し込み続ける

2022.12.30.Fri.21:00
背にした壁と一体化している黒革製の拘束服を着せられた男達は、腕の自由を奪われると共に壁から離れることを禁じられ、無慈悲な淫獄からの逃走を不可能とされてしまった。
自らの身体を抱き締めているかのような状態を腕に強いる拘束服に内蔵された意に染まぬ快楽を生み出す装置から抜け出したいと考えながら暴れても、男達は誰一人として淫らな苦悶から抜け出せはしない。輪状の金属と黒革を組み合わせて作られた開口具によって閉じられなくされた口から言葉にならない唸りを漏らしつつもがいても、男達は乳首付近と男根の周りに配置された薄い機械がもたらす振動を振り払えない。すぐ近くにいる他の仲間達と協力して状況の打破を図ることも認められない姿に追いやられた無様な男達は、間抜けな鳴き声を放ちながら甘い悦びに為す術無く翻弄させられるしか無い。
淫猥な責め苦からの脱出を封じられ、快楽にいたぶられるだけの存在に貶められた男達。仲間と意思疎通を試みることさえ許されぬまま、快感に追い詰められること以外何も行えない立場へと追いやられた惨め極まりない男達。
だが、男達の心と身体を辱める無慈悲な仕打ちは、これで終わりでは無い。真に非道な装置が作り上げる残忍な苦悶が、逆らうことも出来ない男達に追い打ちであてがわれている。
それは、男達の足に装着された靴のような形状をした器具と、それと繋がっている床に直接設置された箱状の装置が織りなす苦悶だ。
床に接続されている箱を真横から足裏で挟むような位置から動かせないように箱の側面に取り付けられた靴を履かされた男達は、上半身を壁に預け座っているかのような姿勢を強いられている。靴に存在する幾本もの黒革ベルトを緩み無く絞められたせいで指を使わなければ靴を脱げないようにされてしまった男達は、悶絶を司るスイッチを携えた箱の側面から足を遠ざけたくても遠ざけられない。
初期位置からズレればズレる程、乳首と男根を苛む振動が苛烈になる。そんなスイッチと左右の足裏を密着させられてしまった男達は、快楽に流され無自覚に弛緩しようとする足の力を必死で保ちながら、箱に内蔵されている強力なバネの力を用いて位置の維持を困難にさせるスイッチと仲良く滑稽に格闘させられ続けるしか無いのだ。

「あっ、あぉ、ほごっ、もあぁ!」
「はっ、はぉ、はっ、ほぉぉぉんっ!」

開きっぱなしにさせられた口から溢れる悲鳴の色を過敏に変化させながら、男達がガクガクと震える足で強い反発を示すスイッチを箱の中へと押し込んでいく。ほんの少しでも脱力すればスイッチが限界まで引き出され、乳首と男根を最大の悦楽に叩きのめされる淫獄へと突き落とされてしまう。すでに数え切れないくらいの絶頂に追い立てられている男達は、自分達にこの拷問を加えた憎き敵達への怒りを思い出す余裕を無くし隣の仲間と視線を交わして励まし合う気力も失ったまま、大粒の涙と飲み込みきれない唾液をだらしなく垂らしつつ更なる責め苦を必死になって拒んでいく。
しかし、体力の限界には抗えない。傾けた意識を上書きする程の疲弊には勝てない。じょじょに強まっていく快楽の勢いに気付きながらも足に込める力の復帰には至れなかった男が、一人また一人とバネに屈してスイッチを最大まで引き延ばされていく。乳首と男根に、今よりも冷酷な快楽がやって来る。あらかじめ伝えられていた絶望に打ちひしがれる男達は、憎き敵がわざと伝えずにいた上乗せの責めの起動に目を剥いて悶絶しながら、間抜けに開き切らされた足を跳ねさせつつの絶頂地獄に悶え苦しむしか無い。
足を包む靴型の拘束具に内蔵されたくすぐりの刺激を生成する装置によって快楽で壊れかけの理性に追撃を加えられ始めた男達はもはや、笑い狂わされイき狂わされながら崩壊に向かう展開をどう足掻いても避けられはしないのだ。

「はぉっ!? はほほぉっ!? あかっ、はほほっ、あひゅほほぉっ!?」
「はっ、ひぉ、ひょほほぉっ! はぇ、へひゅ、ほひゅぅぅっ!!」

たたでさえ苦しかった呼吸が、余計に苦しくなる。耐えようと考えていても耐えられずに絶頂へと導かれるくらいに容赦の無かった快楽が、一層容赦の無い物として襲い掛かってくる。
敗北に達し笑いと喘ぎが入り混じった絶叫を奏で始めた男達の声を耳にしても異変を察せなくなるくらいに思考能力を削ぎ落とされた他の男達は、最後に待ち受ける冷酷な責めの内容を知る由も無いままくすぐりの機構をまだ静止させている靴を纏わされた足で乳首と男根を震わせる淫具と連動した箱のスイッチをただただ無様に押し込み続けるのだった。






↓よろしければ、応援クリックお願いします↓

小説(BL) ブログランキングへ

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL短編小説へ
にほんブログ村

B L ♂ U N I O N
↓よろしければ、こちらも応援クリックお願いします↓





















関連記事
スポンサーサイト
[PR]

コメント

管理者のみに表示