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歪んだ認識のままに偽りの悪は反省を促される

2022.12.28.Wed.21:00
更生の見込みが無いと判断された凶悪な犯罪者は、反抗心を奪う調教を施された上で小金持ちを愉しませる奴隷として買い取られ飼育されることになる。そんな存在しないはずの常識が、その街を支配していた。
捕らえた少年ヒーロー達をこれ以上無く辱め、屈服を味わわせる為。ただそれだけの為に街全体の認識を歪ませる装置を起動させた悪の組織に属する男達は、正義の力の源であるヒーロースーツを奪われた無様な少年達を慣れ親しんだ街を惨めな格好で練り歩かせ、悪に敗北した事実を絶え間無く残酷に思い知らせていた。

「おい、見ろよ。薄汚い犯罪者共がみっともなく腰振ってよがってやがるぜ?」
「んぐっ、むぐうぅ」
「うわこっち見た、気持ち悪。犯罪者ってだけで無いのにこんな街中でイきまくってるとかマジで頭イカれてるな」
「ふぅ、むおぅぅっ」

違うと言いたいのに、言えない。仮に言えたとしても、自分達を唾棄すべき悪と判断するよう真の悪に情報の捉え方を操作された街の人々は、聞く価値の無い戯れ言として言葉を切り捨ててしまうだろう。
犬を模した黒い耳飾りと骨を模した白い枷が細い黒革のベルトで一体となっている器具を頭部に与えられた少年ヒーロー達は、自分と横の仲間を貫く街中の冷徹な視線に絶望を抱かされつつ、偽物の骨に言葉を封じられた口で誰にも届かぬ助けての鳴き声を上げる。

「あんなガキが凶悪犯とか……世も末だな」
「ふぶっ、んもうぅ」
「こっち見てんじゃねーよ! 悪人らしくケツ穴ほじられながら無様晒しとけ!」
「はぉ、あおぉ」

拘束を解いてくれなくても良い。せめて誰か、この快楽の拷問から解放してくれ。
発言を禁じられた少年ヒーロー達は、背中で伸ばした腕を二の腕まで包み緩み無く絞め上げる黒革製のアームバインダーを耳障りに軋ませ、黒革製のブーツの上から足首へと嵌められた黒革の枷同士を繋ぐ金属製の棒によって閉じることを不可能にされた足を痛々しく痙攣させながら涙に濡れた目で救いを請うが、慈悲は与えられない。
異常なはずの光景を当然の物と、ひいては当然の報いと理解している街の人々は、幼い男根の根元と亀頭近くに巻き付けられた黒いベルト型のローターの振動に喘ぎ、尻穴から垂れ下がった黒い犬の尻尾飾りと繋がっている極太のアナルバイブに腸壁を掻き毟られながら望まぬ射精を繰り返す二人の少年ヒーローを助ける素振りすら見せない。
事実にそぐわない理由で、守ろうとしていた人々に罵倒される。それも、見知った町並みを隷属の立場で見せ付けられつつ、雄と雌の悦楽に頂点へと押し上げられながら口々に罵られる。
そんな地獄に突き落とされた惨めな少年ヒーロー達が、何度射精へと上り詰めさせられた頃だろう。不意に二人の後を歩く形でヒーロー達の公開凌辱を堪能していた悪の男は、頭部の拘束具の固定をより強固にする役割も兼ねている黒革製の首輪の後部に結わえたそれぞれのヒーロースーツに合わせた赤と青のリードを何の宣言も行わずに電柱へと括り付け、突然の変化に怯える二人を堪能しながら満面の笑みで非道な別れを告げてしまった。

「そんじゃ二人共、俺はちょっとそこの店で飯食ってくっから。食べ終わるまで、街中の人にたっぷり苛めてもらって、自分達がしたことを反省させてもらうんだぞ?」
「んもうぅ!?」
「あぉっ、うぉぉっ!?」

そんな、と打ちひしがれる少年ヒーロー達を黒さを深めた笑みで嘲りながら、悪の男は目を付けた店へと足を運んでいく。
街中の認知を変容させる装置の力を借りて席を空けさせ、無料での食事を注文した悪の男は、自分が離れてからまだ五分も経過していないというのに正義感を携えて二人への責めに参加し始めた街の人間に充足を募らせながら、全面ガラス張りの壁越しに見える愉快な見世物と、かすかに聞こえてくる淫猥な絶叫を味わい出す。

「ほら、クソガキ共。ちっとはイかないように耐えてみろよ」
「あっおぉ! んみゅぉぉっ!!」
「乳首捏ねられて、ケツ叩かれてイきっぱなしかよ。このままじゃご主人様が戻ってきても散歩続けられなくなっちまうぞ? 我慢しろや」
「ほごぉぉっ!? むぁ、あむぅぅっ!!」

耐えられなんてしない。我慢なんて出来やしない。
悲痛に寄せられる少年ヒーロー達の拒絶を凶悪犯に反省を促している証拠として受け取りながら、己が取っている行動の異常さに気付けなくされた街の人々は抵抗と逃走を奪う拘束を鳴らしつつ嫌がる二人を非道な悪の男の前で絶頂に次ぐ絶頂へと導き、自分達が街ごと悪に掌握されたという現実を無自覚に更なる確定の方へと近付けさせていくのだった。






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